本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

街頭義援金集めに思う・・

2011-03-26 11:05:45 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
今回の地震で直接被災しなかった地域(今後じわじわ影響が出ると思うけど)では、何かしなければという想いがみんなの中に高まっています。

でもそんな中でいまだに「自分は」理解できていないことがあって、それを見ると何とも言えない激しい感情が湧きあがってくるんで、ブログに気持ちを閉じ込めようと思います。

それは・・経済団体の街頭義援金集め。そこは経済団体とは言わないかもしれないけれど・・
いわゆる他でもっとすることがあるのに、街頭に立っている人たち。

特に団体名を入れた幟を立てたり、おそろいの服を着てたりしたら、災害に乗じた売名行為だと思ってしまいます。(あくまで私の感じ方)
スポーツ選手や芸能人が同じような活動をするのは、共感が持てます。
あこがれの人がやっているんだからといままでな~んにも考えてなかった人が「ハッ」と気付く可能性は大。

中学生、高校生など他にあんまり方法を持たない人がやっていたら、これも「いいぞ!!」
お金持ってないから自分のお金を寄付できないし、ボランティアに行くより今は自分の将来の事を考えて欲しい。
だから街頭で募金活動。
募金活動をして思ったよりお金が集まらなくて、大人の建前と現実を知るのも経験になると思います。

阪神・淡路の地震の際はとても意味があったと思います。
あの時はボランティアが身近じゃなかったし、すぐに寄付を思いついた人も少なかったのでは・・
また、他の時も関心が薄いなっと思った時の街頭活動効果は大きいと思います。

でも今回は義援金についてはだれでも何かを・・と考えているし、その方法もたくさんできている。

その中であえて経済団体が街頭に立つ意味・・が自分は理解できません。

使った時間に対し、いくら集まりましたか?それを数えて、まとめて、振り込む手続きにも時間がかかりますよね。

その時間があるなら、そのメンバーで集まって企業として何ができるか考え、行動したらいいと思う。
バリバリのプロなんだから、凄いことができるはずだし、各社にその資源がある。
個々の会社が負担するのは厳しいなら、その時初めて市民の方に対して、自分たちはこんな支援をしたいから一緒にお金を出してくださいって言えばいい。
個人が居ても立ってもいられないから行動に走るとは意味が違う。

ちがうかなあ・・・
それこそ、街頭で自分たちこんなことやってんですよ! なんてPRのためにやっているとしたら、その地域の人間として私、被災地の方々に申し訳ないと思います。

ところで、どこかでも書いたかもしれないけれど、被災地へのお金の提供について
義援金とか、募金とかいう言葉が、自分はしっくりしないんです。
今回の災害が想像できないくらいの規模なので、東北・関東というより、日本が大きく傷ついていて、
だから、他人のために、「義」を持ってお金を寄付するのではなくて、
投資・・今後の日本のためにお金を出す。そう他の人ではなくて自分のため。
そう思いたいなあと・・

だから自分としてはちょっときついなって思う額を・・

そして、そのお金はきちんと「復興」のために「無駄」がないよう使って欲しい。それこそ戦略的に・・

大きなお金が集まると思います。
有効に使えるようイニシアティブのとれる人が出てきて欲しいな・・

思う存分書いたんで、すっきりした!!!

あとはこの事を考えんようにしよう・・・

自分は自分のできることだけを見て、そしてやっていきます!!
きばっても空回りするから、ボチボチと・・・





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする