くりまるさんのガンダム生活11日目の話。

今日はリハビリの日。
やたら先生が強気に僕のアキレス腱を伸ばそうとしてくる。

ちょっと待って！それはマジでまた切れるヤバイ！
と思っても意外と切れないものだ。自分では怖くてできんがね。

リハビリ中の再断裂はシャレならん。病院のカモになんてなるものか！
と必死にアキレス腱が切れないよう努力した。

でもまぁアレだよ。努力つったってどうしようもないわけだよ。
アキレス腱切れないようにするってどうしたらいいのって話なわけだ。
力でも入れようものならふくらはぎ上に持ち上がってアキレス腱伸びるし、力抜いたら抜いたで先生が伸ばしにかかるし。
もうできることはアキレス腱に意識を集中させて伸ばさないように暗示するくらいしかない。
気持ちの問題。気持ちで繋がるものならさっさと繋がっとるわ。

なんて思ってたら終わった。今日はリハビリのダークサイドを味わった。

そんな九死に一生を得た後、大曽根駅で前の彼女にばったり遭遇。3年ぶり？に面と向かって会話した。
不思議と嫌悪感はなかった。
髪が黒くなってたからか。物腰が柔らかかったからか。

そんな判断基準は単純なのか。

別れてからずっと何か一言言い残したことがあったはずなのだけど、
今日はそれがなんなのか思い出す前に別れた。
いいことなのか悪いことなのかも思い出せない。
業務連絡的なドライな内容なのかもしれないしそうでないのかもしれない。

もはや連絡先も知らないし、何をしているのかも分からないけれど、
とりあえず元気そうでよかった。僕は忘れない。

明日は寮の部屋を掃除する日。
一日で終わらないかなぁ。無理かな。がむばる。