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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

ジェニファー・ビールスの「絶対能力」(2006年 カナダ映画)

2012-06-04 21:50:56 | 映画

仕事へ行く父親を引き止めようとする幼い娘ミーガン
テディベアを可愛がっています
仕事から帰ったら埋め合わせするよと約束し出ていく父親
「パパはすぐに戻ってくる」

場面変わりFBI捜査官ベック(ジェニファー・ビールス)「一時間後にここで」車を降りる

クリニックのような場所へ

ペックの連れの男 パン食べながら待っている

戻ってきたペック 車に乗る

ペックは脳に異常あることを教えられ 頭痛はないかと尋ねられていた

場面転換
出先から「本当は家にいたかった」と妻に電話し娘に「大好きと伝えてくれ」
夫からの電話のあと ベッドから起き出した妻が 名前を呼んでも 室内を捜しても娘の姿がない
娘の部屋の窓が開いていた
「ミーガン!」繰り返し絶叫

場面変わって ある事件から半年経つのにペックは調子がおかしいらしい

ハント捜査官は心配している

事件を報せる電話がかかり二人出掛ける

ミーガンの家にやってくるペックとハント

捜査官のティナは ペックの捜査方法が特殊すぎると気にしている

ミーガンの部屋を調べるペック
ーここで触れたら以前 そこであったことが分かる能力がペックにあるらしいことが分かります

「少女は林を通って運ばれた」

ニューヨークから父親のマイク戻ってきます

IT会社経営パートナーが 飛行機事故に巻き込まれたことがあり 飛行機を苦手としているのでマイクが出向くしかなかったこと

会社は上場を控えていること

パートナーの名前はベン・トムリンソンであること

協力的に話すマイクは 捜査官を質問攻めにします

身の代金目当ての誘拐だろうか

ただ待つことに耐えられないマイクは出社します

過去の事件を調べたペックは 今回の事件に酷似した未解決事件を見つける

同じ上場近いIT会社の代表の五歳の子供がさらわれた

誘拐された子供の父はベン

更にペックは ミーガンの母ジュリアが浮気している残像を視る

ベンにカールと名乗る人物から電話が入る

ベンとカールには秘密の契約があるらしい

思惑あるベンは息抜きを希望するマイクに車を貸した

マリア・アレンデ 25才の解雇されたベビーシッターが気になるペック

マイクの妻ジュリアはベンと浮気していた
マイクの存在が邪魔になり殺し屋を雇っていたベン

ベンの持つ靴が ミーガンを連れ去った犯人のモノと一致

様々な事柄がベンを犯人と示しており逆上したジュリアは 銃を構え ベンに銃口を向けます

銃声響き

建物に入ったFBI捜査官が見たのは ジュリアの死体と銃持つベン

捜査官に撃たれベンは死にます

犯人と思われるベンは死に ミーガンは見つからないまま

ペックはこの事件を最後に離職

妻が浮気相手のベンと殺し屋を雇って自分を殺そうとしていたとペックとハントから教えられるマイク

ミーガンは見つからない

会社を売ったマイクは家を離れると言います

私物や事件の証拠物件を片付けながら スッキリしないペックは 一つ一つに直接触れー 視ます

真犯人を

最後の事件の思い出にとミーガンのぬいぐるみを持ち出したペックは ある行動に出ます

リゾート地でしょうか 穏やかな表情のマイクが屋外のテーブルについています

そこに近づく魅力的な若い美女 多分ベビーシッターのマリアでしょう

二人は笑顔です
誘拐されたはずのミーガンが現れます

ミーガンに例のぬいぐるみ渡すペック

ぎょっとした表情になるマイク

偽装誘拐でした

マイクはジュリアとベンの企みを知り 逆に罠にかけたのです

カールと名乗り電話し ベンを追い詰めたのも
ベンを犯人に仕立てたのも

どっちもどっちの夫婦だったマイクとジュリア

ただ夫の方が役者が上でした

このあとマイクは逮捕されるのでしょうけど

両親なく育つことになるミーガン

彼女がペックを逆恨みして 復讐の為に事件を起こしたらーなんて 映画が終わったあとの話を勝手に妄想することが 映画本体より楽しいかもー

「フラッシュダンス」のジェニファー・ビールス
女優 続けていたのですねぇ

ああ テレビドラマ「Lの世界」話題になりましたっけ


「アレキサンドリア」(2009年 スペイン映画)

2012-06-04 19:51:15 | 映画

紀元4世紀末 エジプトの地にあるアレクサンドリアが誇る大図書館で 哲学者でもあるヒュパティアは教えている

エジプトの人々はセラピス神 イシス神 ホルス神を崇め都市のあちこちや建物にも神の像はあった

時のローマ皇帝が信者であったことから キリスト教は優遇され勢力を伸ばしつつあった

燃える火の上を歩いてみせたりし 強引に信者を増やしている

広場でもキリスト教を広げる人間達の不穏な動きあり エジプトの神をバカにし愚弄している

ヒュパティアの生徒オレステスは彼女に想いを寄せ 口説こうとする

キリスト教徒が 一人の男を炎の中に投げ入れる乱暴ぶりを見たヒュパティアの父は怒り 屋敷の人間にキリスト教を禁じる

父が鞭打ったキリスト教徒だと言った奴隷ダオスの傷を手当てするヒュパティア

ダオスはプトレマイオスの説に従った宇宙の 天体模型を作っていた

ヒュパティアの授業中 キリスト教徒のシュネシオスとオレステス揉める

ダオスはキリスト教徒アンモニアスについて行き感化を受け 取り込まれていく

観劇の途中オレステスはヒュパティアへ求愛する曲を演奏する

ヒュパティアがオレステスの想いを受け入れぬように祈るダオス
彼もまたヒュパティアに憧れ恋していた
「誰にも渡さないで下さい」

ヒュパティアの父テオンは忠告を受ける
「女は あわれだ」

テオンは増長著しいキリスト教徒への攻撃に同意し 愛を拒まれたオレステスも ヒュパティアの止める声を聞かず 戦いに参加する

ヒュパティアの父はキリスト教徒だと叫ぶ自分の奴隷から攻撃され重傷を負う

オレステスはテオンを助ける

予想外にキリスト教徒は多く キリスト教徒の修道士兵が攻めてくる

オレステスはキリスト教徒であれ 学友を守る

しかし予想以上にキリスト教徒は増えていた

大図書館はキリスト教徒に囲まれる

テオンは娘ヒュパティアに自由でいてほしかった
好きなだけ学問をし

アリスタルコスの太陽中心説 地球は動く ただの惑星の一つ
叡智の宝庫
図書館を守らなければならない

ローマから長官がやってくる

「皇帝の裁きを聞くがよい 反乱者達は罪を問わない セラピス神殿と図書館をキリスト教徒に与える」

歴史ある神殿も図書館もキリスト教徒に好きにさせると言う キリスト教徒の皇帝が決めたこと

十字架の為に! キリスト教徒は騒ぎます

全てを破壊する

出来るだけの書物持ち避難しようとするヒュパティアと弟子たち

気が立ったヒュパティアから冷たい言葉かけられ ダオスは武器持ち残ります

キリスト教徒達は建物を破壊していく

これがダオスの望みなのだろうか

奴隷のダオス 破壊に加わる

汚らしい集団であるキリスト教徒達は 素晴らしい建物 大図書館をも破壊する

それはダオスの本当の望みだったろうか

上から見るキリスト教徒達の動きは まるでドブネズミのようだ

ヒュパティアの父は死んだ

避難先へやってくるダオス

ヒュパティアに縋りつき泣く

ヒュパティアはダオスに言った「あなたは自由よ」

間もなくアレクサンドリアは キリスト教とユダヤ教だけの街になってしまう

新たな火種のユダヤ教

騒動から数年経ち 主教の死で狂信的なキュリロスが新しく主教となる

既に大図書館は廃墟となり見る影もない

キリスト教徒達は ユダヤ教徒を攻撃する

オレステスは長官になっている

ヒュパティアは不安を覚えていた

キリスト教徒の都市浄化計画

キリスト教教会が火事だの声に駆けつけたキリスト教徒や修道士兵は閉じこめられ殺される

ユダヤ教徒の罠

キリスト教徒の報復が始まる

ユダヤ教徒は奴隷だ
永遠にさまようのだ

神の意志だ

アレクサンドリアからユダヤ人は消えるのだ
虐殺の始まり

オレステス長官はキュリロス主教に逆らえない

多くのユダヤ教を信じる人間が死んだ

キュレネの主教となったシュネシオスがやってくる

オレステス ヒュパティアと旧交を温めるも 彼はまずキリスト教ありきの人間だった

キュリロス主教はヒュパティアを魔女として告発する

ひざまずけと言う言葉に従えないオレステス
ひざまずかずに去り投石され負傷する

危険だからとオレステス長官はヒュパティアに外出しないように伝言する

シュネシオスはオレステスに神の言葉は一つだと ひざまずく事を強要

そうでなければ味方できない

キュリロス主教はオレステス長官に投石し処刑された男を聖人に加え 信者を煽る

正義の裁きを!

オレステス長官への見せしめに キリスト教徒達は 彼の弱み ヒュパティアを襲うことを企む

ダオスはヒュパティアに危険を知らせに走るが オレステス長官とシュネシオスに屋敷へ呼び出されて留守だった

オレステス長官はヒュパティアに洗礼を受けるように懇願する

「あなたを守れない」
けれどヒュパティアは聞き入れなかった
オレステス「一人ではキュリロス主教に勝てない」

「もうキュリロスが勝ったのよ」とヒュパティア

シュネシオスは既にヒュパティアの教えたことを信じなくなっており かつて彼女が教えたことをバカにする

ヒュパティアは一人で屋敷を出る

彼女を狙っていた修道士兵達に捕まり連行される

ダオスは間に合わなかった

裸に剥かれても悲鳴をあげないヒュパティアの肌をナイフでむこう そうすれば悲鳴あげると言い出す男達

駆けつけたダオスは言います

汚れた女の血で手をよごすことはない

男達は石で打ち殺そうと石を集めに行きます

見張りとして残ったダオスは せめてせめてヒュパティアを楽に少しでも苦しませずに死なせることにしました

戻ってきた男達に「気を失った」とヒュパティアの体を置き ダオスは離れていきます

男達の投げた石でヒュパティアの体は全身切り刻まれ その死体は街中引き回しのあと焼かれました

オレステスは姿を消します

キュリロス主教は死後 教会博士とし聖人に

ケプラーが天体の動きを発見したのは 1200年後のこと

ヒュパティアは実在の人物です
映画ではレイチェル・ワイズが演じております

賢く美しい女性でしたが 現実の死に方は 映画よりはるかに残酷なものでした

史実によれば 馬車から引きずりおろし裸にし 牡蠣の貝殻で生きたまま 彼女の肉を骨から削ぎ落とし 殺害したーそうです

彼女が残した言葉は「真実として迷信を教えることは とても恐ろしいことです」

学問の発達に関してのみ思えば キリスト教はなんという宗教なのでしょう

キリスト教が存在しなければ 悪魔も存在しないのではーと

神の敵として悪魔の存在をも広めていったのではないかしらと

権力者が勢力を広げるために


スーパーナチュラル シーズン4 第6話 「幽霊病」を観ていたら

2012-06-04 10:07:07 | テレビ番組

BS11にて放送中 関西では水曜日夜10時から

デイーン(ジェンセン・アクレス)とサム(ジャレッド・バダレッキ)のウインチェスター兄弟が それぞれの宿命と戦いつつ化け物退治するロード・ムービー形式の連続テレビドラマです

悪魔の血を与えられ特殊能力持つサムと その使命のために天使が地獄から生き返らせたデイーン

彼ら兄弟は重く深刻なものを背負っているとわかってくるシーズン4

この「幽霊病」は そのなかでは割かしコミカルなつくりになっています

幽霊病(恐怖で死んでしまう病気らしい)に感染してしまったデイーンが あれもこれも恐くなってしまうのですから

日ごろは無鉄砲なくらいに大胆で荒っぽくもあるのに

武器は危ないから恐い 持てないと言い出したり

調査のために職業を偽れば ばれてつかまるよーとびくびくしたり

サム なかなか大変です

病気を治療する方法を調べる中に なんと江戸時代の妖怪図鑑のようなものまで出てくるのです

スタッフさんあちこちの資料集めてるのですね

「ぶるぶる」ってのが紹介されており嬉しくなりました

京極夏彦氏の小説や挿絵を思い出します

病気の大元の幽霊退治をして デイーン完治 よかったよかった

でドラマ終了後 オマケ映像でジェンセン・アクレスさん劇場あります

ドラマの中に恐がり病のデイーンが車に寝泊りし 音楽聞き騒いでいる場面がありますが その撮影中の悪乗りなのでしょうか

車内で歌っていて窓から身を乗り出し 自分の脚をギターに見立て弾いて歌いまくります

バカです(笑) 見物してる人間の笑い声も確か入っています

もしやデイーンのキャラは地で演技じゃないのではーと思ってしまいます

娘が大好きで観続けているシリーズですが ちょっとフライングしてレンタルで最新シーズンまで まとめ観してみたくなっています

早く娘に暇ができないかしらん

娘はなかなか忙しく かまって(爆)もらえません

「スーパーナチュラル」↓に詳しいです

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%AB

こちらは公式サイトです↓

http://wwws.warnerbros.co.jp/supernatural/index.html

DVD出ています↓

http://rental.geo-online.co.jp/detail-148922.html


高橋克彦著「南朝迷路」文春文庫

2012-06-04 07:31:16 | 本と雑誌

高橋克彦著「南朝迷路」文春文庫
高橋克彦著「南朝迷路」文春文庫
高橋克彦著「南朝迷路」文春文庫
高橋克彦著「南朝迷路」文春文庫
高橋克彦著「南朝迷路」文春文庫
前作「パンドラ・ケース よみがえる殺人」から少し後 執筆を依頼した名掛亜里沙と 依頼を受けた作家の長山にカメラマンの石川は 取材の為に列車で隠岐へ向かう

後醍醐天皇 隠し財宝 火流しの祭り

行く先々で入る脅迫
彼らは推理が得意な友人・塔馬教授に連絡を取る

友人を案じ塔馬は窮地の警察官・山影と動く

殺人と脅迫の動機

そこには悲しい願いもあった

間違った方向へ房総してしまったのだ

解説は井上夢人氏 非常に興味深い濃い内容となっております