夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

長崎尚志著「闇の伴走者ー醍醐真司の博覧推理フアイルー」(新潮文庫)

2015-04-13 23:58:29 | 本と雑誌
闇の伴走者: 醍醐真司の博覧推理ファイル (新潮文庫)
長崎 尚志
新潮社



人からで「でかい女」と思われるほど長身の水野優希は元警察官 亡くなった父親が警察官でー父に認められたい気持ちもあった

けれどー父の死の前後の事情は彼女を屈折させた
失敗だった結婚
夫に見切りをつけて離婚して 生活を立て直そうとしている水野が任された仕事は 犯罪に関係するかもしれない原稿の作者を見つけることだった

その原稿には不思議なリアリテイがあったのだ
女性を拉致し監禁し死に至らしめる「漫画家」という登場人物


その漫画の被害者女性と似た顔の女性が現実に行方不明になっていた

過去の連続美女行方不明事件


犯人が描いたのか?!

漫画に詳しい変わり者の編集者・醍醐を水野は紹介される


その謎の作品に触発された人間は水野をも狙っていた

原稿を調べた醍醐は原稿の順番が違うのではないかーと考える


使用されたスクリーントーンから原稿が描かれた年代も推察する醍醐



大食漢で素直ではない性格の大男の醍醐だが 幾度となく水野の危機を救う



いったん解決したように見える事件だが 

漫画家にはその作品に協力する人間がいた






連続ドラマとしてWOWOWプライムにて4月11日より放送されています

醍醐真司(古田新太)

水野優希(松下奈緒)


阿島文哉 - ベンガル

阿島淑子 - 真野響子

小澤幸秀 - 要潤

竹内康介 - 前野朋哉

一峰馨 - 田中哲司

貝原章彦 - 平田満

戸村和也 - 池田鉄洋

矢島友之 - 森本レオ

水野和江 - 藤田弓子

寺田幹男 - 野間口徹

江藤健介 - モロ師岡

マスター - 温水洋一

室谷祥子 - 藤井美菜

園田貴美子 - 藤井美菜


オマケを楽しみとする長男

2015-04-13 23:46:50 | 子供のこと身辺雑記
先週の金曜日は歯医者さんで診察で遂に親しらずを抜くことが決まった長男 

月曜日は別な病院でツキ一の診察と薬をいただくのと

木曜日は親しらずを抜く
金曜日は抜いた後の様子見の診察

今週の半分は病院行きです


病院帰りは その時間にもよりとますが 病院が終ってから 姑の家へ行く前後のどちらかで 外食にすることも多いです











ここんとこ和食が続いています

宮部みゆき著「お文の影」 (角川文庫)

2015-04-13 11:14:00 | 本と雑誌
お文の影 (角川文庫)
宮部 みゆき
KADOKAWA/角川書店



実を言えば買い失敗した本です
以前「ばんば憑き」の表題で刊行されており 内容は同じーで読んでいた本でした

書店でひっかかりながら 買ったのですが 読み始めてすぐにー「ああ これ 読んでた」と

出す出版社が変わるとかで 短編集などは時々 表題が変わりますけれどー^^;

しくじりました(笑)

だけど 買った以上 あらためて読み直しました

「坊主の壺」
流行り病に正しい対応ができる商人がいる お助け小屋でその商人が広げた掛け軸の絵柄は奇妙なものであった
壺から出ようとする御坊様

他の人間には 壺しか見えないという
御坊様が見えたおつぎは 商人に選ばれる
おつぎは その運命を受け入れた




「お文の影」
今で言うならネグレイトか
養母にいじめ殺された幼い娘お文

その影のみが 此の世に残っていた
影をお文のもとへと送るー
たいそういじらしい影なのだ



「博打眼」
恐ろしい妖怪を退治する手段

犬の張子が勇ましく戦ってくれる

妖怪だって 次の主人との約束を守らせようとしたー
妖怪にだって言いぶんはあると思うのだ




「討債鬼」
良心がいじける 荒唐無稽な言葉を信じた男は 実の息子を殺そうとする

殺されそうな少年を守ろうと 少年が通う塾の先生の利一郎が考えた策はー



「ばんば憑き」
相部屋となった老女が話した ばんば憑きなる殺した人間と殺された人間の魂を入れ替える儀式

縊れて死んだ老女

婿養子として肩身の狭い暮らしをする男には 旅先での経験と 聞いた話が心に影響を残す




「野槌の墓」
妻が病死し 幼い娘の加奈と二人暮らしの浪人 傘張りと便利屋として身を立てる男の元に 人ならぬモノから相談がもちかけられる


非業な死に方をした子供と結びついたモノの起こす怪異
それを止めなくてはならないー





他の作品との関連作もある
怪異後日譚のような


そこはかとないユーモア おかしみと ほっこりするものと ただ恐ろしいモノと

哀れさと


我欲 自分さえよければーという人間


心がけしだいで 人は善なるものにもなれば 悪鬼にもなる

人の心の不思議さ

絶妙のバランスで こわすぎないように描いている

月曜日も雨です

2015-04-13 10:54:43 | 子供のこと身辺雑記


昨日はお昼を食べてから 迎えにきた主人と一緒に 投票所となっている近所の小学校へ投票に行き そのまま長男を駅まで送りました

縁起担ぎのトンカツは 長男が応援するソフトバンクには効果なくー負けてました・・;
主力選手にアクシデントもあったよう



開票速報 気にしつつの一人夕食









ストウブ鍋でご飯を炊いて 別のサイズのストウブ鍋でおかず作って もう簡単に


昨日は県会議員の選挙でした
半月後には市会議員の選挙があります


どちらも入れる候補者はご近所さん

県会議員YMさんは 小学校の時の同級生の親戚になります
その同級生の女の子Sさんが 成績優秀なのに鼻にかけず誰にでも優しいーとても性格よくマジメで しかも色白 眼鏡が似合う感じの良い美少女でした

当時の県会議員のM氏の子供さんのイトコになるーという

私の亡くなった両親はM氏のことを知っていて ずっとM氏に入れていました
「いい方なのだ」と話していました

そのM氏の血縁となるYMさん

M氏の血縁でSさんの親戚ーかつ地元の方ーというのが 私の投票の動機なのですから 候補者の親戚や周囲の人間の人柄も大切ーですかしらん

当選してました
他人事ながらー良かったです

市会議員の候補者さんは同じ町内 小学校の役員もしておられてご夫婦とも本当に人柄の良い方です
もしや人が良すぎて通らないのでは?!とも心配になる幾度めかの挑戦になります
泣いても笑っても半月後ー