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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

新緑祭でアユ放流

2009-05-12 | 自然科学・生態
 江戸前アユの放流は、奥多摩友愛会が3年前に下流の調布堰で捕獲したものを畜養し、5cmぐらいの稚魚を放流したことがあります。
 
 その時の放流会に息子を連れて参加したいと申し込んだら、青梅市の子供でないとダメと断られました。うちは羽村ですから。

 今回は会費200円払えばOK。ライフジャケットも貸してくれて、ヤマメのつかみ取りまでできるイベントでしたが、

「つかみ取りはしなくていい」と次男。

 で、アユの放流もバケツが足りず、順番を待っていたら、一回放流した子がまた戻ってきて、追加を入れて、、、。おいおい。

あれよあれよという間に、生簀に入れたアユは少なくなって、、、。

 親は黙っていようと思いましたが、

ついに「うちの子、まだ放流してないよ。」と言ってしまいました。

そうしたら最後の3尾をくれました。

危ない危ない。言わなかったらアウトだったのでしょうか?

200円払ったのですからね。

 やっぱり羽村はだめなのかい?と、最近温和になったと言われる私も、ほんの少しだけ、、、としました。

 
 放流後は、奥多摩のおさかなセンターの加藤憲司先生の話「川の魚」を聞いて親子ともども満足。これで200円は安いと、ほっとしました。

 でもね。安全確保のためとはいえ、ライフジャケットはねえ。最近のイベントは全部そうなのだそうだ。

「うちのイベントは安全に気を使ってますよ。」というパフォーマンスか?

 親が見るということも大切。親は岸にいて、ライジャケ着た子供だけを遊ばす親のなんと多いことか。我が家は立ちこんで釣るときは息子が上流。なぜか分かっていただけますよね。

 車で言うところのシートベルトだと、言う意見もあるが、自転車のヘルメットと言い、このライジャケと言い、安易に遊べなくしているのは責任逃れのせいなのか?

複雑な親心である。