ザウルスの法則

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ザウルスの法則

ゴビ砂漠に横須賀米軍基地を再現?中国軍ミサイルの実験用標的?

2019-04-08 01:25:53 | メディア時評

ゴビ砂漠に横須賀米軍基地を再現?中国軍ミサイルの実験用標的? :朝日新聞トップ記事

 

これは朝日新聞のスクープ記事である。他紙はこの重大なニュースを報じている気配はない。

 記事最下段に出てくる 「盾」 とは “イージスシステム” を指す。

 

                                             イージス艦        イージスアショア

 

横須賀基地までの距離とほぼ同じ中国国内のミサイル発射基地からここに向けて発射して、命中精度、破壊力、所要時間等の性能試験をしたに違いない。

横須賀市民はこの画像をどう見るか?

中国のミサイルの命中精度を信じて、市街地にはいっさい被害が及ばず、ピンポイントで米軍の艦船や基地だけが破壊されることをひたすら祈るだろうか?

 

ターゲットは横須賀だけではない。沖縄も当然そうだ。さらに厚木航空施設(空母艦載機本拠)をはじめ、空軍・沿岸警備隊が使用する横田基地(在日米軍司令部・国連軍後方司令部が所在)、海兵隊岩国基地、陸軍キャンプ座間も当然ターゲットとしてすでにプログラム化されているはずだ。 

 

中国軍のミサイルのターゲットは米軍基地だけだと思うほどナイーブな日本人も少なからずいることだろう。しかし、日本の自衛隊の基地もすべてターゲットとしてインプットされていると考えるべきではなかろうか。

昨年10月に、中国人民軍陳将軍は 「地図に載ってる自衛隊基地にミサイルを大量に撃てば勝てる」 と豪語したとされている。

http://vip2ch.net/2018/10/27/post-4040/

 

今回の朝日の記事はさらに大きな2面に続く。

 

 

 短距離ミサイルほどすぐに飛んでくるため、迎撃の余裕がない。

短距離、中距離で数多く一斉に発射されたら、“イージス” も役に立たない。

 

 

 

 

潜水艦にミサイルを装備するのは常識であり、仮想敵国へ忍び寄れば短距離ミサイルで十分である。

大陸間弾道ミサイルなどは相手に余裕をもって撃ち落とされるだけの無用の長物となってきた。しかし、“陽動作戦” における “ダミー” として使われる可能性もある。“イージス” の迎撃能力をそちらに釘づけにしているあいだに、別のたくさんの場所から短距離、中距離のミサイルで “飽和攻撃” する戦術だ。

 

上から3段めにある 「有事の際」 の具体例が 4段めにある 「我が国が台湾に侵攻した際、」 であることは明白であるが、 「台湾」 はほんの小手調べに過ぎないであろう。

「ロケット軍」 創設は、極東アジアから始まってアジア全域へと遠大な 「一帯一路」 という百年の計に基づく中国の領土拡大、覇権拡大に “横ヤリ” を入れさせないための布石なのである。放置すれば、日本の竹島、沖縄、北海道も次々に呑みこまれるだろう。

 

 

 

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