5月1日(株)天使の鈴という企業さんが開催された介護展を見に行きました。
在宅介護をする時に、どんな住宅に改造するか、自分あるいは家族に合った介護用品選び方などを現場・実物を見ながら話し合う、展示会というよりは、「提案会」と言った方がいい催しでした。(まだ開催中です。)
最初は箱崎あたりで古民家を買い取り、そちらを改造して・・と考えておられましたが、話し合いがうまくいかず、結局中央区のマンションを・・ということになったようです。
介護を受ける方が尊厳を持って日々を過ごせるような提案をしたい・・介護保険制度が持つ欠点をカバーしながらの試みはさらに次の新しいアイディアを生んでいるようです。
柔らかな物腰の女性社長さんですが、秘めたるパワーには脱帽です。
最初のベットは使う方がけがをしないような配慮が細かく、またベット周りを歩く際に伝い歩きがしやすいように手すりを掴みやすくしているそうです。
あとの写真のベットはリクライニングに特徴があり快適でした。
事業者が勝手にベットを選ぶのではなく、見て試してもらって気に入った物を選ぶ。普段私たちが物を選ぶ際にできることを介護の現場でも実現。
ドイツ製の車椅子の一部。黒ずくめにレバーだけが赤色、とてもおしゃれなデザインです。
身体にフィットする工夫もあり、さすがドイツ製。ただちょっとごっつくて畳の部屋には向かないようです。
湯たんぽや枕も展示。どれもこだわり有。
最初はブライダルから出発した企業さんで、ブライダルも継続。
こちらもお客様の難しい注文にできるだけ応じるスタンスで・・
経済状況が悪くなって個人の財布のひもも固くなったけど、もう少しだけお金を出したら、自分が求める満足が得られると分かれば、ちょっとひもを解いてみようかと考えますよね。
いかにしてその琴線に触れるものを提供するか・・・でしょうか?