「下町ロケット」池井戸潤著

圧倒的な技術力を持った中小企業。夢を追う社長。中小企業を見下し邪魔をする大企業。辣腕弁護士。組織に逆らい本物を支持する大企業の社員。

読み終えてしまえば、技術力という印籠で事件を解決してしまう現代版水戸黄門みたいだなあなどと思ってしまうけれど、読んでいる時は先が楽しみでついもう１ページ読んでしまう。

自分は何のために働いているのかを考えたり、巨額お金でのお誘いに自分はとても逆らう気にならないだろうと自分の小ささを感じたり、現実はこううまくいかないと当たり前のことを考えたり・・

それでも、自分も仕事に夢を持って見ようかなとゲンキが出た本でした。