本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

QAN-p(九州大学ビジネススクール修了生公共経営研究会)終了

2012-01-09 18:15:23 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
本日、QAN-p勉強会を行いました。前回が去年の11月20日でして、次回は来年か~などと思っていたら、もう終わってしまいました。
早いものです。

本日は某県のソフトウェア振興策がテーマでした。

かつて国策として産業振興が行われてそれが成果を上げて日本の産業が発展したと言われていましたが、それが最近になって本当にそうだったかという議論があって、その流れを受けて国や自治体が税金を使って産業振興をすることに(以前からその意見はありましたが)、懐疑的になっています。現場にも迷いがあります。

ところでソフトウェアについては、日経新聞2011年12月30日、2012視点のシリーズのカリフォルニア大学バークレー校ロバート・コール名誉教授のインタビュー記事「ITこそモノ作りの中核」でITあるいはソフトウェアの重要性について述べられています。

教授は「日本は世界に通用するIT技術者の層が薄く、経営者の理解も欠けているようだ」と述べています。

記事全体が、IT、ソフトウェアの重要性を訴えたものになっていますが、もしそうだとすると日本の遅れたソフトウェア開発環境を整えるというのはあながち間違ったことではないんだろうなと思います。


まあしかし、最初に戻ってそれを誰がするのか・・
どういうにすべきなのか・・

同じ産業振興策としてよく使われる道路や水などのインフラを整備して企業を誘致する話と違って、可否から始まって方法等など、テーマとしてはなかなか深い話になります。

ということで勉強会の議論も若干拡散気味でした。

このテーマもう少し続くようです。

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