進む方向を決めるのは右足?左足?
手にも利き手とそうでない手があるように、2本の足にも利き足とそうでない足の区別があります。しかし、そのこととは別に、右足と左足はそれぞれ違う役割をもっています。
まず右足ですが、右足は一般に左足と比較すればかなり敏捷に動かすことが出来ますし、身体のバランスを取ったりするときに役だっています。
これに対して、左足は、体重を支えるという役割のほかに、歩いたり走ったりする時に進むべき方向を決定するという役目があるのです。
エスカレーターを登り切ったとき、意識していませんが、まず最初に踏み出す一歩はほとんど左足だと言うことを考えれば、これは納得できますね。
エスカレーターに乗った時、注意して自分の右足と左足を観察してみて下さい。進む方向が右でも左でも、第一歩目は左足なのです。