「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

『照井ゆういちのブログ』日々更新中

2014-04-18 05:51:11 | 日記
照井ゆういちの公式Facebook随時更新中です。

日々感じたことや、日常の出来事などをお伝えしております。

飾らない素顔の私が見られるページです。

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ブログ同様Facebookも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

照井

『消費税と国民生活について』

2014-04-16 07:16:11 | 日記
1997年以来17年ぶりに消費税が5%から8%に引き上げられてから半月

民間の調査機関によって現在の安部内閣の支持率と消費税率に関するアンケート調査が発表になりました。

これによると、内閣支持率は安部内閣を支持すると答えた人は

先月より1ポイント上がり52%、支持しないは1ポイント上がって31%となりました。

内閣への支持率は、デフレ脱却を目指す経済対策に対する期待感からか

予想以上に下がらなかった。私は、もっと下がると考えていたが

消費税率引き上げ後も、目立った変化は見られなかった。

また、税率引き上げ後、家計が苦しくなったかと言う質問に対しては、

厳しくなったが53%、変わっていないが42%と、これも案外冷静に受け止めている。



あまり変化が目に見えないのか、それとも景気回復や社会保障制度への期待感か…。

しかし、年代別に見ると、20代・30代の若者たちよりも、年配の人たちのほうが

環境は厳しくなったと実感しているようです。

当然のことかも知れないが、年金暮らしで安定した収入もなく十分な蓄えもなければ

生活観が厳しく感じられるのは無理もありません。

アベノミクス以降若干ではありますが、景気の先行きに明るさが見えてきたと言われていましたが

地方にはその恩恵は殆どなく、地方経済は以前として疲弊しているのが現状です。

一部の大企業や都会だけが繁栄する社会ではなく

日本を支えてきた中小零細企業が多くコツコツ頑張ってきち地方こそが報われる社会をつくりたいものです。

来年更に10%へと消費税率も引き上げられるわけですが

私はこれには断固反対の立場であります。

今回寛容だった国民も10%への引き上げには、賛成20%に対して反対が49%、

どちらとも言えないが28%となっており、引き上げには厳しい環境になっています。

報道によりお分かりのように、3%程度の引き上げでは社会保障制度の抜本改革には繋がらないばかりか

カンフル剤にもならない状況です。

既に子ども・子育て支援にも財源が不足しているのが現実です。

社会保障制度への期待も十分果たせず、国民への負担感をあおり

景気の減速化と株価の下落、買い控えでは、何の為の消費税率引き上げだったのか。

やはり、国民に税制の欠陥を強いる前に国の身を切る姿勢を見せてもらいたいものです。

行財政改革を進め、徹底したムリ・ムダ・ムラを排除し税制の効率化を図るべきです。

政策の見える化を目指し、その上で更に必要とあらば国民の協力を戴く。

これが順序ではないかと思っています。

国に全てを委ねるのではなく、地方からも声を上げ、

併せて今地方に出来ること、しなければならない事を着実に行っていきたいと思います。

照井

『三陸鉄道完全復旧に思うこと』

2014-04-08 06:48:29 | 日記
あの東日本大震災から3年1カ月。地域住民の希望であり、願いだった三陸鉄道が戻ってきた。



沿線にいる友人から嬉しくて涙が出ると電話があった。

家を流され全てを失い、夢も希望も失い途方にくれた日々を思い起こしていた。

私も震災以来、何度となく現地を訪れ、細やかな支援活動をさせて頂いたが

正直、自分の力不足を実感した日々だった。

今回テレビでしか、その模様を見られなかったが、住民の方々の喜び如何ばかりかとお察し申し上げます。

『お帰り、三陸鉄道…』と叫んで涙を流していた方の思いが痛い程伝わってきました。

どんなにか、苦労なさったんだろうなぁ…。

復活を信じて、待ち続けた住民の皆様と復活に寄せた関係者の皆様に心より敬意を表します。

今回の三陸鉄道の完全復活を見るにつけ、信じ続けることの大切さ、諦めないことの大切さを

改めて地域の方々に教わった気がしています。

そして、一方で震災復旧の遅さと記憶の風化が危惧されます。

同じ県内でも、日常的には記憶の風化は否めない。

まして、都会の人にとっては過去のことになり始めています。

政府の対応の甘さや、関心の度合いも日々の政策論議を見る限り

被災地の声や思いがどれ程届いているのか疑問です。

世界第3位の経済大国…。もっと迅速に集中的に復旧復興対応が出来ないものだろうか

日々の生活にも困窮し、今だに心の傷の癒えない人々の気持ちをしっかり受け止めて欲しいものです。

これを機会に、震災復興の加速を心から期待したいと思います。

昨年は、沿岸部復興支援バス買い物ツアー等を企画させて頂きましたが、

今後も、今自分に出来る支援をしっかり行って参りたいと存じます。

照井




『花巻市平成26年度スタート』

2014-04-04 08:25:11 | 日記
4月1日花巻市の平成26年度がスタート致しました。

上田市長の本格的な市政運営の始まりです。

1.市の組織体制が変わりました。



平成26年度からスタートした『花巻市まちづくり総合計画長期ビジョンに基づく

組織体制の強化を目的に組織が改編行われました。

これまでの9部3総合支所体制から、8部3総合支所へ再編されました。

長期ビジョンの『仕事』『暮らし』『人づくり』『地域づくり』『行政経営』の五つの分野に区分に従い

総合政策部、財政部、農林部、商工観光部、市民生活部、建設部、健康福祉部、生活学習部と

3総合支所へ再編され、各分野ごとの効率的な運営を目指します。

2.新年度の予算のあらまし

先に行われた3月市議会定例会において、平成26年度当初予算が審議され原案通り可決されました。

私も予算委員会の副委員長として、円滑な審議に務めて参りました。

今回の予算編成は、市長選挙の影響から予算編成の遅れを出さないように配慮し

極力骨格予算とならないように、可能な限り義務的経費を抑制し

政策的な経費を盛り込んだ内容となっています。

国体開催に向けた準備など、既にスタートしている大型プロジェクトについてはそのまま継続し

一方、TPPへの備えや国の農業、農政の大転換に対応するべく

市独自のきめ細かい施策も検討しなければなりません。

また、各種国や県の政策に対応するほか、市長の公約に沿った施策は、

今後市民の皆様との対話を重視しながら出来るだけ早期に補正予算等で対応するとしています。

この結果、平成26年度一般会計当初予算は、438億7587万円となり

平成23年以来3年ぶりに増加に転じたところであります。これは、対前年比3%増となっております。

詳細につきましては、花巻市の『広報はなまき』4月1日号をご覧下さいませ。

新年度も、市民の皆様の福祉の向上と、更に住みよいまちづくりを目指して、頑張って参ります。

皆様のなお一層のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

照井




『旧県立花巻厚生病院跡地の土壌汚染について』

2014-04-01 23:19:45 | 日記
県医療局では、旧県立花巻厚生病院跡地の既存建物解体工事に先立ち

土壌汚染対策法に基づき敷地内の土壌汚染調査(自主測定調査)を実施したところ

基準値を超える砒素が検出されたことから、

その調査結果と今後の対応について報告があった。



2月14日 旧県立花巻厚生病院跡地の敷地内の土壌調査を開始した。

3月25日 調査実施業者から県医療局に調査結果が報告。

3月26日 県から土壌汚染対策法に基づく事務の権限が移譲されている

花巻市生活福祉部に調査結果報告書を提出。

その結果。79検体中15検体から検出。

3月27日 花巻市と対応を協議する。

土壌汚染の原因については、現在調査中となっている。

これを受けて市では、県と合同で周辺で井戸水を使用している可能性のある世帯等(20戸程度)

に対し、土壌汚染状況を説明するとともに、地下水の飲用を確認の上

サンプル採取・分析を行った。

地下水の飲用が確認された場合は、分析結果が判明し安全が確認されるまでの間

飲用しないようお願いすることとしています。

3月28日 井戸水を使用している可能性のある17世帯を個別訪問し

飲用を確認出来た9世帯についてサンプル採取し検査業者へ分析を依頼。

3月29日 前日不在であった2世帯についても飲用の確認が取れたため

サンプル採取し、検査業者へ分析を依頼する。

3月31日 検査業者から医療局に検査結果が報告され、分析をした11世帯全てにおいて

基準値を超える砒素は検出されず、水質基準に適合していることを確認。

この結果を受けて、調査各世帯を個別訪問し、水質検査結果を報告。

しかし、今後まだ市民の間には不安が残ることから

更なる継続の調査と慎重な対応を求めたい。

折角、この跡地利用にも明るい目処が立ってきただけに

市民の生命の安全、安心を最優先に取り組まなければなりません。

今後の慎重な対応を見極めて参りたいと思います。

照井