「9月定例会を終えて」

先月末、９月定例会が終了致しました。


　今回の議案審議は、主に平成２３年度の一般会計及び特別会計決算の審議が行われました。

平成２３年度の決算は、長引く経済不況のなか、東日本大震災への対応を積極的に図りつつ

震災により落ち込んだ地域経済を、震災前の状況へ回復させることを目標に再編成されたもので

「緊急雇用創出事業」の拡充による産業振興や人材の育成、また「中小企業震災融資思念事業」

による資金需要への対応など、厳しい財政状況下、市民生活に於ける

経済・福祉向上に停滞を招くことのないよう配慮された編成となっている。

　さらに、東京電力福島第一原発の被災による放射能対策についても

市内の放射能の把握と市民への情報提供に努め、一定の成果を上げたところであります。

　結果として、震災被害の拡大を最小限に食い止め

地域経済を確かな回復基調へと導くことが出来ました。

　今後なお、限られた財源の中で、さらなる歳入の確保と徹底した経費の削減が求められるものの

財政の健全化と安定化に努めたものであり

市民福祉の向上と市政の発展を期したものとなっています。

　詳しくは、今月開催予定の私の市政報告会でお示し致したいと存じます。

今回の報告会は、第８回の報告会になりますが、多くの皆様にご参加頂けますようお願い致します。


照井