ぼくに家庭教師がいたことはないけど、姉には一時期家庭教師がいた。
たまに夕飯がカレーとかの時は一緒に食べてから帰ってもらったりしてたけど、ある日姉を通じて、
「夕飯は、毎回いただけるか、毎回ないかのどっちかにしていただきたい。」
と言ってきた。
その時ぼくが思った、「そらそうやわ!」の大きさをいまも確かに覚えてる。
結果、毎回出さないことになったのだけど、「私も夕飯の準備がありますので・・・。」と後日、申し訳なさそうに母に言ってた。
実家から駅までの道は暗く、『痴漢注意!』などという看板があちこちに立っていたので、よくぼくが駅まで送る係になってた。
ぽっちゃりした頭のいい女子大生の先生と、たぶんかわいかった中学男子の夜道の話。
たまに夕飯がカレーとかの時は一緒に食べてから帰ってもらったりしてたけど、ある日姉を通じて、
「夕飯は、毎回いただけるか、毎回ないかのどっちかにしていただきたい。」
と言ってきた。
その時ぼくが思った、「そらそうやわ!」の大きさをいまも確かに覚えてる。
結果、毎回出さないことになったのだけど、「私も夕飯の準備がありますので・・・。」と後日、申し訳なさそうに母に言ってた。
実家から駅までの道は暗く、『痴漢注意!』などという看板があちこちに立っていたので、よくぼくが駅まで送る係になってた。
ぽっちゃりした頭のいい女子大生の先生と、たぶんかわいかった中学男子の夜道の話。