先に購入した 橋本伸之先生の著書 『骨転移リテラシー』に目を通した。
乳がんに特化した本ではないものの、他のがんに比べて骨転移しやすい乳がん患者にとっては注目するところだった。気になったところをあげてみる。
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現在勤務されている現場で、がん骨転移による麻痺のため運ばれてくる患者さんには、何ヶ月も前から背骨の痛みを自覚されていた方が多く、先生はもっと早くに受診されていたらと強く思われるそうです。
整形外科医の中で腫瘍専門医は1割以下、その骨格系から発生する悪性腫瘍を診察する腫瘍専門医が専門の延長でがん骨転移に対処されていて、がん骨転移を診察する医師は著しく不足しているそうです。
がん治療中のQOLを高めるために、緩和ケア、がんリハビリテーションに続いて、骨転移診療という枠組みの必要性を感じる先生からの「骨転移はきっちり管理すれば恐れることはない」という熱いメッセージが込められていた。
医局に属する現役勤務医である先生にとって、一般に対しての情報発信が難しいことであるにもかかわらず、敢えて踏み切った先生の熱い思いが印象的だった。
おみこしをあげて整形外科を受診しました。
痛みがあっても、
アロマターゼ阻害剤を服用しているし、
年齢的にも「加齢」事情があって、
整形外科に行くのって、とても躊躇います。
病気って「単科」じゃなくて
いろんな科目にまたがっているので、
どの科に行けばよいのだろうと戸惑うこともありますね。
こんばんは。戸惑う気持ち同感です。
私はアロマターゼ阻害剤の副作用と加齢による仕方のない痛みだと1年以上諦めていました。
整形外科にかかってもなお、薬を増やしたくないとかつぶやいていたのですが、整形外科で処方されたリリカカプセルで、首のこり腕の痺れは大きく改善されてちょっとびっくりしています。
身体はひとつなのに、なんでたくさんの科を回らなきゃならないの(≧∇≦)とは思いますが、
橋本先生の言葉「結果的には、単なる杞憂に終わるかもしれませんが、いい結果に終わるのはOK」のように考え、わが身を守っていこうと思うことしましょうね。