ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

カム 一声で行動できることの意味

2011年10月19日 | 日記
カム(Come) 一声でやってくることの意味

 このところのニッキー。車に載せようとしても 決して 自分からは乗ろうとしないことや 道での嗅ぎ癖 カムと呼んでも知らん顔 など 目に余る行動に困り果てたおかあさんが
訓練センターにフォローアップをお願い。
何と 数日後に訓練士さんが来宅された。

 困っている事柄を挙げていって 結局は 根幹のところで
ニッキーがおかあさんの命令ではなく 自分勝手に行動を決定していることに
思い至った。

 そこで カム と命令した時 命令はしっかりと分かているので 長いリード(引き綱) の先端を持って カムと言ったら すぐに反応した。

 次いで リードなしにカムと言っても直ちに行動を起こして 命令に従ったではないか。
この間 ほんの数分

その後 道を歩いても いつもより グッド グッド。まあ 訓練士さんが後ろを歩いていて ニッキーは彼を気遣っていたので これから 単独歩行になると悪い癖が出るかも知れないが とても いいではないの。

 そして あんなに嫌がって乗らなかった車。カムと呼ぶ前に 車内に飛び込んできた 。

「こんなにすぐに修正できていいの?」

 さて これから 東京 築地浜離宮 朝日ホールでのコンサートに行くのだけれど 
どんな歩行をするか
大いに楽しみ。
 いつでも おかあさんのコントロール下にいてくれるといいなあ。
おかあさんも頑張るけれど ニッキーもよろしくね。