三方よし～江商（ごうしょう）に学ぶ～

　黄金週間前半のある日、地元紙に極彩色の記事が掲載され、アイスクリームもバカ売れ。



　池のクレソンは育ちすぎて残念なことに…。



　今年の黄金週間はお天気に恵まれちょって、川風を感じもって散策するにゃあぼっちりえい。



　表題の「三方よし」は、江商（ごうしょう、近江商人）の思想で「売り手よし、買い手よし、世間よし」としたもんぢゃ。高規格道路からの眺めも三方よし。



　トンネルでも「入口よし、中よし、出口よし」。ごく稀に逆走してくるもんが出るきに…、あんまり飛ばぃたらいかんぜよ。



　江商は大阪商人や伊勢商人と並び「日本三大商人」と称されよって、自国を離れて日本全国に事業を拡大する行動力と、合理的な考えを持ちながら神仏への信仰が篤く、表題のような行動哲学を持っちょって、ようけの大企業の礎をつくってきたがァです。



　「ゆずの宿」でも「三方よし」の考え方で商売しゆうつもりながやけんど…、なっかなかうまいこといかん。今年からはじめたこのフラフが文字通り「旗振り」になってくれたら嬉しいねや。

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BALLAD

　自宅の近所の公園で２５年間ず～っと口を開けたまんま居るカエルさん…。ひょっと顎が外れちゃあせんろぅかと心配ぢゃ。



　高知なら時期的にゃあ初夏でもかまんばぁで、色々な花が咲いたり、実が生ったり…、やけんど、全国的にゃあ妖しい空模様が続きよって予断を許さんみたいや。



　田植えはおおかた済んだくが多いきに、もうちくとしよったらこんまい音符がどっさり泳ぎ出すはずぢゃ。



　表題は何年か前の映画で確か「クレヨンしんちゃん」から実写化されたラブストーリーで「BALLAD 名もなき恋のうた」やったと思うぜよ…。



　私のウォーキングコースにもバラの花がどっさり咲いちゅう!



　因みに映画のキャッチコピーは「守ることが，愛することだった。祈ることが，愛することだった。」で、時の流れが心に沁みるストーリーを紡いでいくがァです。



　バラやゆずの棘は何のためにあるがやろ～？自然の中で捕食者から身を護るためやと想像できるがやけんど…、どうもそれだけではのうて何かしら情緒溢れるような…。



　こんまい漁港から「ゆずの宿」の方を望みもって、色々考え込んだりした休日やったぜよ。

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禍福は糾える縄の如し

　なかなかインパクトのあるワインのラベル…。やっぱり「おフランス」のセンスはオモロ～！やね。



　ここんとこ…、頭から離れん言葉が標題の「禍福は糾える縄の如し」ながよ…。



　道中の「わんこ友達」は皆それぞれにフレンドリィで、普段と変わらんお付き合いをしてくれゆうがやと思うけんど…、なんか心持優しいみたいな…。



　標題のお言葉は今更説明するまでもないがやけんど…、災禍と幸福とは糾った(縒り合わせた)縄みたいに表裏一体やきに、一時のそれに一喜一憂しても仕方がないちゅうことで、ぼっちりこの「飛び出し注意」の看板みたいなもんながァです。けんどこの裏表はあっさりしちゅうけんど、結構えい出来やと思うぜよ。



　本屋さんへ寄ってみたら、「…持たない多崎つくる…」が相変わらずの人気でエライことに…。自分よりひと回りも年上の作家が醸し出す空気の密度に文句なしの脱帽ゆね～。



　「ゆずの宿」も片田舎の観光施設なりにお客様からの評判にゃあ気ィ遣いもっていくがやけんど…、世の中そう簡単にゃあ思い通りにいく筈もないがァです。



　それやきに、予期しちゃあせんようなことが起きたち、それを何とか克服してプラスに転じられるように精一杯頑張らんといかんね～。

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晴耕雨読

　大荒れの天気で折角のフラフがエライことになったあくる日。朝もとうから近所の人らぁが復旧作業に精を出してくれよりました



　北川村のジェダイたちは流石で、あれっぱぁ一大事になっちょったもんが見る見る立てなおされて、お昼前にゃあすっかり元通り…いや元より良うなっちゅうかも！



　某国営放送の町肉体派キャメラマンのＮ町さんも自ら高所作業車を駆って取材に来てくれちょりました。相変わらずごっついパワーやね～。



　標題の「晴耕雨読」いうがは、鹿児島の芋焼酎にもあるけんど、言葉の意味は文字通り、晴れた日には田畑を耕し雨の日には家の中で読書することから「田園で世間の煩わしさから解放され心穏やかに暮らす、つまりは悠々自適に暮らす」とまあ…、羨ましい話ながよ…。そう言うたら高知県出身の人気作家有川浩さんの「図書館戦争」が映画化されて話題ながやけんど、こちらはオチオチ「雨読」しゆう場合やないようなお話みたいやね～。



　大型連休前の「ゆずの宿」では、もち悠々自適どころぢゃあないきに！せっせと準備中。特に今回の「ＧＷ特撰会席」は自信作やきに楽しみにしちょってつかぁさい！



　そんな中でも５月２６日にある「中岡慎太郎向学の道マラソン」の準備は欠かせれん！…がやけんど…なんか雲行きが怪しゅうになりゆう…。こりゃあ「晴耕雨読」とはいかんねや。



　まぁけんど、村を挙げての大イヴェントで、外からどっさりの人が来てくれるがやきに、何とか頑張ってしっかりやっていこうぢゃいか！みんなで「晴耕雨も耕」で一緒に歯をくいしばろぅや～。

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黄泉がえり

　天気予報は午後から雨…。白波が立つ海も霞んだ空も曖昧な感じ…ぜよ。



　この「お遍路まぐろちゃん」から「マグロは止まれないから旅をする」という発想をした女性が居るがやけんど、この話はなかなかえいきにお時間がある方はブログ「タイトルだけじゃブログの面白さはわかんない」を読んでみちゃってつかぁさい。



　この時期、山にゃあフジが目立つがァですが、フジとヤマフジがあって、どっちも他の木に巻きついて成長し、曖昧な藤色の花を咲かせるがやけんど…、フジとヤマフジぢゃあ蔓の巻き方が反対やということは、今はじめて知ったぜよ。



　蔓を絡めて育つ植物はびっくりするばぁ妙なくにも出てくるきに、きっと生命力が強いがやろ～ね～。そう言えば「ゆずの宿」界隈の災害現場も復旧が進んでよみがえってきよります。



　昔、キャンプ場やったくは、すっかりキレイになっちゅうきに、映画の「黄泉がえり」みたいに野外コンサートでも出来そうな感じや。



　けんど、その対岸をちくと遡ったら、まだこんなことやきに、ちっとやそっとぢゃあななかなかいかんがぜよ。



　なかなかお客さんが増えんきに、ちょっくら「モネの庭」へ偵察に行ってみたら…、ジャズバンドの生演奏中で頑張っちょった！



　こりゃあ「ゆずの宿」も指を咥えゆう場合やない！「よみがえり」をかけて料理に営業に精を出しますきに、どうぞ来ちゃってよ～

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負けないで

　朝からごっつい気懸りなことがあって…。



　一年越しの夢が叶うた翌日は、猛烈な荒れ模様で折角のフラフがエライことに…。



　実は前日に雨を見越して片付けるかどうかの議論もあったがァですが…、あんまり気持ち良さそうに風を受けるフラフに気押されたがと、耐久性を試してみたがったがァもあって、放置しちょこうということになったがよ…。



　けんど困ったことに裏目に出て、何やらパトランプ付のクルマまで！なすび色のパーカーを着た老師も心配そうに濁流を見よります。



　雨が小止みになったきにダッシュで点検に行ってみたら、かなりの重症…。



　特にダメージがふといがァを慌てて引き上げたがやけんど、水を吸うた木綿の重たいこと！オマケに強風に引き裂かれて悲鳴をあげる那須与一さんやら、金太郎さんやら…。



　折角叶うた夢やに、これっぱぁでぶち壊されてたまるか！と拳を握り締めても、いっぺんフラフが乾かんとどもならんきに、悔し紛れにＺＡＲＤさんの「負けないで」を口ずさみもって「ゆずの宿」まで一時退却ぢゃ。



　自然の猛威は、そんな私を嘲笑うみたいに周りにガスまでたちこめさせやがってホンマに憎たらしい！けんど見よってみい、絶対復活さすきにゃあ！

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極彩色の夢

　「ちょうど一年前に…」有名な歌の出出しやないけんど…、去年の今頃から頭に思い描きよったことが実現したがぢゃ！



　ご存知林鉄遺産で重要文化財の「小島赤鉄橋」から垂れ下がるロープ…。



　ずっと前から欲しかった極彩色のフラフ！男子の逞しく健やかな成長を願ぅて、端午の節句に高知県内東部の海岸地域で主に立てられるもんで、鯉のぼりや幟旗らぁと立てられちゅう事が多ぅて、豪快で迫力があるもんぢゃ。



　近隣の方々のご好意で寄付していただいて、こんなにようけ集まった！ホンマに有難いことです。どうもおおきに



　飾りつけもご近所のサポーターの皆様のご協力でトントン拍子に進んで、見る見るウチに極彩色につつまれていく赤鉄橋。



　この日は「風の谷」がベタ凪に近ぅて作業は楽に出来たがやけんど、肝心のフラフがうなだれてしもうちゅう…。



　橋の袂から絶景！が狙いやったがやけんど…



　来た来た来た来た～！フワリと舞い上がったフラフは夢のなかで思い描いた通りぜよ。予定ぢゃあこれから一ヶ月ばぁ飾っちょくつもりやきに良かったら見に来て「ゆずの宿」へも寄っちゃってつかぁさい

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ＮＯＲＴＨ ＲＥＩＡ（北川村へやって来た山の女神たち）

　大変お待たせいたしました（かなっ？）。ＪＷＢＡ日本女子プロ野球交流会の続編ぜよ。



　高知県安芸郡奈半利町の「ふるさと海岸」で鯉のぼりを立てた「ＮＯＲＴＨ　ＲＥＩＡ（山の女神）」の面々、今度は奈半利中学校で精鋭９名（都合により当日参加は７名）の野球部員と交流会ぢゃ。



　奈半利中学校は、ご覧の通り敷地内に鉄道が通る珍しい学校やきに、練習中あたりまえにこんな風景が！



　パッと見、相撲かと思うようなひょうきんな守備指導から、本格的なノックが始まった頃に私はちくと打合せのために「ゆずの宿」へ帰還。歓迎の立看板をかまえちょいて「モネの庭」で合流。いよいよ「山の女神たち」が北川村入りぜよ！



　ユニフォーム姿は勇ましいがやけんど、春爛漫の花を愛でもって庭を散策する姿は、やっぱりうら若き乙女やね～。



　「ＮＯＲＴＨ　ＲＥＩＡ」を直訳したら「北の山の女神」やきに山が多い北川村はホームみたいなもんやないろ～かね。



　そしていよいよ温泉へ！残念ながら入浴シーンをお見せすることは出来ンけんど、女神さまたちの元気と礼儀正しさと日焼けした健康な笑顔が光っちょりました。



　さて締めくくりは「ゆずの宿」特製の「ゆずジュース」で乾杯！ハードなトレーニングで疲れた身体を癒してもらえて良かったぜよ。ホンマにありがとうまたおいでよ～！恋愛禁止やなかったら彼氏も連れてきいや～！

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遥かなる一打

　公休日に生憎の雨…。ウォーキングの腰を折られて、とりあえずゴルフ練習場へ。運動不足とストレス解消にゃあ、是も亦善き哉。



　打席に入る前に大事な儀式…、いやウォーミングアップ…。実はこれが一番の目的やったりするがよ…。



　最近は殆どコースに出ることがのうなっちゅうきに、道具もあんまりアップデートされちゃあせん。キャリーバッグもアイアンも10年前のまんまぜよ。それでもここの練習場は前が一面の芝生やきに打席からちくと手を伸ばしたら雰囲気は味わえるきに好きながよ…。目を閉じて頭に描き出したコースに放つティーショットは美しい放物線を描いて遥か先のフェアウエイに…、ところがどっこいイメージ通りにいかんがぁがゴルフの醍醐味？



　午後になって雨もあがったきにウォーキング開始。午後からのパターンは稀やきにちくとコース変更。遠目から見たら結構リアルなキリンさんの親子につられて、最近再生を始めた園芸屋さんに寄ってみた。



　結構な品揃えで再生開始前より随分良くなったような…、御近所やし…、一打一打慎重にやって上手く進んでくれたらえいと思うぜよ。



　外に出て田植えが終わったばぁの田んぼを見たら、雨上がりの景色が綺麗に映えて素晴らしい眺めやった。こんなとこへティーショットを打ったら気持ち良さそうやけんど…、ウォーターハザード100%やきに勿体無いか…。



　マッサージやら目のストレッチやら…、色々えいメンテナンスになった…。皆ァも「ゆずの宿」への～んびりメンテナンスしに来んかよ～。

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死んで貰います

　「花も実もある」とは良ぅ言うたもんで、咲き誇った花の後にゃあ可愛いらしい実が控えちゅうがです。



　つまりは、「至ってまとも」ということで「外観も内容も立派」とか「道理に適うちょって人情がこもっちゅう」みたいな意味で「花も実もある粋な計らい」とまぁ…、こんな風に使うがです。



　まぁ中にゃあ「根っ子」とか「燃えカス」が大事やったりすることもあるがやけんど…。



　苔生したコンクリートの壁から、顔が覗きよったり、大事なメッセージが書かれちょったりも…。はてさて何を言おうとしよったがァやったっけ…？



　行きつけの魚屋さんにゃあ色々な顔が並んぢゅうけんど、口から釣り糸を出して無念の形相が深い奴も居る…。けんどここはお題目通りに低～い声で「死んで貰います」



　この台詞は高倉健さんの代名詞にもなるばぁ有名なもんで、映画の題名もまんま「昭和残侠伝死んで貰います」やった。私がまだ10歳の時の流行文句やけんど、ドスのきいた声で「死んで貰います」…。ごっついカッコよかったがぜよ！



　ちゅうワケで、この日は大量のカワハギさんに「死んで貰います」を連発して氷詰めにして「ゆずの宿」へ。飛行機雲がはしるお空にカワハギさんのご冥福を祈る…。って美味かったら幸せでえいぢゃいか！

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