深浦康市九段のお弟子さんの1人に北海道出身の斎藤優希・奨励会三段がいる。現在22歳だから佐々木大地五段より1歳年下となる。
優希くんと大地くんの2人は、奨励会の初段から二段にかけてしばらく競る時期があった。しかし、大地くんはそこから見事に抜け出し、晴れてプロ棋士となり、現在の活躍がある。一方、優希くんは足踏みが長く続いた。
だが、それでも優希くんは歯を食いしばり精進したのだろう。プロ棋士になる一歩手前の所まで、なんとかたどり着くことが出来た。
優希くんがプロ棋士になる一歩手前の三段リーグ入りを果たしたのは第63回リーグ戦だった。
半年かけて戦われるそのリーグ戦で優希くんは、初戦で勝利した勢いのまま5連勝という快進撃を見せた。6戦目で1敗したものの、その後再び2連勝。この時点で7勝1敗のトップタイに躍り出ていた。
初段、二段で苦労した分、三段リーグは1期抜けかと大いに期待した。
だが、その後にまさかの4連敗を喫し、最終的に11勝7敗の成績に終わり、四段昇段はならなかった。
三段リーグ2期目となる第64回リーグ戦では順位を大きく上げて臨んだものの9勝9敗に終わる。
そして3期目となる第65回リーグ戦を現在、戦っているところだが、初戦から4連敗スタートと苦しい展開となっている。
優希くんとは久しく会えていないが、どんな青年に成長しているのだろう。なんとなく想像はできる。
顔立ちや体つき、そして人柄は想像できる。しかし、彼の悔しさや辛さはきっと私の想像を超えるものに違いない。
頑張れと安易に言うのもはばかられるが、でも頑張ってほしい。
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