夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

賭けに勝ったのか 負けたのか

2016-06-03 10:16:38 | 映画
昨日NHKのBSプレミアムで「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」(1993年 アメリカ映画 マーティン・スコセッシ監督)の放映がありました



ニューランド・アーチャー(ダニエル・デイ=ルイス)自由に生きたいと願いつつ 幼馴染のエレンとの恋も叶わず

エレン・オレンスカ( ミシェル・ファイファー) ニューヨークでは名家とされるミンゴット家の一族としては両親は異端な生活を送り ゆえにエレンは外国人と結婚したのだーと一族から噂されていた その伯爵である夫と離婚したくてニューヨークへ戻ってきたけれど ニューランドに恋され 彼を愛しながら身を引くことを決意させられてしまう


メイ・ウェランド(ウィノナ・ライダー) エレンの従妹でやはりミンゴット家の血を引く娘 ニューランドの婚約者 しきたり通りの生き方に拘る  相手を思い通りに動かそうするところがある


ミセス・ウェランド( ジェラルディン・チャップリン) エレンの叔母にしてメイの母親


ヘンリー・ヴァン・デル・ライデン(マイケル・ガフ)ニューヨーク社交界に影響力持つ人格者

ルイザ・ヴァン・デル・ライデン(アレクシス・スミス) ヘンリーの妻

ラリー・レファッツ( リチャード・E・グラント)ニューヨーク社交界に力を持ち陰険で底意地悪い性格 

テッド・アーチャー(ロバート・ショーン・レナード)ニューランドとメイの息子で建築家になる ボーフォートの二度目の妻の娘と婚約する


ミセス・ミンゴット(ミリアム・マーゴリーズ)エレンとメイの祖母 一族ばかりかニューヨークの社交界でも有力者 不幸な結婚をしたエレンの理解者で彼女の幸せを願ってくれていた




リビエール(ジョナサン・プライス)エレンの夫の伯爵の使いのフランス人 エレンのことを気にかけているが 



ジュリアス・ボーフォート(スチュアート・ウィルソン)ニューヨーク社交界の人々は「成り上がり物」と呼ぶ 一度目の妻は名家の出身


レジーナ・ボーフォート( メアリー・ベス・ハート)名門タウンゼント家の出身 幸せではない



レタブレア(ノーマン・ロイド)ニューランドの上司になる弁護士



シラトン・ジャクソン(アレック・マッコーワン)ニューヨーク社交界の噂に詳しい


アーチャー夫人( シアン・フィリップス)ニューランドの母親



ナレーション(ジョアン・ウッドワード)




ニューランドがメイとの結婚を決めて婚約の発表も間もない頃 エレンがニューヨークに戻ってきた
離婚を決意して

ニューランドの心は揺れる

メイに結婚を早くしようと説得しようとしたり

逆にエレンと何処かへ行きたいと 


名門の家の跡取りとして メイと結婚するのが祝福される生き方と分かっていてもー

そうして結婚したあとでさえ 姿を見れば諦めたつもりであるのに エレンへの激情「会いたい」という気持ちを抑えられないニューランド


彼の振舞は 妻のメイも 年下の従妹への罪悪感も抱くエレンをも苦しませ傷つけている

メイは家庭を守る為に動きーエレンはヨーロッパへとニューヨークを離れることを決意


メイはニューランドの子供を妊娠しており  ニューランドは恋を選択できない

自由に生きたかったはずのニューランドは 伝統的な生き方に埋没して人生を過ごし 先にメイが病気で死んだ


メイは亡くなる前にテッドにだけは話していた
ニューランドには愛する人がいたのだと


メイは妻の自分の立場を守り抜いて生きた
その生活が夫が恋を諦めたゆえだと知りながら いや夫に恋を諦めさせて 伝統的な生き方を全うした

仕事絡みながら自分の結婚前の最後父と息子の旅行だからとテッドはニューランドを誘って その旅先で父親におそらく父が今も忘れずにいるだろう
伯爵夫人エレンに会える機会を作るがー

ニューランドは「古い人間だから」と伝えてくれと エレンには会わずに彼女がいるだろう窓辺を見上げて去って行く


その胸に過るものは何だろう
遠い日の身を焼かんばかりの激情 若い時分の姿か 美しかったエレンの快活な表情 その言葉

自分との恋を諦めた哀しい姿か


家も地位も全てを捨てて自由に愛に生きることはできなかった

手に入れることがかなわなかった
そんな勇気も無かった


代わりに貞淑な妻 息子に娘を与えてくれた

いずれ自分の決断の末の人生

今更 かの女性(ひと)に会うことはできない
二人の人生は遠ざかってしまった 余りにも


ニューランドの恋は エレンを苦しめただけだったのだろうか

過ぎた月日は取り戻せない


小道具 衣装も美しく 映画の中のオペラもとても効果的です

エレンとメイの祖母の言葉 エレンはニューランドとならお似合いの夫婦になると思っていた

そう運ばなかった人生

それでもこれで良かったのかもしれないーとも思うこともあるところが また人生の 過ぎし年月の恩恵なのかもしれません

ニューランドは賭けをしました
{船が燈台を通り過ぎる前に振りむいたらー(エレンに)声をかける }
けれど彼女は振り向かず後ろ姿のまま海を見続けていました
この時エレンが振り向いていてもー自由な生き方を欲しながらもニューランドはエレンと生きる一生は結局選択しなかったような気もします



もう一本 「100回泣くこと」(2013年 日本映画)

交通事故で恋人の佳美(桐谷美玲)の記憶を亡くした藤井(大倉忠義) 佳美と会って又愛するようになる
記憶は取り戻せないままにー

佳美は病気のことを隠しており また周囲の人間に藤井が自分のことを忘れていること そのことなどの口止めもしている

藤井に隠していることについて その是非を話し合う友人達ームース(忍成修吾)とバッハ(波瑠)


佳美と藤井は互いへの様々な誤解を解くことはできたがー佳美は病気に勝てなかった

藤井は佳美と話した したかった夢「ハワイでルナレインボーを2人で見たい」を 佳美の死後かなえようと海岸に通う
スケッチブックを持って




波瑠さんが出てるーと思って観た映画です



早寝早起きが目標です

2016-06-03 10:07:02 | 子供のこと身辺雑記
長男は起きている間 使っている部屋に予定をカレンダーに書いたり 予定表を作って貼ったりしている

それを見て こちらも予定を立てることができる



家を出る予定の時間もメモ
こちらは間に合うように朝食を作ることができます
来週はいつもより早起きをしないといけない日が続きます
早く寝て睡眠時間を確保しないと^^;



これは特に重要なことなどの予定表



土日は日頃は休みですが 特別に予定がある時は 直接出かける時間を言ってもきますが 忘れないようにホワイトボードにもメモしてくれます




これはプロ野球の交流戦が始まる前から貼ってあるもの

交流戦 今年はどこの球団が優勝するのでしょうね