対象は２０代から３０代のビジネスマンで、対象から思いっきり外れているんですが、日経ビジネスアソシエを楽しく読んでいます。
最新号の特集は「「朝活」で人生を変える！」。朝早く起きて勉強したり、身体を動かしたりすると一日が有効に使えるという話です。
書いてあることは、自分は既にどこかで読んでいたり、あるいは自分で体得していることなので、雑誌の内容を仕事に活かすということはほとんどありません。
それよりもこの雑誌が、若いビジネスパーソンが何に関心があると考えているのか、その世代に対し何を訴えようとしているのかが面白く、また、これを読んで、自己啓発を図っている若い人がいることが頼もしく、自分とは異なる世代が何を考えているか想像しながら、ついつい毎号読んでおります。
組織論で２０対６０対２０の法則というものがあるというのはよく聞きます。
組織はよく働く２０％とそこそこ働く６０％、働かない２０％で成り立っているという話です。
アリの社会を観察して発見されたものだそうですが、働かない２０％を取り除くとすべて働くアリになるかというと残った集団で２０：６０：２０の構成が生まれるというのも有名です。
さてさて、人事異動が完了したわが組織、働かなかった方を除いただけではなく、よく働く２０％を新たに投入した状況です。→注：働かなかったはあくまで私の主観なので、ご本人は反論があるかもしれません。
出来上がった新しい組織は快適です。この快適さの中、自分は頑張んなくてもいいかなあとぼんやりと考えている自分を発見します。自分はよく働く２０％だと思っていたのが、一気に働かない２０％に落ちているようです。
人間易きに流れる。
自分がいなくてもうまくいってるなあ・・・。無理にがんばらなくてもいいなあ・・
踏ん張りが利かないこの状況・・ちょっと恐怖です。
