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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

柴田よしき著「お勝手のあん」 〈ハルキ文庫〉

2024-02-23 14:35:54 | 本と雑誌

 

「赤毛のアン」の冒頭は みなしごのアン〈アンの綴りの最後にはeをつけてほしいアン〉が連れてこられるところから始まります

クスバート兄妹は畑の手伝いになる男の子が欲しかったけれど手違いで駅で待っていたのは女の子

兄のマシュウは 女の子の表情と話し方にほだされ連れて帰るも 妹のマリラは役に立たないから取り替えてくるように 最初言うけれど

アンの様子に自分の少女時代を思い出し

 

クスバート兄妹は この風変りだけれど想像力豊かで かつ素直で優しく利発な少女を育てることにします

〈「赤毛のアン」は少女時代に繰り返し読んだ好きな物語でした 

でも人名とか記憶違いがあるかもしれません〉

 

 

「お勝手のあん」は 神奈川宿の旅籠が力仕事のできる小僧を口入れ屋に頼んだところ

依頼主が旅籠であることから 女中が欲しいのかと勘違い

女の子が連れてこられた

その宿の主人の又いとこである品川の旅籠「紅屋」の大旦那吉次郎は その女の子やすが気に入り 連れて帰り台所の手伝いに

美味しい栗を選んだやすの才気を見込んだのだ

料理人政一 女中頭のおしげ それぞれ一本まっすぐなスジが通った大人たち

複雑な生い立ちながら 自分が生きる枠には気づいているお小夜

 

他にも歴史上実在人物も あらあらあの方がこういう登場をなんて場面

主人公へのかかわり方もあり

 

また出てくる料理の作り方も これちょいと作ってみようかと思うほど丁寧に書かれています

手をかけようと思えば いくらでも手をかけられるのが料理

かかる手間暇を惜しまず 美味しいものを作る心意気

心がけ

時短ばかりが良いものではないよなあと 反省させられたり

 

 

やすの夢は女料理人として生きること

はてさて その願いはかなうのでしょうか

 

シリーズ第一作です

 

 

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ごめんなさい


さくさく削除はするけれどーー;

2024-02-23 14:28:09 | 子供のこと身辺雑記

パソコンにもスマホにも日々 色々とみょうちくりんなメールが届く

たとえば 「財務省」とタイトルあり

ーあなたはまだ税金を払っていませんか 払っていませんなら下記にお振込み下さいー

 

日本語もおかしいし あんまりひどすぎて笑ってしまった

 

全く持っていないカードの支払い要求とか

イオンカードや三井住友なんて名乗るのも届く

その都度 迷惑メール設定してるけど メルアド変えてのこの根気たるや

ぼろい儲けとやめられなくなるのか 悪事は

げに恐ろしきこと

 

 

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ごめんなさい