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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

アーロン・エルキンズ著「骨の城」ハヤカワ文庫

2008-03-21 18:04:07 | 本と雑誌

アーロン・エルキンズ著「骨の城」ハヤカワ文庫
アーロン・エルキンズ著「骨の城」ハヤカワ文庫
アーロン・エルキンズ著「骨の城」ハヤカワ文庫
骨に詳しく幾度か事件の解明に携わった事から「スケルトン探偵」と呼ばれるギデオン・オリヴァ― 彼は著名な人類学教授だ
論文を発表する愛妻ジュリーについてイギリスへやってきた

「驚いたわね―なんでそんなことを覚えていられるの?あれは三年前のことなのに」と妻
答えて夫「生まれ持った能力だろうな 正確な記憶力というのは ぼくみたいな職業にはとても便利だ」

「だったらわたしが帰りにミルクや野菜を買ってきてと頼んだ時にも その能力を発揮してもらいたいわ」

「そのう この能力も完璧というわけではないんだ」と夫

13作と人気が続いた理由は この才気煥発で魅力的なジュリーさんと ややそれに振り回される感のある夫ギデオンとの会話にもあるような気がします

今回はバラバラになった人骨発掘に専門の調教師と犬も大活躍
出番は少ないながら強い印象を残します
犬好きにはこたえられません♪

そしてかつては花形刑事でありながら若すぎる妻の死から 不本意な地位を与えられてしまったマイク・クラッパ―

扱いにくい上司の事情をよく理解し 警察の仕事に意欲的なカイル・ロブ巡査

会いたくなるような登場人物がいっぱいです

博物館館長のマデリンから見つかった骨を見てほしいと頼まれたギデオンは 切断された―おそらく殺された―骨を見つけてしまいます

発掘を専門とする犬の力を借りて 骨は見つかりました

骨からギデオンは誰の死体かを推理します

更なる殺人

そう犯人の正体はギデオンには 少し辛いものでした

読了してみれば 物語の最初から 犯人への手掛かりは 堂々と記されています

登場人物の名前をしっかり頭に入れて読み始めて下さい

嵯峨静江さんの訳も あとがきも とても良かったです
夏には次の作品が刊行されるとか
待ち遠しいです


組み合わせ

2008-03-21 14:25:43 | 子供のこと身辺雑記
組み合わせ
服を整理していて 赤や鮮やかな色目のものは もう着ないよな?と
と残るは圧倒的に黒が多い
あれも黒 これも黒
黒が入っているトップと黒のスカートかズボンを合わせると 単品同士でも スーツっぽく着られるし 上着合わせて ネックレスでもつければ 更に改まった装いに誤魔化せる
服は好きで買ったものばかりなので ここ数年着ない品でも とても惜しい 勿体ない気がして 片付けが進みません
寝間着 部屋着 普段着
これと本の整理が 課題です
天袋にしまった衣装ケースなんて 何を入れたかも覚えていません
しかも いざ何処かへ行こうと思うと 着る物が無い!と 焦ってしまう(笑)
整理した服の分 新しい組み合わせを考えなくては
大抵このブラウスにはこのスカート
と上下を決めてハンガ―にかけています


クローゼットを眺めてため息

そう 自分の服 子供達の服 母の服 数度に分けながら片付けていこうと思います

一度では要不要をきちんと決める自信がないので


暖くなりました

2008-03-21 14:05:08 | 子供のこと身辺雑記
暖くなりました
暖くなりました
唐揚げと野菜炒め

砂糖と醤油のタレに漬けた鶏肉に片栗粉をまぶして揚げるだけ

キャベツ 人参 豚肉を塩胡椒かけ炒めて赤味噌 砂糖少量加えて味付けを

夜は横着して 出来合わせを買ってきます
広告で美味しそうなお弁当とおかずがあったので
シーフード類 (魚 貝 海老 イカ・・・)や海草 買ってこようかなと


手足が冷たいです

2008-03-21 08:28:08 | 子供のこと身辺雑記

手足が冷たいです
手足が冷たいです
手足が冷たいです
今日は晴れ♪
だけど寒い

ワカメのお味噌汁とハムエッグにサラダで朝は簡単に

昨夜は残り物おかずと メインにお肉を焼いただけ
主人は休日出勤で帰宅が一日早かったのですよね
お昼は唐揚げの予定です
おやつはヨーグルト


ローリー・リン・ドラモンド著「あなたに不利な証拠として」ハヤカワ文庫

2008-03-21 02:13:32 | 本と雑誌

ローリー・リン・ドラモンド著「あなたに不利な証拠として」ハヤカワ文庫
ローリー・リン・ドラモンド著「あなたに不利な証拠として」ハヤカワ文庫
ローリー・リン・ドラモンド著「あなたに不利な証拠として」ハヤカワ文庫
著者は現実に警官であった
交通事故により辞職したが
この作品は12年かけて完成させたとか

それぞれの短編に登場する五人の女性警官は 著者の姿 経験を何処かに反映しているかもしれない

ミステリではない
お気楽な警官小説ではない
むしろ壊れていく人々の物語かもしれない

解説の池上冬樹氏は絶賛している

どちらかと言えば 読んでいてイライラするだけじゃん
これって 何処が面白いって?

という感想を持つ人間と評価は分かれると思う

書評で褒めてあったから 売れているから
面白いとは限らない

私なら人に勧めません(笑)

著者はまだ自分が何を書きたいのか よく判っていないのではないか
素材の未消化な 中途半端な すっきりしない部分を感じる

著者は何を目標としてるのか

次の作品も似た感じであるなら 買わないと思う