わざわざ読んでゃ 「ゆずの宿」便り

「燃える湯魂Burning hot soul」の泣き笑い奮闘記

倫敦塔(ロンドン塔)

2012年08月08日 01時34分07秒 | 地域情報
 唐突ですが…

 「余」は、行くあてもなく倫敦をさまよったのち、倫敦塔を見物した。これが留学中ただ1度の倫敦塔見物である…(『倫敦塔』夏目漱石)
 作者の夏目漱石さんは1900年(明治33年)10月から1902年(明治35年)12月までの2年間、文部省留学生としてロンドンに留学しちょって、この折のロンドン塔見物を題材に書かれた作品ながやけんど、同時期に書かれた「吾輩は猫である」のようにユーモアや風刺はなく、幻想的な作品ながよ。漱石自身が末尾にこの作品が想像であるとを記しちょって、ちっくと毛色の違う短編ながァです。




 昨日は立秋…。秋の気配は見えねども、暦の上では暑さの頂点を越えて、「残暑」となるがです。そんな中で世界中が注目しゆうロンドンオリンピックも終盤にさしかかり、寝不足気味の人も多いろうけんど、「燃える湯魂」は今日も元気に「ゆずの宿」へ



 この赤い派手めながァは「ドラゴンフルーツ」言うて「仙人掌(サボテン)の実」らしいけんど…、どんな風に生っちゅうがやろ~?



 漱石の「倫敦行き」と私の「北川村行き」…無理矢理こじつけてネタにしちゃおかとしたけんど…、夏場の野菜仕入れと一緒でなかなか上手いこといかん。



 「北海にテムズ川」と「土佐湾に奈半利川」ぢゃあ…、そりゃまっこと趣も違うろぅと思う。けんどまぁ…大山漁港はえい眺めやし、前の山に映る雲の影もなかなかやし、奈半利港にドツク入りしちゅう遠洋マグロ漁船もえい感じに仕上がりゆうぜよ。



 ようだい言ぃゆう間にも夏の景色はどんどん変るきに、放っちょいても幻想的な感じに…。



 安田町の海岸で金色に反射する夕陽は、なかなか素晴らしいろうがぇ!昔この浜でぎっちり宴会をさせて貰ぅたけんど…、あの頃はまだ世の中がおおらかでこぢゃんと良かったねゃ。一緒に酒を酌み交わした人ももう何人かは故人となってしもうたけんど…。



 ロンドンでの熱戦はまだまだ続きよりますが、やっぱり圧巻やったがァは、陸上男子100のボルト!まるで周りが止まったみたいに見えるような末脚の伸びは、ごっつかったねゃ。

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