ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

密息 みっそくとは日本古来の呼吸法ですって

2012年09月22日 | 日記
  密息 みっそく 呼吸法を知って嬉しいおかあさん

 おかあさんは鼻が悪い。幼い頃からだ。
長じて改善したが 親知らずを4本とも抜いたことから 又 悪化した。27歳の頃だ。
スペインに留学するのに 歯が痛くなると困るから画るゆうだった。
 今 考えてみれば なんとも 野蛮なことであった。
 それ以来 アレルギー性の鼻炎から 蓄膿症へと移行した。

 現代は大気汚染あり 花粉あり 空中には 色々な微粒子が飛散しているので 弱い鼻粘膜は過敏に反応する。
 何となく 息がしずらい。
臭いも匂いも良く分らない。
 そのために漢方薬 つむら104を飲んで胃半年になるが まだ結果は出ない。

 そんな折 雑誌で 「密息 みっそく」という呼吸法があることを知った。
 日本古来の呼吸法である。
関心を持って 調べてみると
声楽を歌うにも役立ちそうだ。
 何より 良いのは 試してみると 鼻が詰まった感じだったのに 通ってきた。

これは頭の健康にも役立つかも知れない。


虚無僧尺八走者の中村明一氏が本を出版している。

インターネットに 密息がどんなものであるかが 
とても 分りやすく出ていたので
ちょっとお借りしててみた。

ここから転載
この密息は尺八の演奏に適しているばかりでなく、
日本古来の文化に根付く呼吸法だそうです。

ちなみに密息は"秘密の技法"という意味ではなく、
"息をひそめる"とか、"息を自他に共にわからせないようにする"という
意味ではないかと著者は解説しています。

■密息の方法
・腹を張り出したまま、吐いて、吸う
 腹を張り出してその形を変えないこと
 外の筋肉を動かさず、横隔膜だけを動かす

・呼吸をしながら周囲に注意を向けてみる
 身体は動かない、世界が静止したように見える
 感覚が鋭敏になる、音・ものの動きを明瞭に感じられる

・骨盤を後ろに倒す(上級者)
 椅子に座って、腰を背もたれにつける感じ

■密息の特徴
・大量に息が吸える
 骨盤を後ろに倒すほど、吸える量が増える

・一瞬で吸える
 鼻から吸うのが楽で、しかも音もなくできる

・強い安定感
 骨盤が後ろに倒れているため、安定感がある
 身体が動かず、安定し、吸う音がしないため静止感がある

・着物文化とのつながり
 着物を着ると自然とできる呼吸

 着物は着崩れないために、常に腹を張るようにしている必要がある
 その状態での呼吸法が密息

・昔の日本人はみんな密息だった
 密息でなければ演奏が難しい尺八の曲が非常に多い


剣道で言うと、構えの際には袴の帯を押し返すように腹に力を入れると思います。
このお腹の状態を維持したまま、呼吸するということです。

よく剣道では腹式呼吸が良いと言われますが、
腹式呼吸では吸う際には腹が膨らんで帯を圧することができますが、
吐く際に腹がゆるんでしまうという欠点があると著者は説いています。

吸う時も、吐く時も、帯を腹で圧する呼吸法が密息で、
着物を着ていれば、自然とこの呼吸法に近づくそうで、
常に帯を圧するために着崩れることがなくなります。


僕は尺八は全く知りませんが、日本の着物文化とからめた

 
ここまでが転載です。

 おかあさんは最近 椅子に腰を掛けているとき 足を組みたくなる。
これを改善できるといいな。

では 何秒くらい吸って吐くのか。秒数については言っていないので 別の日本本古来の呼吸法に3秒吸って 2秒 溜める そして 15秒で吐く とあったので これを採用してみた。ら 何と すぐに 詰まっていた鼻が通ってきた。
ただし 15秒 吐く しかも 吐ききらない のは結構大変。 15秒の長さに驚く。
 一日に60回の密息呼吸法と腹式呼吸方を試した若者が筋肉質のしっかりした若者に返信
したと書いてあった。
これは朗報だ。若者に負けてはいられない。
  これから 老化の一途を辿るであろう 60台以上の全ての人にもお勧めしたい呼吸法だ。

 試してみませんか?

おかあさんは頑張ってみる。