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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

サーモンフィッシング

2008-10-24 | 自然科学・生態
 
遡上量本州一の木戸川でも、やっぱり例年よりも遡上が遅れているみたいで、私の行った10月22日現在で漁獲量は例年の4分の1とか、、、。

 で釣りの方は、昨年よりはいい状況で、仲間内で一番釣った人はルアーで6本でした。隣の本流竿の餌釣りグループは入れ食い、バラシを連発し、でもでもいっぱい釣れていました。

 私はルアー(スプーン&タコベイト)で1本釣りボウズ逃れをした後、フライでチャレンジしながら、カナダやアラスカ、北海道流の釣り方を試してみました。

 置き竿捨て重り仕掛けスタイル、ウキを使って仕掛けを流すバーバーフィッシングスタイル。でっかいウキをつけて表層を引くスタイル、フェザージグスタイルなどなどやりましたが、ハリが伸ばされたり、アタリが小さくてノラなかったり、、、、。ラジバンだり???

 結局6発ヒットしましたが、ノーキャッチでした。フライで2発バラシたのは惜しかったです。

 木戸川のサケは、川に上った直後は普通にリーリングするスプーンにもバシバシヒットするみたいで、ボトムバンピングよりも効果的なようです。

ミノーにもヒットしました。

それにしても混みすぎ。

 アラスカでファーストサーモン(キング)を経験し、そのあとバビーンでスティールヘッドに興じていた私は、この混み具合の中で必死に釣る若者を見て感心しつつも、日本ではこれが現状かと、納得せざるを得ない状況でした。

 同行の林養魚場の若いスタッフたちも、普段はサケより大きなメイプルサーモンを扱っているわりには、熱くなっていたなあ。

 ただ、自分が釣った魚を持って帰れないシステムなので、血走っている人がほとんどいないことは救いでした。

 以前、北海道の某川へ行った時には、場所取りや割り込み、ルアーゾーンでのエサ釣り、雌だけキープなどなど、釣り師のエゴが丸出しだったのを思い出しました。

 私は一泊したのでのんびりと、しかし翌朝は緊張した時間を過ごせました。

 また、地元で若き友人と呼べる人達といい出会いがあったので来年も結果は2の次に楽しませてもらおうと思っています。

 と言いながら、帰宅後、がまかつやダイワのカタログを見て

「本流竿かあ~。高いなあ~。」と

エサ釣りのことも考える自分がそこにいます。



同行したフィッシュ&フィンズの山爺さんと82cm、5,2kgのオス。