Wild Child～冷静と情熱のあいだ～

　情景についてくる音…みたいな感覚…あるろぅがよ？



　もうちっと有名になってきたら、「高知家」の表札から「よさこい節」が聞こえてくるかも…。



　やや鈍色がかった空に走る「ひこうき雲」にゃあ、どんな音楽が合うがやろ？うん？前のトラック…かわうそ？頭の中を流れていく曲は何故か「Wild Child（エンヤさん）」…。



　いつもの「やすらぎ市」に着いても…やっぱり…引き続き「Wild Child」…。



　えい味出しちゅう品物を見ゆう間も…ず～っと「Wild Child」が流れっぱなし…、どうも前の日に「ブックオフ」で辻仁成さんの「冷静と情熱のあいだ　Blu（ブリュ）」を手にとってからスイッチが入りっぱなしになってしもぅたみたいや…。



　モヤモヤしながら、何を食べてもうわの空で…。



　「ゆずの宿」へ着いて、フィレンツェとはまるで違う景色の中に居っても、頭の中のＢＧＭはそのまま…。



　１０年前の約束を昔の恋人が覚えているかどうか…みたいなことはめっそう関係ないみたいな場所に居ったち…、音はそのまま…。



　「ドゥオーモのクーポラ」ほどの歴史は無いし、見た目もまるで違うちゅうけんど…、なんとなく「小島橋」の向うから昔の恋人が現れそうな気分になれるかもしれんぜよ…。

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マドンナ倶楽部

　「高知家」はぢまって初のフラップポケットやきに…、ちっくと納まりが悪い。



　「ゆずの宿」では、夏仕様の丼物を考えたり、アサガオのカーテンを用意したり…。



　室戸産の「ながれこ」は、あと二カ月ばぁのお愉しみ…。ここんところなかなかふといがァが入りゆうきに、お造りがオススメぜよ。



　ところで…、この日はＪＲ四国さんが企画してくれた「マドンナ倶楽部」の初日やったがよ。



　温泉初号機を駆っていそいそと、マドンナとの待ち合わせ場所「田野駅屋」へ！フレンドリイなツバメさんや夏満開の水菓子やらが印象的やった。



　程なくお目当ての列車（いやこたぁない二両編成やった…）が、ホームに滑り込んできて続々とマドンナさんたちが到着ぢゃ！



　生憎のお天気やったけんど…、「ゆずの宿」懸命のおもてなしは喜んでいただけたがやと思うぜよ。



　美味いもんを喰うて温泉…。お料理は画像で紹介した宴会料理やら、お馴染の会席料理やら…、出来るだけ相談に乗らいて貰いますきに、何でも言うてきてよ～。

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36億分の1

　「ゆずの宿」の仕事がキリ良ぅに済んで、珍しゅう明るいウチに家へ帰ったきに、安芸社宅の近辺をウォーキングぢゃ。



　なんか凄い塀…。こうなるまでにどれっぱぁかかるがやろぅか？高知市内と較べたらワンコのお散歩が少ない感じ。



　近くを流れゆう「江の川」の「椿橋」には鯉を模った橋桁と謎の建造物があって、下を覗いたらその通りに鯉がうようよ。



　小雨が降るなかを今日も律儀にお供してくれるカミさんと何やらご利益がありそうなモニュメントを見学。知り合うてからもう２９年になるけんど、いっつも傍に居ってくれてしょう助かるがぢゃ。



　慣れんくやけんど、海岸から近いこの町は、私がこんまい時に居った町に似ぃた潮の香りがして何やら懐かしい…。



　近くの市場で見掛けた屋号を書いた木札は、なかなか風流でえいね～。この辺は海産物屋さんがようけあるきに、そのおこぼれで暮らしゆう動物も結構居る。



　晴れちょったら何億匹もの「ちりめんじゃこ」が干されるくも、生憎の梅雨空で何ちゃあない。何億いうたら、この世界の人口７２億人としたら、いっっも隣に居るカミさんは、その半分の中の女性の「３６億分の１」にあたるこぢゃんと大切な人ながぜよ！



　ウォーキングの〆は近所の魚屋さん旬の赤伊佐木を５０円引で買うて、大満足の晩御飯やった。こりゃあホンマにカミさんに感謝感謝

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さよならゲーム

　高知家の花、「やまもも」の果実が只今最盛期ぢゃ！



　公園の芝生にゃあ謎の「陣取りサークル」みたいなもんが…。ここで何時も芝生のお世話をしゆうご老人が何か始めたにかわらん。



　何となく北川村に関係アリそうな賃貸物件やら、カスタムメイドのダットラやら…。色といい、細部のコダワリといい、この仕上がりはかなりのもんやと思うぜよ！



　一時期のブームが過ぎて下火になったバスケットボールやけんど…、私が初めてドリブル練習した頃と較べたら随分「市民権」を得ちょって、ちくと散歩したらそこいら中に「リング」がある。



　実は私もバスケットマンの端くれで…、結構長いことコートの中を翔びまわりよったこともあったがァです。けんどまぁ最後のゲーム…私の「さよならゲーム」からでもかれこれ２０年は経っちゅうろう…。近くの公園で娘にシュートを教えたがァも大昔やね～。



　この日、注文しちよった老眼鏡が仕上がってきた。これで三本目…、相変わらず遠くは人一倍よう見えるがやけんど…、手許の距離はどんどん怪しゅうなってきゆう。老眼鏡を使い初めた頃よりは、ダイエットと筋トレで身体も締まったし、煙草もやめたきに、間違いのう健康にはなっちゅうろうけんど…、基礎体力はかなり落ちたがやないろ～か？



　表題の「さよならゲーム」は、私の娘が生まれた年につくられたアメリカ映画で、ケビン・コスナーさんが扮するヴェテラン野球選手と素質条文なルーキーとディープなファンの女性との三角関係を描いたもんで、次の契約も覚束んロートル選手の悲哀と恋が結構泣けるがよ…。



　私の「ゆずの宿」での仕事は先日契約更改があって一年延期になったきに、引き続きよろしゅうお願いします

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みのり

　雨のやみ間にウォーキングしよったら、早くも色々と「みのり」の兆しが出てきちゅう。



　青々とした水稲は、どっさりの稲穂をつけそうで収穫の秋が楽しみやけんど…。



　ふと水中に目をやると…、不穏な影がようけ迫っちょって、かなり心配ぢゃ。



　最近目立っちゅう「安い！」も花盛りやけんど…、採算がとれゆうかどうか…、こちらも心配…。うまいこと「みのり」があって商売繁盛やったら、利用する方も安心で万々歳やね～。



　以前にここで「キングギドラ」と紹介したことがある三首の蘇鉄を久し振りに観察してみたら…。



　根元ちかくにこんまい若葉みたいなもんが出よったり、今にも産まれそうな風に膨らんだふとい花が！こりゃあ「実りの秋」まで待たんでも、直に産まれそうやね～。



　近くに住みゆうロバさんの安否確認も忘れず済ましたら、この地区で昔から頑張りゆうレストランの前へ…。美味しそうなランチメニューやけんど…、今日は独りやし、また雨になりそうな空気の湿り具合やきに、スルーしちょこう…。



　午後からの雨に備えて、「ブック・オフ」の均一コーナーで格安のハードカバーを買うてきた。老眼になってからは単行本を読むがァが辛いきに、筋トレも兼ねてハードカバーばっかりや。



　静かで涼しい「ゆずの宿」の廊下にも本棚をかまえちゅうきに、温泉の前後に鳥の鳴き声を聞きもって、のんびりまったり読書して「みのり」を待つがァも、なかなかオツなもんぜよ。

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ウキ雨季

　いよいよ梅雨本番みたいなことやけんど…、ついでに台風まで絡んできて、「ゆずの宿」への道は、少々困ったことに…。



　魚梁瀬でこぢゃんと降りゆうきに、平鍋ダムがすっと放流されて奈半利川の水位も見ての通りぢゃ。



　普段やったら歩いて渡れるばぁのくも、濁流にのまれて危ない感じ…。



　奈半利川上流に較べたら、高知市は三分の一以下の雨量でウォーキングも可能。空を渉る雫や風を切る雫らぁは、えい感じに見えるかもしれんけんど、急に風雨が強ぅなることもあるきに、ただもんウキウキしゆうワケにもいかん。



　野球場に出来た水溜りに映る景色は、雨季らしい鈍色でも、潤いが戻って嬉しそうないきものたちからは、やっぱりちょっとウキウキしたもんを感じるぜよ。



　悠長に歩きよったら、とうとうまとまった雨に…。



　枝や葉にたっぷりと水分を受けた木々は、ホンマに活き活きとしちょって元気一杯や。



　暑さと湿気で、ワンコらぁのテンションが低いがは、ちくと残念やけんど…、雨季がないとバランスがとれんきに、こりゃあこれでウキウキせんといかんぜよ。

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海の向うも「高知家」

海の向うも高知県！

　台風4号が過ぎ去って、昨日の高知県は梅雨時にしちゃあえい天気やった。最近ほぼ毎回寄りゆう「夜須駅」にゃあぼっちり列車が入ってきちゅうし、「道の駅やす」も何ちゃあ無かったみたいに「...

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　去年こんな記事を書いちょった…。あれから一年…、今年の父の日は私が好きな「不苦労（フクロウ）」のお茶碗！どうもおおきに



　この時季に有り勝ちなモヤモヤがちっとだけ晴れた感じの水平線の向うに高知県西部の海岸が！今年のトレンドで言いなおしたら、「海の向うも「高知家」」ちゅうことやね。



　室戸と足摺に挟まれて、「高知家」の真ん中でビーチバレーをしゆう若者らぁは、この恵まれた環境を自覚しちゅうがやろぅか？



　こんなロケーションの中で暮らし、遊ぶ、高知家の家族は都会の人らぁから見たらホンマに贅沢なことやと思うぜよ。



　ここでちくと時間を戻して、最近チョイチョイ見掛けるカラフルなボトルをデザインしたトラックを眺めよったら、前方左手に何やら凄いどっさりの花が！



　ホテイアオイが群生しちゅうこの池は、南国市十市の石土池でバス釣りの人がチラホラ…。確か昔はハスも咲いちょったがやけんど、今回はようみつけんかった。



　「ゆずの宿」へ着いたら、あんまり得意やない工作の時間…。貸切風呂の介護イスがちゃがまったきに新調したぜよ。試しに腰掛けてみたら、どっしりしちょってなかなか具合が良かったきに、いっぺん座りに来てみんかね～。

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明日へのことづて

　タマにゃあ装着前の「高知家」なんかどうやろ～。



　お馴染みの「やすらぎ市」で、既に基本動作になっちゅう業者買い。



　「メダカのお宿」から旬のカラフル野菜まで、目移りしもってせっせと目利き…。



　夏が来たきに色々な果物が出てきちゅう！そう言やあ宮崎県で完熟マンゴを「太陽のタマゴ」っちゅうキャッチで売り出しゆうがやけんど…、果物やったら全般的に「タマゴ」みたいなイメージでもえいがやないろぅか？



　さて、この日の午後にわざわざ「ゆずの宿」まで「湯魂おやじ」にインタビューにきてくれたがぁは、明日の「高知家」をささえるがやろうと思われる「はちきんのタマゴ」さんらぁぜよ。



　この春に中学生になったばぁの初々しい娘らぁに、強面（こわもて）のおんちゃんもついつい口許がほころびるがよ…。「高知家」の括りで言うたら、多分私は「おじいちゃん」と呼ばれてしまうがやろうね～。



　一所懸命に色々聞いてくれる子らぁに、あ～ぢゃこ～ぢゃと「明日へのことづて」を伝えて無事にインタビュー終了。私が言うたことのウチで一つでも「役に立った」と思うてくれたら、しょう嬉しいちや。

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儚い…泡沫の…仮初め

　高知家の東のほう安田町に「東谷川」いうががあって、２０年ばぁ前に一帯が明るぅなるばぁどっさりのホタルが群れちゅうがを見て、親子三人でひととき言葉を失い立ち尽くしたことがあったがよ。



　ごくあたりまえに同じ景色に遭えると期待して久々に出掛けてみたら、真っ暗やった…。なんでも周辺の工事の影響でホタルが激減したがやと…。



　そう言うたら…、「ごな線」が今年で11年やけんど…、ホタルが減ったがァに関係ないことを祈りもって、「田野駅屋」の１０周年をかったしＰＲぜよ。



　ホタルはようみつけんかったけんど、トンボはようけ居る。因みに私の標準装備品もなっかなかようけある…。



　幸い「ゆずの宿」のお客様は、じわじわと増えてきゆうきに、これが「仮初め」とならんようにかったし頑張らんといかん。



　「ゆずの宿」の売店にある昔懐かしい玩具を眺めよったら、小さかった娘の掌をしっかり握って歩いた記憶が蘇っては、「泡沫の」ように消えていく…。



　「儚い」想い出がセピア色にかわらんように、かったしかったし想い出ぃて脳裏に焼きつけちょかんといかん…。



　まぁ歳がいたきに、想い出すたんびにちっとずつ違う景色になりゆうかもしれんけんど、そりゃあもうしゃあないがやろうかね～。

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にしきをかざる～三年先の稽古～

　本格的な夏がくる前に１５年も世話になりゆう愛車のメンテ。



　今まで長いこと頼みよった整備工場が今年のはじめに閉めたきに、春野にある工場のお世話になりよります。



　なかなかお客さん思いのお店づくりが出来ちょって、えい勉強になります。半時間ばぁで整備も終わって、炎天下にもめげずにウォーキング。



　イキナリ重装備のおばぁちゃんを発見！これやったら暑さもしのげるかも…。熱い地面に転がっちゅう「やまもも」さんやら、必死で陽射を避けゆう「でんでんむし」さんらぁも、涼しげな様子をみて羨ましそうや。



　少年野球の子どもたちも親たちも熱中症には気ィつけて、ほどほどに頑張って貰わんといかん…。



　近所のスーパーに買物に行ったら、なんと高知県宿毛市出身の「豊ノ島大樹」関が！彼は時津風部屋所属の現役大相撲力士で、身長169cmながら体重151kgというちくと歪な巨体と持ち前の明るい性格で地元以外でも大人気ながよ！この日は故郷に錦を飾って、みんなぁも大喜びぜよ。



　豊ノ島関の座右の銘は「三年先の稽古」で、子どものときに相撲を習ぅた恩師の言葉ながやと。こりゃあへんしも「ゆずの宿」も人気者に倣うて「三年先を見据えた営業」を心掛けていくぜよ。

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