夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

人それぞれーではありますが

2016-06-13 21:05:18 | 子供のこと身辺雑記
母校のESS部の部室で学園祭の間の殆どを過ごした長男ですがー暢気者の長男でも 部室を覗いてくれるお客さんの中で 一目見て普通の方と違うー
そう思う方がいたそうです

学校関係 教育委員会か何かの方かなーと思いながら 
少し姿勢を正して 応対をすると 達者な英語で話しかけて来られ 長男も改まった英語で(長男によれば よそいきの英語)展示物の説明などもしたそうです

かと言ってえらぶったところもなく丁寧な態度の方でー

ただ応対しながら 何処かで見たことある人ーという思い出せないもどかしい気持ちもあり 居合わせたH本先輩と「誰かな」と話していたらESS部の部員が「頭師暢秀さん」と教えてくれたそうです


兵庫県11区は もともとは自民党でありながら 民主党に鞍替えした松本剛明氏が強く 頭師暢秀氏は力及ばずー残念なことも多いです
あと一歩 までは来ていると思うのですが


頭師暢秀氏は長男の母校の卒業生になります

教育にも力を入れておられる方です

↓頭師暢秀(ずし のぶひで)氏とはー「はてなキーワード」より抜粋
{{昭和45年7月7日(1970年7月7日)生まれ。姫路市の淳心学院中学・高校を卒業。

慶応義塾大学時代に出場したビジネス・コンテスト優勝賞品の海外旅行がきっかけとなり、約30カ国を放浪。一人旅を通して「世界の中の日本」を体感する。

(株)島津製作所勤務等を経てニューヨーク市立大学大学院博士課程修了。

流通科学大学サービス産業学部准教授 専門は、サービス・マーケティング、消費者行動論、意思決定論、人的資源管理論。

「人づくりで国づくり」を教育活動のモットーに、主に西播磨を舞台に産学連携活動による教育を推進している。}


こちらは神戸新聞の記事から抜粋↓
{ ▽1970年、徳島県出身。慶応大卒業後、会社員などを経てニューヨーク市立大大学院経営学研究科を修了。流通科学大准教授。座右の銘は「笑う門には福来たる」。趣味は読書、サイクリング、天体観測、鈴虫の飼育。}



母校の学園祭に来て おざなりに眺めて終わるのではなく そんなふうに興味を持って展示物について質問するほど丁寧に見て回って行かれたのかと
 そのお人柄に 長男から話を聞いて感銘を受けました

こうした方こそ 政治の世界で力を持って頑張っていただきたいなーと




もうお一方 こちらは姫路市の市会議員さんですが
同じ町内の方で. 重田 一政さん

ほぼ毎朝 小学生達が津田小学校へ向かう交差点で黄色の旗を持ち 児童達の登校を見守っておられます

ーああ 今日も立っておられるーと頭が下がります


選挙に関係なく市会議員になられる前から ずっとずっと続けておられます

中々続けられるーできることではないーです



連日 東京都知事舛添氏の情けなさ あまりのせこさ 大ウソ・言い訳ー都政の邪魔をし足をひっぱり都知事の地位にしがみつく厚顔ぶりを見るにつけー
{人間の資質}について考えてしまいます

前川裕(まえかわ ゆたか)著「アトロシティー」 (光文社文庫)

2016-06-13 08:41:04 | 本と雑誌
アトロシティー (光文社文庫)
前川 裕
光文社










{atrocity(アトロシティー)
暴虐,非道,残虐  残虐行為 凶行
(研究者『リーダーズ英和辞典』より)}



孤独死について調べていた田島は隣室の姉妹から助けを求められた

浄水器を押し売りに来た男達二人が3時間ほども居座り出て行かない

インチキな浄水器を高額で売りつける男達は 他の事件にも関わっているーと後日 姉妹の知り合いの刑事の緑川から話を聞く田島

田島が書いているものにも興味を見せる東洛大学の勝呂

途中から態度がおかしくなる木村

緑川からの情報をもとに過去の事件について取材を始める田島


それはアベックが連れ去られ 暴力の末に殺されたー

その時に犯人グループの一人で未成年ゆえに極刑を逃れた浅野が名前を変えて浄水器売りつけの凶暴なグループにいると 浅野の昔の女であった女性から聞く


水道すらも止められて死んだ母と娘
だが それは貧困だけが理由ではなく誰かへの当てつけのようにも見えたー

死んだ母と娘にかかわる男の影



浄水器の違法セールスをするグループによる殺人

そのグループの一人と恋愛関係になる女性



田島の講義を聴きたいと近づいてきて行方不明となる女子大生

浅野は記事を書く田島と家族をも狙い 家に押しかけてくる


離婚していた田島だが 元妻が病気で死期も近いことから 娘を護る為に緑川にも相談する


田島は浅野とは別の人間からも命を狙われているようなのだが


殺人をなんとも思わない凶悪な人間


しかたなかったーと幾人も殺した男


ひたひたと迫る不気味さ


事件は本当に終わったのだろうか

終わったと思い込みたいだけなのではないだろうか


読了後 ふと そんなことも思ってしまいます

実は もっと裏に何かあるのではないかしらと