二人のこれから

日常を、つれづれに・・・

「美人の日本語」

2017-09-15 | 日記

時々、アマゾンで本を購入します。先日届いたのは、幻冬舎文庫「美人の日本語」山下恵子著 です。
ページを開くと、4月1日から3月31日の366日(閏年になっている)1日1語づつ、 美しい言葉が日めくりカレンダーのように紹介されています。

 

 

ページのかわりに、日付が書かれています。本が着いた日9月12日を開くと、手弱女(たおやめ) 本当の強さ となっていました。

要約すると・・・・・漢字をみると、いかにも弱々しい女性を思い浮かべるが、元々は「たわやめ」といって、たわやかな女性を意味する。「たわやか」とは、「撓む」ようにしなやかなこと。
つっぱった枝は強そうにみえても、ポキンと折れてしまう。本当の強さは柔軟さと粘り強さにあるのでは・・・・・と、いうような作者の解説が半ページに書かれています。

歳時記のようでもありますし、歳時記よりも解説がやさしくわかりやすい。一つの言葉に1ページを使っているので、とても読みやすいです。

知らなかった言葉を知って、心が綺麗になった気持ちになれる一冊です。読むというより、身近において、折々に開いて言葉を探すのも楽しいかも・・・

良い本に出合えました。


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