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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

手紙を書く前に

2021-10-18 17:27:00 | 子供のこと身辺雑記

知人から手紙をもらった

筆まめな方で 封筒を閉じるシールや切手も凝っている

 

それでこちらも普通の切手では申し訳ないような気がして 郵便局に切手を買いに行った

シール式の切手もありますよと5種類ばかし見せて下さった

 

とりあえず2種類買ってみた

他にも可愛いデザインのものもありました

それと年賀はがきを買うと こういうキャンペーンしていますと

 

それを見て

ああ そうだ来年は寅年だっけ

毎年 姑の代筆をしてきた

わずかな枚数だけれど

さて どういう文面にしようかしら

 

 

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「羆風」 (ヤマケイ文庫)

2021-10-17 16:06:21 | 本と雑誌

 

大正4年冬 現実に起きた羆による連続人食い事件を戸川幸夫氏が「羆風」と小説化

それを矢口高雄氏が漫画化したもの

祖父も父も林務官だった木村盛武氏は この現実に起きた羆による人食い事件の真相究明に乗り出し 四年かけて「獣害事件最大の惨劇・苫前羆事件」と題し旭川営林局誌「寒帯林」に発表

 

この木村氏の調査をもとに「羆風」は書かれた

 

同じ題材を扱った「羆嵐」(吉村昭著)もある

 

矢口高雄氏は この木村氏とも執筆中 電話でやりとりし 後に直接会われてもいる

そう 矢口高雄氏のあとがきにあった

 

私が子供時代 巨大な灰色グマやグリズリーが人間を襲う映画があった

 

あまり大きく扱われないが 現代の日本でも熊に人が襲われる事件はある

 

これは電気も来ていない山の中

北海道開拓で山を切り開き 痩せた荒地で野菜を育て 寒さと戦いながら賢明に生きる人々が 羆に襲われ食われた物語

この羆は女子供を好んで襲ったらしい

だって美味しいから

 

事件の詳細はインターネットでも調べられる

ウイキペディアにも詳しい

(かつて私は別な人が熊に襲われた事件を調べていて この三毛別羆事件を知りました

書店でこの漫画を見つけて あの事件がどう描かれているのかーと手に取らずにいられませんでした)

 

他にも大学生が登山しクマに襲われた事件もある

 

飢えた野性の生き物にしてみれば 人間もまた「エサ」なのだ

 

「飴色角と三本指」も収録

 

解説にかえての「暴発する野性の狂気」も猟人(りょうひと)久保俊治氏による興味深い考察が書かれております

 

 

(コメント欄は閉じております ごめんなさい) 

 

 

 


冬が来る前に~~~

2021-10-17 15:32:55 | 子供のこと身辺雑記

寒くなる前にと炬燵敷き・炬燵布団で冬支度

一番に入ったのは猫の瑠奈

 

洋間の敷物も冬向きにチェンジ

 

 

ソファーに置くクッションで遊んでいます

 

 

姑に届ける寝具類 秋冬衣料も購入 名前も記入

姑の家で暮らす主人に 主人の兄が来るというので その準備なども

それに私の方と主人の方のお墓掃除

姑の目は検査結果 眼薬の効果もあって これで通院は一旦終了

ちょっとほっとしました

 

相も変わらず 何やかやとバタバタしておりますが 

空いた時間は気分転換も兼ねて 花の苗を植えたりして お庭で遊んでいます

柘榴の実

 

山茶花が蕾をつけています

 

 

玄関前の鉢植えも少し入れ替えを

 

どくだみの葉に埋もれて咲いている朝顔

 

 

こちらの山茶花は最初に咲いていた花が咲き終わり

でもまだ蕾をもってくれています

 

9月半ばから漸く咲き始める朝顔

 

無花果の実

 

 

 

振り返れば 犬達が近くにいます

 

 

この実は確かぽんかん

 

 

蜜柑の木とマリーゴールド

 

 

熟れてきたら何の実かわかるはず^^;

 

 

 

この実は赤くなります

数年前 赤い実がクリスマスっぽいぞ(笑)と鉢植えを買ったのでした

 

 

 

庭の富有柿

よく椋鳥につつかれています

 

裏口横のプランターに植えっぱなしのカニシャボテン

 

 

 

しめじ 舞茸 ささがきごぼう 人参など入れて炊いたご飯

 

 

 

お肉屋さんで牛スジを買うと時々作る煮物

牛スジを茹でてから 適当に切ったじゃがいも・にんじん・こんにゃく・みじん切りした生姜と一緒に煮ます

味付けは酒・味醂・砂糖・醤油で甘辛く

 

 

会う人をぎょっとさせていた左目の充血はかなりマシになってきました

それでもまだ違和感は残っているのですが

手術後 日にち薬だと思って過ごしています

 

今年も二カ月と少し

お歳暮やら年賀状やら 郵便物の片付けに

 

できることから早め早めに片付けていきたいーーーーとね

思っては(笑)おります

 

 

 

 

 

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伊岡瞬「本性」 (角川文庫)

2021-10-16 20:21:21 | 本と雑誌

 

 

さえない男に近づいてきた肉感的な女性

男はその肉体に溺れる

女の企みにも気づけず

 

男達は破滅へいざなわれる

男達ばかりか 女だって

 

彼らは裁かれる

 

そしてこの事件を担当すべく その過去から選ばれた刑事

この刑事と組まされた若い刑事に 託されること

 

サトウミサキは逃げ切り続けるだろうか

それとも?!

 

人を死に至らしめ反省しないあくどく陰湿な子供達

その行為の醜悪さ 卑劣さは いじめることのたのしさの中に埋もれるのか

 

事勿れ主義の大人たち

「いじめなどあってはならない わが校にて」

真実は闇に葬られ

 

物語は意外な結末を迎えますが

また新たな別の物語の序章のようにも感じます

 

 

解説は吉田大助さん

 

 

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それでも日々は過ぎて行く

2021-10-12 20:04:21 | 子供のこと身辺雑記

 この春ほぼ歩けなくなった姑が入院し入院中に要介護5となって 退院後 高齢者用の施設への入所が決まり その病院の看護師さんが教えてくれるまで介護用のタクシーという存在すら知らなかった

ただその時 頂いた電話番号の入った領収書だけは大切にとっておいた

とても親切な運転手さんだったので

 

10月初めの日曜日 姑がいる施設の看護師さんから 姑の目を案じる連絡あり

施設と懇意な病院の眼科に連れていくことになった

車椅子でそのまま乗れる介護用タクシー

 

春にお世話になった運転手さんに連絡し行き帰りの予約をとった

そして火曜日ごとに二度お世話になった

この仕事を始めて五年

それまでは違う分野の職であったこと

資格を取る為に勉強中に父親が亡くなったこと

その看病に学んだことが役に立ったと

幼い頃にお母様は亡くなり ただ一人の育ててくれた親に 少しは恩返しできただろうかと話された

 

話を聞いていて胸がいたくなった

 

姑が春に病院から入所する施設への移動をお願いした時 丁度 そのお父様が亡くなられてひと月ばかりの頃

 

ついつい私の母が亡くなった頃のことを思い出してしまった

母は深夜に息を引き取った

葬儀場まで迎えにきてくれた車には長男が乗り込み 私は自分の車を運転しついていった

夜 雨が降っていた・・・・・

信号待ちでの赤信号

 

葬儀場で心細げに待っていた長男の表情

17歳だったか

 

それから主人の運転で 父や娘が葬儀場に駆け付けるまで

葬儀の手配で決めることに追われた夜でもあった

午前2時であったか 住職がいらしてくださったのは

 

 

姑を乗せての介護タクシーでの病院から施設までの行き帰り

運転手さんのお話を聞いていた

 

と車を道端に寄せた運転手さん

「失礼します」と車を降りて 少し先で倒れている男性を起こしにいかれた

歩行をサポートする手押し車ごとこけてしまい立ち上がれずにいたようです

運転手さん 男性を抱え起こし 無事に近くの店舗の敷地内に入るまで様子を見ておられました

 

「ご立派です なかなかできることではありません」と言ったら

照れたように「仕事柄です」とひとこと

 

こうした親切で優しい運転手さんを紹介して下さった病院の看護師さんにも感謝しつつ

人との「ご縁」を大切に生きていきたいと思ったのでした

 

午前中は姑の病院行きの付き添い

 

午後からは施設から届いた請求書持って銀行振り込み 薬局 病院2軒への支払いに回り

 

夜は主人が暮らす姑の家へ

主人の兄が姑に会いたがっていて 丁度 施設から面会条件のプリントが届いていたので コピーしたものと

施設が撮って下さった姑の写真を届けに行ってきました

 

大阪のお義兄さん 「もしお袋に会えんのやったら 写真なと撮ってきてもらえへんか」と主人に電話で言ったとか

 

だから施設から届いた姑の写真は有難かったです

 

 

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土橋章宏著「水上のフライト」 (徳間文庫)

2021-10-11 22:09:35 | 本と雑誌

 

 

走り高跳びで五輪出場内定の電話連絡を聞いている時 事故

藤堂遥の足は それで動かなくなった

 

跳ぶことが全てだったのにー

 

もう跳べない

歩くことすらできない

何処に行くにも車椅子

 

そんな時 彼女はカヌーに出遭う

筋肉をつけることから始める

 

様々な人との出会い

 

それぞれ事情ある子供たち

 

パラ五輪にカヌーの選手として出る

新しい目標を見つけた遥

 

見守りつづけ娘を案じていた母親

 

パラカヌー

夢に向かう遥 その姿は子供達にも夢を与える

 

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窓越しに 犬たち

2021-10-11 22:02:40 | ペット

植えてもいないのに勝手に生えてずんずん大きくなる迷惑な木を夫が切ってくれている

邪魔にならない程度の近距離で作業を見守るランとトキ(白と赤いの)

迷惑な―邪魔な位置でへばりついているマリー(黒いの)

 

 

 

 

 

(コメント欄は閉じております ごめんなさい)

 

 


換えてきました

2021-10-09 12:16:58 | 子供のこと身辺雑記

姑の家の主人が寝室として使っている洋間のカーテン

幅3メートルの腰高窓と幅2メートルの天井からの掃き出し窓とがあります

 

 

この窓からの庭

 

レースのカーテンも揃えて淡い水色で

 

さて会社から帰った主人が カーテンが変わったことに気が付くかどうか

 

 

 

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猫と箱と

2021-10-09 08:19:29 | ペット

片付けるつもりで置いた空き箱

 

 

二匹仲良く入って ほのぼの~~~としていた

 

何が入っていたかー

 

ソファーカバー

おっきなのは中々なくて通販カタログで見つけ取り寄せた

一緒に姑の家のカーテンも

姑の家のカーテンが破れていて気にはなっていたのだけれど

それは姑が縫ったカーテン

姑が暮らしている間は取り替えるのは躊躇われた

 

布地はけっこう重たい

宅配のお兄さん 有難うございました!!!!

 

 

 

 

じきに箱に入って麦丸の隣にいるのに飽きて 他の部屋で転がる瑠奈さん

 

 

 

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中山七里著「護られなかった者たちへ」 (宝島社文庫)

2021-10-09 07:51:24 | 本と雑誌

 

 

職場でも配偶者からも 人格者 人柄がよい 真面目など言われる人間が二人まで餓死させられた状態で発見される

刑事達が調べていくと 二人は同時期に同じ職場にいた

生活保護担当・・・・・

 

平行して出所した青年・利根の動向が描かれる

彼は何をしようとしているのか

隣り合わせた筋ものに因縁つけられ喧嘩しての前科

 

それからー

袋叩きにあっている自分を助け手当もしてくれた度胸在り親切な老女

職場での理不尽なやくざ者への誘いもすっぱり命を賭けて断ってくれたー

身内のいない利根にとって母親のような存在

その老女が生活に困窮し ガスも電気もとめられ 食べる物もなくテイッシュを食べていた

生活保護を受けるように強くすすめたけれど

役所は・・・

遂に水道もとめられて・・・・・

餓死し発見された

仕事で近くに居られなかった利根は 老女が可愛がっていた人物からの連絡でそれを知る

彼は役所に殴り込んだ

それでー服役8年

利根の真面目さと人柄は 刑務所内でも 出所してからも「見ることのできる」人間には認められ

けれど利根は「ある目的」にとらわれていた

彼を追う警察も 読者もその利根の目的が三人目を殺すことだと思い込まされる

 

しかし利根の目的はそうではなかった

できることなら弟のように思う人物の「やろうとしていること」を止めたかったのだ

これ以上罪を犯させないようにー

護りたかった 

大切な家族だったのだから

 

生活保護を受けるには かなりの条件があります

色々厳しい

現実に即していない箇所もあるでしょう

生活弱者を救える国であってほしい

そう願い祈ります

 

 

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お医者様

2021-10-02 08:49:31 | 子供のこと身辺雑記

長くホームホスピタルのように(産婦人科 小児科 放射線科 外科 整形外科 内科 眼科 泌尿器科)頼りにしてきた自宅から車で10分 電車でも一駅の位置にある病院が 駅前移転や再編成などもろもろの事情により 患者さんを他院へのお引越しお薦め中

 

ひどく残念だけれど 長男と私はこれまでの主治医さんおすすめの病院へ転院となった

それで転院する病院の院長先生は これまで通院した病院でも患者を診察されていたお医者様

数年前 私も診察していただいたこともあった

 

昨日 診察室で感心したのは 「お久しぶり」と挨拶して下さって 患者として覚えていて下さったこと

こちらの家庭のことなども 覚えておられた

 

大病院の患者数は半端ない

それを「覚えている」って凄いことだと思う

 

 

このところ検査数値も かなり良くなってきている

引き続き頑張らねば!!!などと思うのだった

 

これまで治療して下さった主治医さんの「お力」を無にしないためにも

 

 

昨夜はおでんにしました

そして おでんは具を変えながら最低三日は続ける私

家族には迷惑(爆)かもしれない

 

 

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中山祐次郎著「走れ外科医  泣くな研修医3」 (幻冬舎文庫)

2021-10-02 08:36:02 | 本と雑誌

 

 

雨野隆治

研修医時代 何もできない自分の力不足に悩んでいた彼も今や ちょっとした手術なども安心して任せられる人間になっている

その歩みは決して早くはないが 無器用ながら丁寧に着実に確実に 医師としての知識・実力を身に着けてきている

患者に向き合う誠実さ

今回は初めての学会発表に向けて同期の力を借りながら悪戦苦闘

外科医として戻ってきた後輩の西桜寺凛子と若い患者の女性とのふれあいを中心に描かれる

 

これまでは雨野ひとりの物語であったものが先輩の外科医の佐藤の恋愛

よくできると雨野が認めている凛子の内面も

少し物語の対象人間も広がってきたような

 

患者の夢を友人として支えかなえる凛子と雨野

 

やり遂げた達成感

それは死を宣告されている女性の今後を支える きらめくような幸せな想い出となり得るだろう

必ずや

 

 

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