![]() | ホットロード [DVD] |
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紡木たくさんの漫画「ホットロード」(『別冊マーガレット』(集英社)に1986年1月号から1987年5月号まで連載)が原作です
当時それまでの少女漫画とは違う 少し乾いた雰囲気の白い部分も多い絵柄も新鮮で人気となった漫画家さんでした
少女漫画にはつきものだった背景の花などは描かれなかったように記憶しています
長年 実写化を断ってきた作者が映像化を許可したのは「カラスの親指」に出演した能年玲奈さんを観てのことであったのだとか
宮市和希 ( 能年玲奈) 幼少時代ー(本間菜穂)
春山洋志 ( 登坂広臣)
ママー和希の母親ー(木村佳乃)
鈴木 (小澤征悦)
玉見トオル ( 鈴木亮平)
宏子 (太田莉菜)
えり ( 竹富聖花)
リチャード (落合モトキ)
金パ (山田裕貴)
リーダー赤根 ( 野替愁平)
No.2 永山 ( 遠藤雄弥)
おばさま先生 (鷲尾真知子)
医者 ( 野間口徹)
高津 (利重剛)
春山の母 ( 松田美由紀)
ユッコ -(渡辺恵伶奈)
舞台は漫画原作連載当時の日本なので携帯電話などは存在しない
14歳の和希は母親が死んだ父親を好きでなかったことを知っている 和希の母親は高校時代に付き合っていた恋人がいたが 彼・鈴木との結婚は許してもらえなかった
月日は流れて鈴木にも家庭があるけれど 和希の母親は今も鈴木と交際しており 鈴木は離婚を考えている
パパがかわいそうだーと和希は思っている 好きでない男の娘なら母親は自分のことも嫌いだろうと
つまりは自分がかわいそうだとも思っているのだ
男と逢う為に留守がちの母親に面当てするかのように和希は万引きしてつかまる
彼女と向き合った婦警は言った「あなた えらそうね」
万引きでつかまった他の女の子は大泣きしてるのにー和希は平然とした表情をしていた
結局 母親とは連絡取れず 迎えに来たのは女性の教師
ことあるごとに和希は母親とぶつかる
母親は和希が理解できない 理解しようともしない
どうして和希は自分のことをわかってくれないだろうと思っている
やっとずっと好きだった人と一緒になれるのかもしれないのにーやっと・・・・
和希が覚えているのは父親の手ーだけなのだけれど
小さな頃に行ったチューリップの花がいっぱい咲いて綺麗だった遊園地
一緒につないだ手
中絶してさ転校してきたんだよーと噂されるえりと仲良くなる和希
えりは和希を暴走族ナイツの居る場所に連れていく
ナイツ総統のトオルに可愛がられている春山は 和希に目を止め話しかけるも 和希の返す言葉に腹を立てた
春山の家庭も複雑で 同じ匂いを和希に感じたのか
ある日男達に誘われて車に乗るえりと和希
だが別の車も後ろから来ていてー
逃げ出す和希とえり 二人は逃げるうちにはぐれる
助けを求めるえりからの電話で春山達が来てくれる
怯えて隠れている和希を見つけてくれたのは春山だった
要所要所で漫画で読んだ場面が出てきます
ああ ここあったっけーと 懐かしく
また人が演じているのが不思議な気もします
遠い昔に読んだ漫画が 今になっての映画化であったのかと
他のあくどいグループの売ってくるケンカあり
トオルはもう総統の座を譲っての引退を考えています
警察は暴走族の取り締まりに躍起になっておりますし
暴走族 不良 いつか暴力団に入る人間もいる
厳しくしないと
そういう時代でした
喧嘩ばかしやって どうするんだー
トオルは春山に愛用のバイクを譲るーと言います
次第に親しくなり 春山に笑顔も見せるようになっていた和希
おままごとみたく一緒に暮らして
蟹料理では失敗して腹痛を起こすこともあったけれど
春山と一緒に歩いている時に和希は 母親が鈴木とホテルに入るのを見て 追いかけていって罵倒します
家で母親は「なんでそんなひどいことを言うの」と泣くけれど
和希は自分を嫌いな母親と暮らす惨めさをわかってほしい
母娘の会話を聞いていた春山は「和希を俺が貰う」と言います
そこでやっと母親「あげないわよ」
和希のことを嫌いなわけないじゃないーと
トオルが恋人の宏子と姿を消したあと 他のグループの嫌がらせも激しくなってきて
いよいよぶつかることに
体調悪い中 春山は出かけますがー警察の車両を見つけ方向転換しようとして事故に遭うのでした
意識不明
和希は食べることもできなくなって・・・・・倒れて春山の入院する同じ病院へ
「死にたくない」意識を取り戻す春山ですが 医師は左に麻痺が残ると話します
リハビリを本人がどこまで頑張れるかだと
春山の親友は 春山が和希のことを話す時 見たことも無い表情であったことを和希に教えます
春山にとっても大切にしたい存在だった和希
春山はリハビリを頑張り そうして再び働き始めました
鈴木は和希の母親に二人を見守ろうとー
和希は母親と鈴木の再婚を認めますが その前に鈴木に会った時に 和希が父親との想い出だと信じていた遊園地での記憶の手が つないだ手の持ち主が鈴木であったことを知ってショックを受けたこともありました
でも春山の言葉のおかげで 母親の結婚を許そうーそう思えるようになったのです
春山の左に麻痺は残り 足を少し引きずりながらでないと歩けませんが 春山がちょっとよろめいた時には 肩の下に和希が身体を入れて身体を支えます
二人で歩いていきます
和希の夢は いつか春山の赤ちゃんの母親になること
ちょっと 端折るとこういうスジのお話です
端折りすぎかもしれませんが^^;
能年玲奈さんの表情がいいなーと
登坂さんの表情もいいですし アップにたえるお二人です
能年玲奈さんは名前を変えるのだと
前にいた事務所の方々にも意地があり言い分もあるのでしょうけれど
ねえ その力でいじめているようにしか見えません
大人であるなら もうゴタゴタは終わりにしてはいかがですか
色々あるのかもしれませんがーとてもみっともなく見えます
大きな心で・・・・どうか自由にしてあげてください
能年玲奈という女優
もっと映画やドラマで観たいです