EEZ侵入の韓国漁船船長を逮捕

　日本のEEZ内で、水産庁の漁業監視船の停船命令に従わず逃走しようとした、韓国籍のカニかご漁船「33サンヨン」（29トン）を、海保の巡視船「だいせん」（3,100トン）と同「あさま」（220トン）とが協力して追跡し、イ・チェボク船長（39歳）を逮捕したのだそうです。 . . . 本文を読む

中国 海洋監視船建造を更に大幅追加

　中国は南シナ海の覇権を確実にする目的で、海洋監視船の増強を進めています。尖閣沖の漁船事故があり、その新造艦の内の 1隻を急遽尖閣方面に回してきました。EEZや領海近辺を脅かす中国の艦船には、ご承知の様に、海洋監視船（漁業監視船）と言われる農業部漁業局の「漁政」と、海洋調査船といわれる国家海洋局海監総隊に所属する「海監」とがあります。いずれも人民解放軍と関連を持ち武装されています。 　この内の海洋監視船の建造増強は今進められていますが、2011年以降もさらに大幅増強する計画を明らかにしたのだそうです。 . . . 本文を読む

日米外相会談 「ワシントンの空気がこれまでとまったく違う」

　前原外相が、新年の最初の訪問先に米国を選んで、6日に日本を出発してクリントン長官と会談し、さらにホワイトハウスでバイデン副大統領を表敬訪問しました。 　これに対し、ワシントンの空気はこれまでと全く違い、手厚いもてなし振りが目立ったのだそうです。 　政権交代で民主党政権に変わり、日米中の三角関係を唱えたり、普天間移転問題では虚言を重ね日米同盟に亀裂を生じさせ、鳩が会談を拒否される状況を招いていたことからは、管政権に交代し回復してきていましたが、見た目ではようやく政権交代時に戻ってきたようですね。 . . . 本文を読む

仙谷氏閣外へ

　仙谷氏の官房長官職罷免は、年末に姦しくなっていたのですが、お正月休みのせいか暫く音沙汰がありませんでした。菅氏は仕事始めの昨日（1/4）から、仙谷氏の交代を含めた閣僚や党の人事異動の検討を開始したとのことです。 　「管仙枝内閣」発足以来、売国奴・仙谷氏の更迭を訴えてきた遊爺とすればひとまず願いがかなったと言えますが、幹事長代理で党首脳として残るとのことですが、枝野氏同様に静かになるのかどうか、見守りたいところです。 . . . 本文を読む

南沙諸島でのマレーシアの中国との戦い

　中国は、南シナ海を台湾やチベットと並び領有権で絶対に譲らない「核心的利益」と位置付けると表明していました。（昨年10月に否定するコメントを出したとの報道はありますが。） 　これに対し、ベトナムが主導してASEAN各国が米国を巻き込んで、連帯して中国と対抗する姿勢を示そうとしていること、南シナ海の中国の戦術は、東シナ海にも適用され日本にその覇権拡大の脅威がおよぶことは、いまさら語るまでもなく、すでに諸兄がご承知の通りです。 　その南シナ海の南沙諸島での、マレーシアの奮闘状況が、読売で今日（1/3）から始まった連載記事「領土」で書かれていましたので、備忘禄をかねて転載させていただきます。 . . . 本文を読む

1月2日(日)のつぶやき

23:09 from Tween 仙谷官房長官 ⇒ 幹事長 or 幹事長代理説 その後進展なし？ http://bit.ly/f8CYvw by yuujiikun on Twitter . . . 本文を読む

2011年への期待

　鳥取県など日本海側の雪（被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。）と、太平洋側の晴れた各地の初日の出で今年があけました。 　近隣諸国との、外交、安全保障や、国内の経済構造の変革が迫られる中での、政治動向の混迷は、今年、一段と切実度をまし、転換の決断が迫られています。 　主要各紙の社説を読ませていただいたなかからの所感です。 . . . 本文を読む