伊勢志摩サミット開催に併せて、アメリカ大統領として初めて広島を訪問をしたオバマ氏。
歴史的な訪問として大いに評価出来るものだ…。
実に71年目にして実現した快挙。勇気ある第一歩に敬意を表したい。
今後の核廃絶に大きな弾みにしたいものだ。
この訪問実現に向けた取り組みには、様々な困難があったと思うが
訪問が実現したこと自体に意味があると思う。
しかし、非核実現には課題は実に多いと言わなければならない。
大統領が言った『核なき世界の実現』は、今更言うまでもなく
人類共通の願いです、…。
大統領就任早々、核廃絶を訴え、ノーベル平和賞を得たが
残念ながらその後何ら前進はしていない。課題が浮き彫りになったばかりだ。
大切なのは言葉や理念より実行性と言わなければなりません。
今回の、大統領、首相の挨拶は、言葉は多いが私の心には響かなかった。
一言、I'm sorry. That was all right.と言って欲しかった。
日本にも過ちはあった。お互いに歴史を直視しなければ前に進めない。
大統領の所感や首相の言葉を果たして被爆者はどう受け取ったのだろうか…。
立派な言葉ではなく、この惨劇を深く心に刻み、核なき世界実現に全力で取り組んで欲しいものだ。
それだけの影響力と実行力を持っているから国民の平和へ期待は大きい。
銃に寄らない、核に寄らない抑止力…。
願わくは、戦争や紛争を武力ではなく、話し合いや外交によって解決する世界を作りたいものだ。
その為にも、言葉ではなく、まず実行によって核の廃絶を実現して欲しいものだ。
銃社会で、核を持ち世界平和を訴えても説得力はない。先ずは、自ら示せ…❗
平和な世界を作るという強い信念と、どんな戦争行為も寄せ付けない心の砦を築きたい。
そして、折角実現した歴史的な今回の広島訪問が
核廃絶に向けた大きな一歩になることを願わずにはいられない。
決して今回の訪問を単なるパフォーマンスに終わらせてはなるまい。
今後の展開に期待したい…。
照井