「ついに、一線を、越える。」

　今日もゴッサム・シティ (Gotham City）ならぬ「高知東海岸」で日が暮れていく…。暗闇が訪れる前の僅かな時間を惜しみ舟を走らせる老いた漁師の瞳には何が捕らえられちゅうがやろぅか…。表題の「ついに、一線を、越える。」言うがは、公開中の映画「ダークナイト・ライジング」のキャッチながやけんど…この映画の上映中に米コロラド州で「ジョーカー」を名乗る24歳の男が銃を乱射して12人もの観客が犠牲になってしもうた大変痛ましい事件を思い起こぃたら…、何か問題ありげな言葉に聞こえてしまうがよ…。



　こちらの「キャット・ウーマン」はお茶目な三毛で、結構人懐っこい。



　25年ばぁ前に買ぅて、まだまだ現役バリバリで使わぃて貰ぃゆうショルダーは、エナメルっぽい光沢と「オフィシャルスタッフ」の文字がお気にで、意外と機能的な内部構造は「バットモビール」よろしく使い勝手がえいがァです。



　「バットモビール」ほとやないけんど、お気にのアコードワゴンで夕焼けの海岸を奔りよったら、こんな美しい金色の夕陽に出くわして、下手は下手なりに夢中でパシャパシャ。



　余りの美しさに「一線を越えて…」らぁいうことがないように、冷静に冷静に…。



　と思いもって走りよったけんど…、昔ながらのでっかい向日葵の群れをみつけて、ついつい「一線を越え」歩道に乗り上げてしもぅた。こんな元気一杯な感じを「ゆずの宿」にもとって戻りたいねゃ！

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サマータイム-エピソード1-

　昨日は「渡部空の自然体験教室」で朝から「モネの庭」へ。バタバタやったけんど…、色々な人にお世話になって無事に開催出来てホンマに有難うございました。「温泉初号機」も朝から大活躍やったぜよ。



　続々とやってくる親子連れを傍目にグングン上がる気温が忌々しいがやけんど…、「夏のこども」は元気が取り柄やきに頑張っていかにゃあいかん。　



　簡単な挨拶と注意事項を済ませたら、いよいよ園内で昆虫たちと「ご対面～」ぜよ！



　「温泉初号機」が見護るなかを全員「水の庭」へＧＯ！既に気温は30℃を軽～く超えちゅう感じやきに…、熱中症対策はこぢゃんとしちょかんといかん。



　危険を報せ警戒を促すようなスパイダーちゃんや、池の中から涼しげにお迎えしてくれゆうメダカちゃんたちの傍を通り抜けて「光の庭」へと歩を進めると、こんな可愛い植木たちがお出迎え…ぜよ。実は「ゆずの宿」でも若手のスタッフが試行錯誤しゆうことがあって…、頑張りゆうきにそのウチに花が咲くろうと期待しちょります。



　「自然体験教室」は、まだはじまったばぁぢゃきに続きは追々紹介させて貰うぜよ！

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昔とった杵柄(きねづか)

　奈半利駅にお客様をお迎えする用事があったきに、ちょっくらパトロール



　画像は「なはり浦の会」さんが駅に構えてくれちゅう「繭」の展示物。私のルーツも半分は「なはり」やし、小学生のころに蚕も飼うたことがあるきに…、チョイと「昔とった杵柄」かも。駅の傍にゃあ「無花果」の木があって、もうチョイで食べられそうな感じ…。子供の頃に道端でちょっくらご馳走になりよったことがあったきに…、これもまた「昔とった杵柄」かも。



　そう言ゃあこないだテレビで「Mr.インクレディブル」をしよったけんど、こりゃモロに「昔とった杵柄」の話やね～。2004年の映画で当時高校一年やった娘と観た頃の私の体型はまさに「Mr.インクレディブル」みたいやったけんど、努力の結果、今は「バットマン」に近い感じまで改善されてきちょります。



　お迎えしたお客様は広島県から来られちよって、皆にお土産をいただきました！ホンマに気ィを遣うて貰いましてすみませんでした



　この日は午後から安芸市で会議があって、社宅に戻ってから歩いて出席。行きがけの道でみつけた「波みたいなモニュメント」やら「強面の鬼瓦」やら色々あって興味津々ぜよ。



　会場の「ホテルタマイ」に着いてエレベーターに乗ったら、こんなくにも会場案内があって感心したぜよ。生憎「ゆずの宿」にゃあエレベーターも無いがやけんど、そのうちに参考にさせて貰おうと思うぜよ。



　さて会議の後のご褒美はやっぱりこれ！飲み放題やと言うきに、それこそ「昔取った杵柄」で在庫が心配になるばぁ呑んでみるかえ～！

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まむし

　公休日やきにちっとでもゆっくり寝ぇちゃろうかと構えちょったがやけんど…耳元で「プーン」とうるさい蚊に悩まされ、やっと落ち着いたと思ぅたら…大音響！！！



　寝不足のまんまウォーキングに出掛けたら暑いのなんの…、ロバくんもお水ガブ飲みやきに、私達も極力涼しげなくを選んで歩きよりました。



　それでも漂ぅてくるタレの香りに引き寄せられ…。今年の「土用の丑」はシラスウナギの高騰騒ぎもあって、ちくと敷居が高ぅなっちゅう感じや。けんど、美味そう～。



　よっぽど買おぅかと思うたがやけんど…、家で食べるより贔屓のお店に行ったほうがずっと美味いきに、グッと我慢。今度娘が戻んてきたら皆で行くとしょうか。あの子はこまい時から「うな丼」が大好きやきね～。因みに私が贔屓にさせて貰いゆう「かね春」さんは関西から来た人がしよって、カリッふわっの「まむし（関西の方言でウナギのこと）」がご飯の上だけやのうて真ん中にもサンドされちょって、小鉢やお新香なんかも絶品ながよ！



　お昼からは涼しげな水菓子を買いに町のお菓子屋さんへ。このお店には娘の同級生の子が居って、気ィ遣ぅて色々サービスしてくれるがです。ディスプレイも涼しげでなかなかえい！



　表で発見したこの黒板はホスピタリティが感じられて、こぢゃんとえいねゃ！早速「ゆずの宿」でもパクらせて貰うとしようかね～。

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魔法の鏡

　魔法の鏡を持ってたら　あなたの暮らし映してみたい～
　もしもブルーにしていたなら　偶然そうに電話をするわ～

　この名曲のシチュエーションは悲恋で、さしづめ今の世なら「電話」が「メール」に替わって、奥ゆかしゅうに「魔法の鏡」を覗いたりせんずく唐突に攻め込んでくるがやろ～ね～。



　「ゆずの宿」ロビーにある「魔法の景色」みたいなパネルから、今日もパトロール開始



　さっきのパネルといい、ギャラリーに飾らぃて貰ぅちゅう写真といい、「天然写真家」の前田博史さんの作品は、やっぱりえいねゃ！これも「ゆずの宿」でのひとつの見所ぜよ。



　まだまだあるぜよ！入り口付近の古道具展示やら、山田さんの土佐寒蘭やら、モネの庭から来た草花やら…。



　「魔法の鏡」言うたら「白雪姫」で、最近「スノーホワイト」やら「白雪姫と鏡の女王」やらで続々と映画化されゆうがやけんど…、最近「ゆずの宿」の周りで大量に羽化しちゅうアゲハさん達は「鏡の女王」にそっくりやね～。それから「ブラックスワン」の雰囲気もあるかいな…。



　若そうなカマキリさんも見た目で損をしちゅうタイプやろぅかね～。首を傾げた感じが意外とキュートやったりするがやけんどね～。



　「魔法の鏡」よろしく静寂を映し出す水場で目を凝らせば、上手に隠れちゅうカエルさんが居る！けんどこの色の子は、やっぱり見た目で損する感じ…。というワケで「質実剛健」をウリにしても、見た目を磨くことも大事やきに怠らんようにせないかんねゃ。

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必殺ストマッククロウ

　今日も「必殺ストマッククロウ」でお客様をピンフォールで仕留めるために、買物買物～。「ストマッククロウ」いうがは、1950年代から30年ばぁ世界に君臨しよった名プロレスラーのフリッツ・フォン・エリックさんのフィニッシュホールドで、パワー重視のアメリカンプロレスを象徴するような豪快な技ぜよ。



　けんど、私が美味いもんを喰うて握力を鍛えて…、ちゅうことやないきに安心してつかぁさい。



　「ゆずの宿」へ「わざわざ」お越しいただいたお客様に第六感まで美味しいものを食べて貰ぅて、「胃袋を鷲づかみ」してファンになって貰う…ちゅうような技を磨きゆうということながよ。けんど…まだまだ修行中。



　プッチーニ南瓜を器に蒸し物をこさえてみたり、「カツヲのたたき」に野彩を加えてみたり、地獲れのカレイを中華風にアレンジしてみたり…。



　「日々是探求」をモットーに頑張ってくれよります。
　それもこれもみんな「ゆずの宿」を贔屓にしてくれるサポーターを増やすためや…。今にみてみい！わいは日本一になったるんや。日本一やで、わかってるやろお浜、なんやそのしんき臭い顔は、酒や！酒や！酒買うてこい～。　
　実はこの「浪速恋しぐれ」私の十八番やったりします…。



　無論、胃袋を引き締めて食事を美味しくいただくためのお酒も結構かまえちょりまっせ～。

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オスプレイ（Osprey、ミサゴ）

　先日、普天間飛行場に配備予定のMV22オスプレイ12機を載せた輸送船「グリーンリッジ」が、一時駐機のため米軍岩国基地に到着し、陸揚げしゆうところをニュースで見た。



　「ひこうき雲」が大好きな私は、この辺りで獲った空の写真をここでも載せらいて貰ぃゆうがやけんど…、そのうちこの辺りにも飛んでくるがやろぅか？



　オスプレイ（Osprey）は猛禽類の一種である「ミサゴ」のことで、日本では留鳥として全国に分布し、西日本では冬場普通に見られる鳥やったがやけんど、近年やや数が減少しちゅうがやと…。腹と顔が白ぅて眼を通って首に達する太い黒褐色の線がキリリと凛々しゅうて、魚類を好んで食べるため、海岸、内陸部の湖沼、広い河川、河口等に生息するきに、多分「ゆずの宿」の近くにも来ゆうがやないかと思うぜよ。



　もし来るがやったら、どっちも見てみたいけんど…、危ないがァは勘弁して欲しいぜよ。



　ミサゴは獲物を見つけたら素早ぅに翼を羽ばたかぃて空中に静止するホバリング飛行の後に急降下し、水面近くで脚を伸ばし両足で獲物を捕らえるちゅう運動能力に優れたハンターで、話題のMV22オスプレイもそれに因んだネーミングやと思うけんど、ちっくと練習不足やろうかね～。



　「ホテルなはり」の玄関先に現れたバリバリ手造りの観光マップに載せるがは「オスプレイ」やのうて「ミサゴ」のイラストばぁにしちょきたいねや。

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打てば響く

　夏休みに入ってから数日が過ぎたけんど…、相変わらず昼間は閑古鳥が囀りまくりで、訪ねてきてくれるがァは、大量に羽化したクロアゲハばっかり…。



　コマーシャルやらセット割引やら周年割引やら会員登録やら新作丼やら…、あの手この手で往年のミルマスカラスばぁ技をくりだしてみゆうけんど…、なんか「打てど響かず」でめったこっちゃ。「打てば響く」言うたら反応が早ぅて気持のえいことやけんど…、その反対を江戸っ子流で言うたら「うたかたしぐさ（生返事で落ち着かんこと）」とか「かっぺい（井の中の蛙（かわず）で指図せんとと動かん）」みたいなことになるがよ。



　色々考えもって館内をブラついてみたら、味のある「将棋盤」「碁盤」やら、私の同級生で木工作家の吉良修さんが造ったもっと味のある椅子やら机やら…、なかなか素晴らしいがやけんど、これは来てみんとわからんことやね～。



　風情のある照明も同じく来てみんとわかりにくい。



　ウロウロしよったら懐かしい「ポリタンク」を発見！忘れもせん一年前に台風で飲み水が濁ってしもうた時に毎日毎日100リットル以上も他所で汲ませて貰ぅて運んだがやけんど…、今年は出来たら勘弁して欲しいぜよ。



　「ゆず野彩鳥丼」も今のところ他所では食べれんきに、来てみんといかんクチやし、可愛い「ゆず青玉」も待ちゆうきに、ここは「打てば響いて」ちょっくら「ゆずの宿」まで来てみてつかぁさい

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あ～夏休み

　湘南で見た葦簾（よしず）の君は～



　お客様の送りでちっくと早いめに出かけた車のラジオから流れる季節定番のメロディー…。世間は夏休みに突入し、これから「ゆずの宿」も大忙しになったらえいがやけんど…、まだまだ長閑なもんや。



　来週予定されちゅう「渡部空自然体験教室」も盛り上がりがイマイチみたいで…、どうにかせんといかん。



　そこで、お客様をお送りしたついでのもちにちょこっと現地調査



　Hold me tight 夢とちゃうのかい　こんな出逢いは～



　「モネの庭」の代名詞となっちゅう睡蓮の池は、これから青い花が咲くきにホンマに見頃で、それだけでも「自然体験教室」に来てみる価値はあるぜよ。



　チョイとレアなトンボさんも結構居るきに、今度の企画にゃあボッチリえい！
　強い陽差しで火照った身体をクールダウンするくもえい感じであるきに安心ぢゃ。



　あ～っ夏休み ちょいと終わらないでもっと まだまだ Baby　

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大暑（たいしょ）

　今日7月22日は、二十四節気の第12で「大暑（たいしょ）」普通は23日になることが多いがやけんど…、今年は閏年やきやろぅかね～。快晴が続き、気温が上がり続ける頃で「暦便覧」にゃあ「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されちょって…、つまりとっても暑いっちゅうことぜよ。



　安芸社宅の裏でも、木陰で涼む鳥の群れが居って、快晴の空からはこれから気温がグングン上がるムードが伝わってきゆうぜよ。



　こうなったらやっぱりイキつくくは海ぜよ！暑ぅても暑いなりに絵になりますろぅ！



　ものごっつい空と海を眺めよったら思いの外時間が経っちょって…、慌てて車に戻りよったら、なかなか根性のある草を発見！石碑の穴から若葉が出てくるまでの距離は約1メートルあって「ホンマに暗ぅて細いくを伝ぅて良ぅ出てきたねゃ！大暑に間に合うて良かった良かった。>



　「間に合うた」言うたら、「ゆずの宿」のゴーヤのカーテンはちっくとオーバーワーク気味で、葉っぱがしな～っとなってもうたがよ…。直んぐ前の川への降り口は…、もうあれから一年余ったがやけんど、全然間に合うちゃあせん。お願いやきに早いこと直してまた子供達の笑顔が「ゆずの宿」にあふれるようにしてつかぁさい



　それまでは、お洒落な買い物かごやら、ゆずマカロンやら、こんまいキンメの干物やら…、色々研究しもって凌いでいくきに、ホンマに頼んだぜよ～。　

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