11月29日(木) 市内ホテルにて、花巻市議会文教常任委員会と花巻市校長会との懇談会が開催され、
『キャリア教育』の現状について学びました。
『キャリア教育』とは【子どもたち一人一人の社会的・職業的自立に向けて
必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育】を指す。
(平成23年1月 中央教育審議会答申)
今回、文教委員会と校長会との懇談会では、このキャリア教育について県教育委員会の担当者から、
概要の説明の後、市内の小中学校から事例発表があり、意見交換を致しました。
元々、文科省を始め教育関係者の言うことは、文章だけでは分かりにくい事が多い。
今回も、国や県、市、現場の意欲とは別に
冷めた目で見てしまっているのは、自分だけだろうか。
そもそも、詰め込み教育から、ゆとり教育へ方向転換を図ったと思えば
また、数年後に学力低下の現状から、修正を余儀なくされている。
今から10年前、ゆとり教育がスタートした時、
私の娘は小学6年生で、私はPTA会長を務めていた。
当時、県の説明会で担当者から説明があった時、『指導時間や指導内容が大幅に減り
学力の低下への懸念はないか』と尋ねた時、担当者はこう答えた。
『新しい制度に問題点があれば、また修正します』と…。
私は、愕然とした。
子どもたちは、モルモットじゃない。国の実験台にされては堪らない。
あっちが駄目なら、こっちなどと、そんないい加減な方針なら撤回して欲しいと。
教育の形の理想型はないかも知れない。
しかし、だからこそ確固たる信念と方向性の共有化を図りたい。
教育のぶれによって犠牲なるのは、未来を担う子どもたちです。
責任世代として果たすべきは、生きる力を授けることに他なりません。
今、私たちに必要なのは、
『次代に引き継ぐべき夢』『語り継ぐ物語』を持つことではないだろうか…。
照井
『キャリア教育』の現状について学びました。
『キャリア教育』とは【子どもたち一人一人の社会的・職業的自立に向けて
必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育】を指す。
(平成23年1月 中央教育審議会答申)
今回、文教委員会と校長会との懇談会では、このキャリア教育について県教育委員会の担当者から、
概要の説明の後、市内の小中学校から事例発表があり、意見交換を致しました。
元々、文科省を始め教育関係者の言うことは、文章だけでは分かりにくい事が多い。
今回も、国や県、市、現場の意欲とは別に
冷めた目で見てしまっているのは、自分だけだろうか。
そもそも、詰め込み教育から、ゆとり教育へ方向転換を図ったと思えば
また、数年後に学力低下の現状から、修正を余儀なくされている。
今から10年前、ゆとり教育がスタートした時、
私の娘は小学6年生で、私はPTA会長を務めていた。
当時、県の説明会で担当者から説明があった時、『指導時間や指導内容が大幅に減り
学力の低下への懸念はないか』と尋ねた時、担当者はこう答えた。
『新しい制度に問題点があれば、また修正します』と…。
私は、愕然とした。
子どもたちは、モルモットじゃない。国の実験台にされては堪らない。
あっちが駄目なら、こっちなどと、そんないい加減な方針なら撤回して欲しいと。
教育の形の理想型はないかも知れない。
しかし、だからこそ確固たる信念と方向性の共有化を図りたい。
教育のぶれによって犠牲なるのは、未来を担う子どもたちです。
責任世代として果たすべきは、生きる力を授けることに他なりません。
今、私たちに必要なのは、
『次代に引き継ぐべき夢』『語り継ぐ物語』を持つことではないだろうか…。
照井