二人のこれから

日常を、つれづれに・・・

叔父の訃報

2019-04-29 | 日記

訃報は突然に・・・うすうす予知はしていても、こればかりはわかりません。

4月25日朝、私の母方の叔父 S叔父が亡くなりました。静かに85歳の生涯を閉じられたとの知らせでした。10日前に会いに行ったのが最後になってしまいました。
通夜・告別式に名神高速を走りTさんとでかけてきました。

S叔父は子供がいなかった分、私たち姪・甥の面倒を親身になり見てくれた人でした。通夜・告別式にはその姪・甥達その連れ合い・その子供までが、が最後のお別れをしようと遠くから集まりました。

会場はお世話になっていた介護付き有料老人ホームの居室を借りて開かれました。
お骨になってしまった叔父のお陰で、久し振りの従妹たちの会のようになりました。
皆で在りし日の叔父を偲びました。

我が家の息子Tも告別式には駆けつけました。。
同じホームに入居している叔父の連れ合いのYさんも、左半身が不自由ながら車いすできちんと喪主を務められました。

 

 

S叔父さんは、私にとっては兄のような存在でした。一緒に過ごした時期は2年ほどでしたが、折々の親身なお導きで、今の私があります。


本当にありがとうございました。合掌


桜草

2019-04-24 | 

「ちょっと、見ていかない!」と声をかけていただき、何だろうとNさんのお庭を覗くと、桜草の鉢が沢山です。
一列に20鉢、これが2ヶ所にあるので、200鉢以上の植木鉢の数です。

桜草は多年草の植物で、日本では江戸時代から園芸品種として親しまれているそうです。

この庭の桜草も鉢ごとに花の形が違うとのことでした。

 

 

   

   

   

 

日本以外の国で作り出された品種は「プリムラ(西洋サクラソウ)」と呼び、日本固有のサクラソウとは区別されているとか・・・ 

花が終わった後にできる種でも増やすことができ、6月頃にできる種を採種し、種まきから花を育てられたのだそうです。

花弁が深く切り込みがあるのが特徴で、一つ一つの花びらはハート型をしています。
花言葉は 初恋・憧れ だとか・・・

Nさんはアートフラワーも作られますが、桜草の栽培も愛情を持って根気よく育てておられるようでした。
よいものを見せていただきました。


春の庭

2019-04-22 | 日記

一気に暖かくなりました。午後からは暑さを感じるくらいでした。
庭の枝垂れもみじが赤くなりました。薄緑の弱弱しい葉が文字通り一気に赤く変わります。

 

 

手入れの行き届かない庭も、ところどころに花が咲き始めました。年末の剪定で、すべて大きくしたくないから切り詰めてとお願いしたせいか、ボケの花は地面を這うように咲いています。

満天星も切り詰めて小さくなりました。

        
                  


今日、4月22日は 良い夫婦の日だとか・・・車に乗ってエンジンをかけるとナビが教えてくれました。ゴロ合わせですが、ふと、自分は良い夫婦の関係を保てているかしら・・・と考えた一瞬でした。時には優しい言葉をかけてあげようと思います。

馴れすぎて、してやって当たり前・してもらって当たり前になってしまっている最近です。
ときに、原点を振り返ってみましょうか!

 


叔父を見舞う 一筋の涙

2019-04-20 | 日記

叔父は阪神間にある有料老人ホームにおります。少し前に誤嚥性肺炎で他の病院へ入院していると連絡を受け案じていました。
ホームへ電話をすると、すでに退院して戻っている・・・とのこと。

気になりながら、案じていても始まらない!と、一人ででかけてきました。
朝8時すぎのJRに乗り米原経由で大阪へ、大阪から阪神電車で行きました。

慣れた道をとことこ10分ほど歩いて叔父が入居しているホームに到着しました。

 

 

同じホームにおじの奥さんも入居していますので、まずそちらの部屋へ、ご無沙汰をお詫びして叔父の容態を聞きました。

誤嚥性肺炎になったときに呼吸が苦しくなり、気管切開をするかしないか?と問われた時に叔母(叔父の妻)は痛みは抑えてほしいが、切ることはしてほしくない、なるべく自然にまかせてくださいと申し出たそうです。

そんな訳で現状は、すでに口から食べることはできませんが点滴で生かされています。ベットのそばに行き、「ゆめですよ」と話しかけると、まっすぐな視線を送ってきました。目に力があります。どうやら私を認識してもらえたようです。

手を握り・さすりながら話しかけると、ところどころにふんふんとうなづきます。
一緒に過ごした頃のことを話すと指に力が感じられる・・・言葉にはならないけれど、解ってくれたようです。

私が中学生の時、叔父は大学生でした。10歳の年齢差の叔父です。その時期に私はいろんなことを教わった気がします。
叔父に話しかけながら涙が溢れてきます。と、横向きで私に向き合っている叔父の目頭にも涙がたまって一筋頬を伝います・・・その涙を拭きながら、また私は泣けてきました。

正確には解らないものの、叔父のくやしさが伝わってきました。


3 時半をめどにホームを出て、来た道を戻りました。

 


途中の大きなお寺の横を通り、駅に着きました。 

ここから大阪へ出て地下街の雑踏のなかを大阪駅へ、米原で乗り換え3時間半、家に着いたのは19時半を回っていました。
どうしてやりようもない思いに気持ちの疲れた一日でしたが、行ってよかった・・・ 


愛知県美術館へ

2019-04-17 | 日記

昨日から愛知県美術館8階ギャラリーで 第64回中部一水会展が開かれています。
案内をいただいて出かけてきました。

 

名古屋栄の県美術館は何度も足を運んでいます。いつものように、じっくりゆっくり観せてもらいました。
会場全体を一周して、もういちど回りました。写真のような写実的な絵・多重露光のような絵・色の素敵な絵と、見ごたえのある絵が沢山でした。

今回はカメラ可というので、私の好きな絵を数点撮ってきました。

 写真のような写実的な絵です。


じゃがいもから芽が出ている絵は命脈というタイトルでした。
敷かれている藁が本物?とみまがうほどです。


街を描いたこの絵は写真の多重露光のよう・・・


というタイトルの猫ちゃんの絵は上をみあげているしぐさが可愛い!
 

リラックスというタイトルの男性の姿、本当に脱力しています。

 

若い人というタイトルでした。


そして最後に一番のお気に入り!色づかいが素敵な二点です。

 

絵が描けるっていいですね~
描けない私は観ることが好きです。観ながら作者の心情を
勝手に思い計って、楽しんでいます。

*中部一水会展は今月21日P.M.16:00まで開かれています。