インフルエンザの脳症と診断された6歳未満の女の子が臓器移植ドナーとなるニュースを今朝新聞で読みました
朝、娘と両親はどんな心境なんだろう?と話をしていたのですが
ニュースで両親の手紙が公開されたのを知って読んで
本当にお辛かったんだろう・・・って涙してしまいました
特にお母さまの
お母さんをもう一度抱きしめてそして笑顔を見せて
という言葉は短い言葉ながら心を突き刺しました・・・
自分がそのような立場だったらどうするかと思った時にきっと同じことをすると思います。
実際子どもたちにもそういう話をずっとしてきたし子どもたちもそうして欲しいという気持ちです
今朝も娘と私自身の脳死の時の話や献体の話・・・
重い話ばかりですが普段からしているので時々意思の確認を・・・あまり親子で普通はこんな話しませんよね
でも実際にそのようになった時にお互いが冷静でいられるかというと
頭の中ではわかっていても難しいのかもしれませんね・・
ですから今回のご両親の決断というのは
私が今まで経験したこともないような苦渋の決断だったのでしょう・・・
インフルエンザは薬を飲めば今は症状が楽になる印象もありますが
娘は小5の時に熱性せんもうになりました
インフルエンザの検査を受けましたが陰性で様子を見ていましたが
どんどん熱が高くなって気が付いたら
異常行動を起こして吹き抜けの2階から飛び降りようとしていました
リンゴが追っかけてくる~と意味不明なことを叫びながら・・・
何を言っても妄想の中のようで、すぐに病院に電話して、万が一に備えて総合病院にも連絡してくださって
再検査でインフルエンザと判明しましたが、かかりつけ医は冷静に対処してくださって娘は今があります・・・・
その頃はタミフルの異常行動が報道されていましたが
医師は高熱で異常行動を起こしたりすると教えてくださいました
話がそれましたがご両親の苦渋の決断のおかげで助かる命もある・・・
命はつなぐもの 困っている人に命をつないでくれるかな
父親の言葉が辛いのに愛情いっぱいで・・・・・
誰もがいつかは死別する
であるならば
辛いけど最後まで個人の意思を尊重したいし
見守って看取っていくのが真の愛情なのかなぁ
これから死に行く命とそれにより生きる命
とても因果を感じますが
親子の絆はずっと永遠ですよね
。
娘が医師を目指すと言った時からこういう話を時々していますが、何度意見を交わしても難しい問題だと考えさせられます。でもおっしゃる通り親子の絆は永遠ですね・・