夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

伊岡瞬著「白い闇の獣」〈文春文庫〉

2024-02-20 19:06:25 | 本と雑誌

 

あとがきで著者は 世に出していい内容か悩んだ・・・・・というようなことを書いておられる

 

小学校を卒業しその祝いの夕飯

帰宅する父親の為に傘を持って迎えにでた少女

けれど少女は・・・生きて戻ってこなかった

両親は必死に探す

やがて警察からの連絡

少女は死体で見つかった

無残に腫れあがった顔 暴力を受けた体

少年たちの犯行だった

 

それから四年 反省することなく生きている少女を殺した少年たちのうち二人までが不審な死を遂げる

警察は殺された少女の父親が消息不明となっており その行方を捜す

 

殺された少女の担任だった女性は教師を辞めていたが 少女殺しの人間が死んだ現場で見知らぬ男から声をかけられる

 

元教師の女性の過去 殺された少女の父親との関わり

凶悪で愚劣な生き物

これに相対する決意

いかなる代償を払ってでも

 

 

この世の中は綺麗ごとばかりではない

真っ当に生き続けていても どうしようもない できないこともある

絶望し無力感に襲われることも多々あるだろう

それでも生きていくのだ 人間は

生き続けていれば また笑える日はくる

生きていてよかった そう思えることもある

 

せめて物語の中では ささやかな幸せ いや救いがあって良いと私は思うのだ

読書の中に救いを求める人間もいるかと思うから

 

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堂場瞬一著「不可能な過去」 〈ハルキ文庫〉

2024-02-20 18:58:01 | 本と雑誌

 

裁判で無罪となった人間から届いた手紙には「あの事件の犯人は自分だ」という内容

当時 取り調べに当たった刑事から話を聞いた警視庁追跡捜査係の沖田は調査を始める

だが この十年前の殺人事件で容疑者となった人物は既に死亡している

では誰が手紙を出したのか

 

一方沖田と同期の西川は 神奈川県警で追跡調査係のノウハウを教えることに

そこでモデルケースとして4年前の未解決事件を調査するが

 

やがて沖田が追う事件にも西川が追う事件にも 同じ人物が関わっていることがわかる

 

そして新たな殺人事件

邪悪で卑劣な人間により容疑者に仕立てられてしまった人物

容疑者となった人物には世間ばかりか家族も冷たかった

 

 

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テイクアウトは有難し^-^

2024-02-20 18:38:39 | 子供のこと身辺雑記

午前は長男が眼科受診

午後は税理士さんに書類を届けに

隙間時間でバタバタ昼食作るのが面倒だった横着者の私

マクドナルドさんとスターバックスさんでテイクアウト♪

スターバックスさんのスコーンを包む紙も綺麗でね

桜色の花見だんごフラペチーノは 小さなお団子が入っておりました

 

夕飯おかずだけは・・・一応?!真面目に作った・笑

手羽元に塩胡椒とカレー粉まぶしてから薄力粉ぱたぱたつけたのをオリーブ油を入れたフライパンで焼いて 焼き色ついてからひっくり返し

皮をむいて切ったジャガイモを加えて くし切りしたレモンをのっけて 蓋をして蒸し焼きにしたの

長男は常に謎料理を食べさせられている

 

 

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