ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

ベタベタ ジャネット

2017年04月13日 | 日記

ベタベタ ジャネット

昨日のジャネットは今までに無くベタベタとおかあさんにまとわりついてきた。
 一度はおしりをくっつけてくるので、トイレだと分かったが、。
 ニッキーもまとわりついてくる子ではなかった夜 寝る前にしっかりと抱いてあげたが、見当違いだったかも。言語での遣り取りがないのはもどかしい。数日間の雨の日の夜、家事が一段落したと考えたジャネットはおもちゃをくわえて、足を床に当てて トントンと打っている。これは何のためか分ったおかあさん。
 このおもちゃで遊ぼうよと誘っているのだ。こんな時はおかあさんもわくわくして、ジャネットを大いに走らせる。滑る床を滑ってきて、丁度 所で制動をを付けて停まる。これが絶妙な距離で停まる。
 先日は制動が利かずおかあさんは吹き飛ばされてしまった。
こんなことは初めてだ。
 猿も木から落ちるっていう感じだ。


 盲導犬のユーザーはこうして犬を遊ばせながら、実は 教育に繋げているのである。
 思い切りこうふんさせてから、コマンドを掛けて、忠実に従わせる。
 これをDE と呼んでいるが、ドッグ エヅケーションの略だ。外出先で いつでも ユーザーの命令に従う
 パートナーはユーザーのきちんとしたコマンドを待っている。
 ところが 見えないユーザーの失敗は数々。
 このところ ジャネットは捨てた吸殻をくわえることはしなくなったが、何を口に入れるか危険がいっぱい。
 見えないと怖いことが沢山あるんだ。
 最近、盲導犬を取り巻く人たちの意識が変ってきて、盲導犬はスーパー ドッグじゃないから、周りの人たちが もっと みていてあげようよと言うようになってきている。
 でも、しっかりと働かなければ鳴らないところではグッドなガイド ドッグとして頑張っているんだよ。