昨年亡くなられた医師の日野原先生の新書です
時々先生の本を読みますが毎回感銘を受けます
この本は 人間は死ぬ宿命のある生きものであるということ
人間が最期を迎えるた時に幸せだと感じて生きるためには・・と言うことが書かれていました
ターミナルケア、緩和ケアなどのことも書かれていましたが
確か病院で管にたくさん繋がれて死ぬ選択以外にも
自分らしく死を迎えることもできるんだなと改めて感じたりもしました
中でも興味深かったのは 生きていることへの実感についてでした 本の中で
[私は考える。それ故、私は存在する]というデカルトの有名な言葉があります。
この考える実体と感じる実態とは、私という体の中でそのような体感を持つことなのです。
〜略〜 健やかな体を許されてる間はこれをほとんど意識せず
先が危ぶまれるという体験を持つ時に初めて生よりも先に死を深刻に考えるのです
とありました 全くその通りです
だからこそ
将来のことをいたずらに思い煩わず、今日すべきことを精一杯やりなさい
とおっしゃいたいのでしょう
身体的に健康であるというだけでなく人生の充実とは何かを追い求めてきた先生
先生ご自身のがそれを最期まで身をもって示してくださった気がします
人生折り返した自分ですが 確実に死に向かって進んでる中
子ども達の後悔しない人生とは?
それを実現するためには自分の目の前のことを一生懸命する!
このことが一番大切であると改めて心に刻むことが出来た一冊です
健康な時をとてもありがたく思いますよね
そして精神的にも
問題に直面した時
何事もポジティブに考えた方が
得であることもよく言われます
ローマは一日にして成らずで
何かあった時のために
日頃から心身ともに健康管理することを
あえて意識して行くことが
大切なのかなと思います
でも日々過ごしてるとそのありがたさ忘れることもしばしばです^^;
健康で日々過ごすことが出来ることに感謝して
日々頑張っていかないといけませんね^^;
而今という言葉も同じ意味ですが
それを自ら実証されて説得力凄いです
日野原さんの本 生きていく上で大事なキーワードが詰まってます