現在全国各地で、統一地方選挙がお行われ、熱い戦いが繰り広げられている。
これは、昭和22年にスタートした制度だが、
その狙いは、経費の節約と有権者の関心を高めることにあった。
しかし、回を経る毎に統一率は下がり、制度本来の目的を果たしているとは言い難い。
これは、首長などの途中辞任や死亡、議会の解散や、合併、震災などの不測の事態発生により
実施時期がずれたことによるものです。
その為、現在統一地方選挙の実施時期や選挙制度そのものの在り方について
見直しの議論が始まっています。
元来、不測の事態を除けば選挙の実施時期や任期が変わることは望ましくなく
法律や条例に合わせて、任期を全うすべきだが
現状は、かなりずれてきている。
この際、選挙制度を含め、抜本的に見直す時期にきているように思う。
制度には完全はないが、より良い方向性を模索する努力は常に必要と思われる。
そして、何より有権者の政治への関心と、選挙への参加が不可欠である。
有権者の参加なくして、より良い選挙と政治の構築はなし得ない。
先ずは、棄権することなく、投票して欲しいものです。
照井