
打楽器のモミーと我が家で2人練習。
モミーは音大受験もしたので、
ピアノだってぼくなんかより全然うまい。
ピアニカでぼくが吹くメロディーに即興の伴奏をつけていってくれるのですが、
ポップスの人とはやはり違い、左手が何してるかわからないくらい動く。
同じジャンルの人とやるのは、
言わなくても分かり合えることも多く、
それはそれで気持ちいいのですが、
今夜は予定調和にならない新鮮な体験の連続でした。
技術的には全くたちうちできないけれど、
「フジシロさんは空気を作るのがほんとにうまい!」
と言ってくれて、とてもうれしかった。
そこは自信あるし、
自信あるところをちゃんと評価されるととてもうれしい。
練習が終わり駅まで送る道すがら、
「フジシロさんはやっぱりエロいわ~!」
とけっこうな大声で発するモミー。
ぼくの出す音や書くメロディーがエロい、
と言うことやけど、
商店街の真ん中でそんなこと誰かにか聞かれたら、
練習終わりの汗ばんだ2人が、
一仕事終えたとこみたいに思われるわ。
クラシックの人って、
いちいち指定しないとやってくれないし、
融通効かないイメージがあったけど、
このサイレントの音楽隊は、
おもしろい化学反応がいつもあって、
ほんとにやってよかったと思います。
ここに弁士の大森さんの声が入ると、
また化学の方程式は複雑になり、
その瞬間にしか存在しない空気が生まれるのです。
なんか文化度高いブログになってもたわ。
とにかくたのしく生きています。
しあわせ。