夢見るババアの雑談室

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真保裕一著「ローカル線で行こう!」 (講談社文庫)

2016-06-06 00:36:04 | 本と雑誌
ローカル線で行こう! (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社



本の帯から
{故郷(ふるさと)の未来は、わたしが切り開く!

赤字ローカル線の新社長は、新幹線のアテンダント。持ち前の知恵と度胸で社員たちを活気づけるが、次々と不穏な事件に襲われて絶体絶命の大ピンチ!


読めば元気が出てくる痛快鉄道再生ミステリー}

{「お金がないなら、知恵を出すのよ!」赤字ローカル線の再生を託されたのは、地元出身の新幹線カリスマ・アテンダント篠宮亜佐美、31歳。
沿線住民やファンを巻きこむ企画をくり出し、体あたりで頑張る姿に社内も活気づく。
しかし不穏な事件が相次いで亜佐美たちは頭をかかえることに。
逆転の手はあるのか}



母親に言われ宮城県庁の1種試験を受けた鵜沢哲夫 懸命に働いてきたのに赤字ローカル線への出向

五木田町長が社長に抜擢したのは元新幹線のアテンダント 副社長の肩書ながら雑用係りと社長の御目付のような役どころの鵜沢
仕事が忙しく 結婚を考えているらしい交際相手のことも重い


祖母からずうっと代々男運の悪い亜佐美
沿線の街ぐるみの再生をと懸命かつ必死

けれど就任の日から悪意が感じられる出来事がありー駅舎のトイレの火事 線路を覆う土砂崩れ

亜佐美も鵜沢も何者かの意図を感じ 五木田の助力も得て調べていくとー


もりはら鉄道 もり鉄は亜佐美の奮闘もあり沿線住民からも愛される鉄道に

もり鉄をめぐる陰謀の黒幕もわかり その陰謀は白日のもとに晒されて
暗雲は晴れる


{そうなんだ・・・・・あいつは心を決めたんだ}

ちょっと「女は つらいよ」的なところも

仕事も恋もと両方うまくはいかないけれど 女社長は頑張ります



登場人物には関係はありませんがー

行こうシリーズは他に「デパートへ行こう!」「遊園地へ行こう!」と2作あります