自民党総裁選では、最終戦で派閥の動きが決め手となり、岸田新政権が誕生しました。そして、岸田氏からも、菅氏からも幹事長の座を否定された、「自民党の最高実力者」と呼ばれて権勢をふるった二階氏が権力の座から真っ逆さまに転落。
二階派は、河野支持派と、勝ち馬に乗ろうと寝返った高市-岸田連合支持派とに分裂。山口壮・環境相と小林鷹之・経済安全保障担当相はいずれも高市氏の推薦人。「決戦投票で二階派が河野太郎氏に一本化することを防いだと、論功行賞の入閣を果たしたと夕刊フジ。
二階派の有力な後継者候補の1人が武田良太氏。総裁選ではまず石破茂氏擁立に動き、石破氏が出馬断念すると河野支持に転じて負け組となったものの、若手に一定の支持がある。
武田氏らの受け皿になるとみられているのが菅義偉・前首相のグループ。
もともと二階氏は「引退後は二階派と菅グループの無派閥議員を合流させ、菅さんに後事を託すつもりだった」(二階側近)とされる。
総裁選前に菅氏が二階氏を幹事長から降ろそうとしたことで2人の関係が悪化、合流構想はご破算になった。
二階派の議員たちにすれば、負け組は人事で干されるうえ、派閥が空中分解すると総選挙でも支援が受けられない。菅氏の側近たちも事情は同じだ。武田氏が菅グループとの合流を目指せば、総選挙前に「菅派」旗揚げ構想が復活する可能性が高い。興味深いのは、それを引き金にもっと大きな「負け組連合」形成につながることだと夕刊フジ。 . . . 本文を読む
中国軍が台湾侵攻時の海軍の揚陸艦の数量不足を補うため、民間の大型船舶を活用する方策を計画している。事演習では実際に活用され、数十隻単位で存在が確認されている。
民間船は砲弾が飛び交う最前線ではなく、強襲上陸が成功し港湾を確保した後、後続部隊を輸送する任務を負うとされてきたが、上陸作戦用に改修された船が確認され、米台の軍事研究者が注目している。 . . . 本文を読む
自民党の新総裁に岸田文雄が選出された。第27代自民党総裁に岸田文雄氏が就任したというニュースは韓国でもすぐに報道された。
総裁選期間の政策討論会で、高市早苗氏が慰安婦問題について、「(韓国は)岸田さんと約束してきたことを守っていただきたい」と発言した場面があった。約束というのが2015年12月28日の慰安婦問題における日韓合意を指している。
日本政府が韓国政府に10億円を拠出し、「日韓間の慰安婦問題が最終的かつ不可逆的な解決されることを確認する」と日韓外相会談後に世界に向けて共同記者発表された。
その時の外務大臣が岸田文雄新総裁。
ところが、この日韓合意を文在寅政権は法的拘束力がないと主張し、約束だった日本大使館前の慰安婦像の撤去はおろか、合意後に韓国内外の慰安婦像は増加した。
日本政府は合意に基づき、韓国政府が設立した元慰安婦を支援する「和解、癒し財団」に10億円を拠出した。その10億円から、生存中の元慰安婦に約1000万円、遺族には約200万円が支払われたが、韓国政府は日韓合意の再交渉を求める韓国の世論を背景に、財団を解散させてしまった。
それだけではなく、岸田新総裁は2015年の外務大臣時代に、韓国にかなりの煮え湯を飲まされている。
慰安婦像は撤去で合意ではなく、移設で譲歩して合意。しかし、今でもソウルの日本大使館前に放置されていますね。
そんな失敗外交交渉の岸田氏が総理大臣で、日本の外交はこれからどうなるのか! . . . 本文を読む
岸田文雄政権にとって安全保障面で最大の課題は、軍事拡大路線の中国の習近平政権から沖縄県・尖閣諸島を守ることだ。
国際投資アナリストの大原浩氏は「米軍頼みは禁物」と強調。新政権に尖閣自主防衛の覚悟を問い、中国に勝つための防衛費の大幅な引き上げを提言。 . . . 本文を読む
キャサリン・タイ米通商代表部(USTR)代表が4日に戦略国際問題研究所(CSIS)で行った講演から判断して、ジョー・バイデン大統領の対中貿易戦略はトランプ氏のものと見分けがつかない。タイ氏の発言は大いに期待されていたが、中身のないものだったとWSJ・社説。
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10月4日、岸田文雄内閣がスタート。中国の習近平国家主席、李克強首相は岸田新首相に相次ぎ祝電を送ったのだそうです。
祝電の挨拶からは真意をうかがい知ることは出来ませんが、中国としては今後の日中関係を決して楽観はしていない。むしろ、かなり強い警戒心を持っているようではあると、チャイナウオッチャーの福島香織さん。
中国メディアに今回の日本の首相交代に関連して登場した「新中日戦争」という言葉に注目していると。 . . . 本文を読む
新型コロナの感染はゼロと公言する北朝鮮。直近ではミサイルを連続発射しています。
そんな情勢の中、北朝鮮の金正恩体制が、「崩壊」のその時に近づいていると説いておられるのは、ジャーナリストの李策氏。 . . . 本文を読む
眞子様と小室氏のご結婚の日取りが決まりました。お二人のご結婚について、多くの意見が語られてTVのワイドショーでも格好の話題として取り上げられています。
党ブログで取り上げるつもりはなかったのですが、嫁いだ娘を持つ親として、眞子様の幸せを願う気持ちで、ことここに至っても心配でならず、とりあげさせていただきました。
それは、ジャーナリスト・青沼 陽一郎氏の記事が。まさしく言いえて妙。ほぼ気持ちが一致する内容だったからです。 . . . 本文を読む
日本の第100代首相に岸田文雄氏が選出されました。
中国・習近平主席は、曽祖父が台湾開発に携わった岸田氏を試しているのか、台湾の防空識別圏(ADIZ)に1日以降、3日連続で中国軍の戦闘機や爆撃機など計93機を進入させました。
バイデン米大統領は、安倍政権時の外相だった岸田文雄新政権の発足を強く歓迎しているのだそうです。 . . . 本文を読む
自民党の新総裁に岸田文雄氏が選出されました。
メディアによっては、外相時代に功績があったと、とんでもない報道をしていますが、安倍首相の外交力の傘の下で使い走りをしていただけで、本人は内弁慶で、国益を棄損した実績が数多ありました。
それを取り戻したのが、後任の河野外相でした。
これからは傘が無い首相となった岸田氏の外交。日本を沈没させるのではないか憂慮してしていたら、似た説を唱えておられる記事がありました。 . . . 本文を読む
9月下旬、中国の東北3省の多くの都市で相次いで大規模な停電が発生。中国で計画停電、電力使用制限措置は珍しいことではないが、予告なしの突然の電力供給停止であったため混乱が生じました。
「国家電力網公司(ステート・グリッド)の要請に応じ、東北電力管理局と吉林省エネルギー局は電力使用の優先順位にあわせて、不定期、不定時に非計画、非通知の電力供給停止、電力使用制限を実施します。この措置により2022年3月まで、停電や断水などが常態化します」と、吉林市新北水務有限公司(水道会社)は微信のオフィシャルアカウントで発表。
しかし、この公告は地元の不安を引き起こしたとして上層部から厳しい叱責があったようで、新北水務公司は27日に再度SNSを通じて公告を出し、「通知には不適切な言葉遣いと不正確な内容があり、ユーザーの皆様に誤解を生んでしまいました。深く責任を感じ、厳粛に対応し、会社の規則に厳格に則って関連の責任者を処遇します」と釈明。
今回の大規模な予告なしの電力使用制限、停電の背景は、もっと複雑にいろんな問題が絡み合っていると福島さん。
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