チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

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Wー2つの世界ー 第7話(1)

2016-08-18 13:18:38 | Wー2つの世界

Wー2つの世界ー 第7話(1)

6話の ラストシーンから始まります。

現実の世界 Wの続きを描こうとして

うまく描けなかったスボンがラーメンを作り始めます。

そのとき ふと思い出します。

ヨンジュに思い出した話をします。

「もしかして 覚えてませんか?

 だいぶ前に 先生から聞いた話なんですけど…

 Wの話です。…姉さんが…姉さんが作ったんですって。

 カン・チョルのキャラクターは 姉さんが作ったんですよ。」

「それ…どういうこと?」

「だから…姉さんが子どもの頃 Wのキャラクターを

 作ったって…覚えてないんですか?」

ヨンジュが 中学生の頃 友達とオリンピックの

射撃大会を観戦している。韓国代表の女子選手は

あと一歩というところで金メダルを逃してしまいます。

このときの代表選手が 女子高生でとってもかわいい

(…とヨンジュの友達が ヨンジュの母にいいます。)

そのとき ヨンジュは 思いつきます。理想のキャラクターを。

夜 自分の部屋で 勉強している振りをしながら

思いついたキャラクターの設定を紙に書きます。

(部屋には好きな漫画のポスターを貼ったりして…

 漫画大好き少女だったのでしょう。血は争えませんね。

 でも 母は 勉強させようとしていたのでしょうね。)


「高校2年生   射撃の国家代表

 背は180㎝ いや185㎝(高く設定しましたね。)

 名前…どうしようか」



そのとき 母が友達からの電話を取り次ぎに来ます。

慌ててノートの下に隠すヨンジュ。

明日 行けなくなったと言う友達に 私も忙しいからと

返事します。それから

「ねえ 私 とうとう 理想の人を見つけちゃった。」

「ああ 理想のタイプまた変わったの?」

「ちがうわ 今度はほんとよ。聞いて…高校2年生

 射撃 国家代表。 彼は競技に参加して試合の流れを変えるの。

 かっこいいでしょ。それに 天才なの 運動選手で 勉強もできるの。

 背は185㎝ 細身だけど筋肉質なの くふふ。

 それに やさしいし 親切だし おもしろいのよ。」

「最高じゃない で,誰? うちの学校の先輩?」

「ううん」

「なら どこに行ってる人?私も顔みたいな~。」

「顔は見られないわ。…会うこともできない。…」

また明日と言って 電話を切る ヨンジュ。

(この年頃の子は するよね。こんな妄想。)




さあ 今のヨンジュは 一生懸命 続きを描こうと頑張っています。

しかし うまくいきません。

スボンに 新しいキャラクターですか?と笑われてしまいます。

漫画家になることが夢だったでしょ。先生は上手だと言ってましたよと

言うスボン

いつのことよ だいたいペンがいけないのよ 昔はこんなペンじゃなかったと

タッチペンに八つ当たりします。

あきらめて あとで先生に描いてもらいましょう。と言うスボン。

父さんに 一言も言っちゃだめよ。 私が助けるわと 

再び液晶タブレットに向かうヨンジュ。




漫画の中 川の中に沈んでゆくカン・チョル。


はっと目を覚ますヨンジュ。


全く進んでない画面を見て 涙ぐみます。

手には痛々しいペンだこが…


漫画の中

漢江大橋の上から 川に飛び込む カン・チョル

警察のボートが その瞬間を目撃し

大急ぎで現場に急行。

カン・チョルをダイバーが引き揚げます。



夜の拘置所では 巡回中の職員が 

面会室の床に横たわるヨンジュを 見つけます。

気がつき 起き上がったヨンジュ。

自分が面会室にいることに 気付き 笑顔になります。


カン・チョルは 自分の部屋で 目を覚まします。

長い悪夢を見ていたかのような感じです。

ベッドのすぐ横で ユン・ソヒが電話で誰かと話しています。

後ろ姿を見て ヨンジュかと思い 後から掴んで自分の方に顔を向かせます。

あからさまに 残念そうな顔。

なぜこんなことをしたのか 説明しろと言うユン・ソヒ

どうなってるんだ?とカン・チョル

ユン・ソヒの話では オ・ヨンジュに会ったあと

どこかに行ってしまってと。

「1日中探したけど電話も出ないし…

 そうしたら警察から連絡が来て 漢江に飛び込んだって言うじゃない。

 何がいったいあったっていうのよ。」

そこへ ドユンが駆け込んできます。

「オ・ヨンジュが…あ,気がついたのか?」

ドユンの心配をよそに

「オ・ヨンジュが何?」

「漢江でどうしたんだ?」と聞くドユン

再び質問を無視して

「今 オ・ヨンジュがなんて言った?」

ユン・ソヒが悲しい顔で見つめます。

「オ・ヨンジュがつかまった。」



慌てて拘置所に向かう カン・チョル

しかし ラジオのニュースで 大きな拘置所へ移送された。と聞いて

行き先を変える。(Uターンシーン結構ドラマではありますね。)

移送車の行く手をさえぎるカン・チョル

(アメリカだったら撃たれてるよ)

パトカーから出てきた 警察官に

ちょっと彼女と話があると言います。



だめですよと警官は言いますが,長くはかからないからと

強引に移送車に乗り込みます。

移送車に入ったカン・チョル

見上げるヨンジュは カン・チョルが無事なのを見て

少しうれしそうです。カン・チョルの方は

どうなっているのか さっぱり知らないので

どう声を掛けようかためらっている様子。

(だって 最後の記憶は 事態の収拾にはこれしかないと
 
 決心して 漢江に跳びこんだ記憶ですものね。)

ヨンジュの方から声を掛けます。

「大丈夫ですか?…漢江に身投げした人がそのあとどうなったか

 気になってたの…大丈夫そうに見えますね。」

「…どうやって」

「どうやって…助かったのかって?…代表が身投げしたとき

 本当偶然なんだけど警察のボートが通りがかって…それから

 また 本当に偶然なんだけど そのボートにダイバーが2人乗ってて…

 水に落ちた瞬間 ダイバーが水の中に入り あなたを助けたの。

 本当についてたわね。こんな幸運聞いたことないわ。」



「あなたの お父さんは?」

「生きてるわよ…あれから2ヶ月経って 傷も癒えて 旅行に行ってるわ。」

「まさか…あなたのお父さんが…俺を…」

「父さんじゃないわ…私が助けたの。」

いぶかしむカン・チョル。ペンだこのできた指を見せながら

「私が助けたのよ…だから,もう3回助けたことになるのかな(笑)」

「あなたは どうして…」

「気になる?気になるんなら,さきに私の話に答えてくれる?

 そしたら,言うわ。…人生の目標がなくなったんなら

 新しい目標を目指せばいいでしょ。身投げして死のうなんて考えずに」

場の空気をなごますように笑顔で続けます。

「人生の目標が なんで 復讐だけなの?

 生きてても何をしたらいいのか分かんないなら
 
 私がいますぐ何したらいいか教えてあげる。」

警察官の方を気にしながら…お願いします。

「私をここから出して…」

この前のような方法 すなわち脱獄とかじゃなくて

合法的に出してほしいとお願いします。

代表に会いに行く度に つかまらなくてすむように。

命の恩人だなんて言って 今まで何もしてくれなかったじゃない。と ヨンジュ。

つい最近 脱獄した人をそこから出すことは簡単じゃないよというカン・チョル

しかし しっかり考えてくれなきゃと きっぱり言い返すヨンジュ。

ヨンジュと話すうちに 生きる目標が 出きてきた気がするカン・チョル。

時間がきたという警察官 

ヨンジュは 最後に一言付け加えます。

今からあなたは父さんの作品ではないわ。それは終わったのよ。完全に

今からは わたし達が一緒に作る続編と思って。

私の好きなのは父さんと違うの 甘いロマンスが好きなの。…と。

(言っちゃった~どうなっても知らないぞ~)

移送車から 降りるカン・チョル

「すみませんでした」

と知り合いの警察官にわびます。

「彼女にお会いしたかったら 明日の朝 警察署の方へおいでください。」

「ええ そうします。」

ヨンジュを乗せた移送車が去っていきます。

残されたカン・チョルは深いため息をつきます。



ペントハウスに戻りますが 改めて自分の周りの物や人が

ソンムによる設定通りなのに心を痛めます。

しかし ドユンに言います。

「法務チームを呼んでくれ オ・ヨンジュさんを助ける。」と。



次の日 ヨンジュは早速 パク刑事から 尋問を受けています。

らちのあかない尋問にパク刑事も疲れているようですね。

部下がパク刑事を呼びます。

「いらっしゃいました。」

ドユンと弁護士を連れて面会に来た カン・チョル

パク刑事に無理を言って この面会を させてもらっているようです。

二人だけになると うれしそうに カン・チョルと向かい合って

座るヨンジュ。

はしゃぐ ヨンジュに対して 表情が硬いカン・チョル



「あなが何で…あなたが何で 俺の人生を決めるんだ?」

どうやって助けたか聞かなくても 絵を描いたんだろと言うカン・チョル

自分が選んだ死を 描きかえたヨンジュに怒りをぶつけます。

ソンムが ヨンジュに変わっただけで

自分の意志とは 関係ないところで 自分の人生が

決められていくことに耐えられない様子です。

(そういうことが 耐えられる キャラ設定じゃないものね)

「からかってるのか 今?あなたたちは スリルがあっておもしろいか?」

「何でそんなこと言うの?

 私が…まさか(そんなことを考えてるって思ってないでしょ?)」

「助けたから ただありがたいと感謝すると思ったんだろう?

 続 編…続編って言ったね。甘いロマンスが好きだと…
 
 だから 俺と一緒に 遊ぼうと?」

凍り付くヨンジュ。



 時々ここに来て楽しんで 本当の世界に戻れば終わりでしょう。

 ロマンスごっこをするために 助けたのか?俺が おもちゃのように見える?と

 冷たく言い放つカン・チョル。

「どうして…私の話を…そんな風に聞いていたの?」

ヨンジュの想いは カン・チョルの耳には届きません。



自分の家族は 死んだと思っていたが もともと最初から

何もなくて一人だったのだ ソンムの手によって生み出されたと

自分のしてきたこと 感じてきた想い すべてが ペンの先から

表れてきたものと知った以上 むなしさだけに包まれるカン・チョル

漢江の川の中で 一人孤独に沈んでる方がまだましと思うのでしょうか。

ヨンジュのしたことは 自分をこのむなしさの中に

生き返らせただけだと 思うのです。

「もう分かったでしょう?あなたの失敗したこと…」

「ええ  もう分かりました。(泣きながら)なぜ 悩んだのかしら…

 何もしなければ…一生水の中にいようが無視して…何をそんなに

 一人で悩んで… 2ヶ月も …私…一人で…」

めちゃくちゃ 悩んでいたので涙が止まりません。

(二人とも 本当に真剣なんだな~)

冷静に装っていましたが,自分の境遇にむなしさを感じる以上に

ヨンジュがまた戻ってきてしまった。そのことの方が気になっているのが

本音でしょうね。だんだん冷静を保てなくなってきています。

「そうだな。どうしてそうしなかったんだ? 病院でしっかり働いて 

 恋愛もして 幸せに暮らせばよかったのに…何をしてたんだ?

 こんな哀れな漫画に未練をもって…手錠もはめられて…」

「사랑하니까요.(サランハニッカ)愛してるからよ!」



頭 ガーンって 

「話にならないのは 知ってるけど…本当に好きになってしまったの…」

そして ヨンジュが消えます。

ということは…カン・チョルの気持ちも 

『 사랑하니까요. (サランハニッカ)』ということじゃないですか?

ヨンジュも 現実の世界へ 戻ったことで気付きます。

カン・チョルの 自分への本当の気持ちを。

(今まで何度も 愛していると言っても 戻らなかったのですから…)

現実の世界の 自室でカン・チョルへ 思いをはせるヨンジュ

漫画の世界の さっきの面会室で ヨンジュに会いたいと 

思いをはせるカン・チョル



しばらく 座っていたカン・チョルでしたが

どうしようもないと 立ち上がり 入り口へと

数歩歩いたとき 背後で何か気配を感じます。

こわごわ(予想していたものがなかったらどうしようと)振り向くと…

ヨンジュが 座っていました。

「(急になんでもないことのように話し出します。)

 絶対動揺しないって 偉そうに言ってたのに

 そんな言葉に動揺したの?それに わたしのせいばっかりにしないで

 わたしがここに来たくて来るって?私も引きずり込まれてるのよ。

 あなたが 私のことばかり考えるから…水の中でも…今も…

 ……ちがいます?…」

「…(観念したように微笑んで)その通りです。恐れてたんだ。」

「…何が?」

「…あなたに 二度と会えなくなることを…」

そして ヨンジュに 近づく カン・チョル。

ヨンジュの頬に 手を添えて キスします。  (〃∇〃)



 

 





 























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