本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

財政、総務局を配し、トップ会議~福岡市役所

2012-08-25 11:38:56 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
本日、8月25日西日本新聞朝刊一面に福岡市、「財政、総務局の廃止検討」という記事が掲載されていました。

「福岡市は、予算や組織の編成、人事の決め方を抜本的に見直す。これらの業務は現在、管理部門の財政局と総務企画局が担当しているが両局は廃止も含めて検討。代わりに市長や全局区長などでつくる「幹部職員トップ会議」(仮称)を新設し、予算額や職員数の上限など大枠を決める。局と区は、その枠内で独自に人事や事業を実施する。2016年度までに段階的に導入する方針。」

なるほど・・です。

トップダウンで物事が決まった方がいいし、財政局や総務企画局は財務、人事のプロ・専門家集団でそこがうまく機能しているとすれば、大局的に組織を見渡すところとしてなくてはならないけれど、いまや権限を持ちすぎて阻害要因にしかなっていないかも(福岡市に限らずですが・・)、なんて考えていたので、何かよさげと”以前なら”思ったでしょうが・・

果たして”長”とつく人たちは、組織全体を見渡して判断ができるバランス感覚と覚悟のある人か?

とか

区長が現場を知っているということになっているが、区組織の内部でどれだけ情報が上がっているか?
区役所にいるからと言って現場を知らないのではないか?

あまり現場に近いところにいると現場の利益ばかりに目がいかないか?

なんていろいろ考えてしまうのです。

組織がうまくいくって

目新しい組織、革新的な組織を作ることではなくて、作った組織をいかに機能させるかが大事だってことを最近つくづく感じるようになって・・

だから作った組織を機能的に運用するために、作る段階でどういう配慮・準備をしているか、作った後でうまくいかなかった場合に修正できる仕組みを考えているか、なんてところをチェックしたいなと思うのです。

我々庶民も「美辞麗句」に惑わされなくなってきてます。。

華々しくぶち上げるより、実効あるものを・・です。

コメント
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