ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

竜巻

2012年05月11日 | 日記
 上空5000メートルのマイナス24度の冷たい空気と
 太陽に温められた暖かい空気がぶつかって 雷を起こし 雹をを降らせ 挙句の果ての竜巻。

 おかあさんはかって このような気候が以前に発生したことを思い出した。

 もう 40年位前のこと 日光をバスで旅行していたとき 突然 ばらばらと車体を打つ音がして 激しい雨が降り始めた生まれて初めて経験する雹。これは 山で発生したものだが バスに傷が付くほどのおおきいものであった。

 次は16年前。 新幹線駅の新横浜駅。駅前にはホテルが林立している。
日光のときと 同じように激しい雨。雹が降ったかどうかは定かではないが 豪雨が2時間以上続いて 駅前はあっという間に水があふれた。
 子のとき激しかったのは雷。各ビルの避雷針に作用して あたりいったいが 電波を
飛ばしあって もうパチパチ ビリビリ  ドカーン。真っ暗な空に いくつ物火柱が
立ち この世のものとは思えないほどのすごさだった。

おかあさんがはじめて避雷針への雷の落下を見た最初であった。

 次は 横浜線で見た光景。10年位前だ。
 大口駅を通過するころ
やはり 雹の襲来に出会った。それは 目の前が真っ白になるほどの量と激しさと 音であった。
まるで 銃撃戦の真っ只中に放り込まれたみたいだった。
 いずれも夏の日の出来事。

 はっきりと記憶にとどめていることは突然の天候の悪化と 雹の音 激しい雨とすさまじい雷だ。
 これに続く竜巻 までは記憶にない。
これを考えると 次第に 気象は悪いほうへ変化しているように思える。
 昨日の横浜では雹が降った。

 あれを直接身に受けたらどんなに痛かろうと身の縮まる想いだ。

 これも地球温暖化のひとつなのだろうか。
 危なくて ニッキーを外に出せない。
今日はお留守番をさせたら 夜 やけに おかあさんの後を突いて回る普段はそんな態度は見せないのに 淋しかったのかな。