9月18日(水)午後1時30分より岩手県立総合教育センターにおいて
花巻市議会文教常任委員会の所管事務調査が行われました。
当日は、担当者より主にICT活用・電子黒板活用の有効性についてご説明を頂きました。
OECD(経済協力開発機構)生徒の学習到達度調査によれば
例えば、数学的リテラシーは、2000年の国・地域別順位では、世界32カ国中日本は第一位でしたが
2009年には、上海、シンガポール、香港の上位に大きく離され、第9位にまで落ちています。
これには、様々な要因が考えられますが、教科学習に対する自信や
自分の将来のために教科学習を頑張ろうとしている気持ちが参加国に比べて極めて低いことが挙げられておりました。
学習に対する意欲の無さが結果に大きく結びついている事を実感させられました。
分かりやすく教える、楽しく学ぶという基本的姿勢にまだ課題を残していると感じています。
これは、他の教科にも言えることでした。
そして今日のテーマであるICT教育の視点から見ても、ICT教育を国策として捉えている国ほど
成績が良いという結果が出されておりました。もちろん一概には言えないかも知れません。
しかし、ICT教育を取り入れることで、確実に今より分かりやすく、興味を引く教育が出来る事は確かなようです。
今回の研修では、電子黒板を授業に取り入れた場合の活用法や可能性についてお話を聴きましたが、
その有効性は、確かな可能性を秘めていると実感した次第です。
電子黒板には、大きく分けて4つの分類があります。ユニット型・ボード型・テレビ型・タブレット型等です。
それぞれ特性があり、目的別に使い分けえる事が出来ます。
まさに、明確な目的と環境、そして予算の問題でもあります。
これらの事を明確にする中で、今後新しい教育ツールとして、ICTは積極的に取り入れるべきと考えております。
当然のことながら、何のために学ぶのかという根源的な問題は忘れてはいけません。
ITを取り入れることで教える意欲と学ぶ楽しさ、分かる楽しさが生まれる事を信じたいと思います。
本来教育はもっと国策として人も金も注ぎ込むべきであり、文部科学省の改革こそ急務と心得ます。
しかし、国の教育を憂えても仕方ありません。目の前の子どもたちのために今何が出来るか、
何をしなければならないかを真剣に考え、地域一丸となって子どもたちの未来への扉を開いていかなければなりません。
文科省の方針に振り回されることなく、確かな教育を推進して参りたいと存じます。
教育の目的は、生きる力を育むこと、健全な身体の形成を図ること、確かな学力を身につけることです。
ICTは、その一つのツール、手段にしか過ぎません。
様々な可能性を求めて、これからも教育のあり方を考えていきたいと思います。
照井
花巻市議会文教常任委員会の所管事務調査が行われました。
当日は、担当者より主にICT活用・電子黒板活用の有効性についてご説明を頂きました。
OECD(経済協力開発機構)生徒の学習到達度調査によれば
例えば、数学的リテラシーは、2000年の国・地域別順位では、世界32カ国中日本は第一位でしたが
2009年には、上海、シンガポール、香港の上位に大きく離され、第9位にまで落ちています。
これには、様々な要因が考えられますが、教科学習に対する自信や
自分の将来のために教科学習を頑張ろうとしている気持ちが参加国に比べて極めて低いことが挙げられておりました。
学習に対する意欲の無さが結果に大きく結びついている事を実感させられました。
分かりやすく教える、楽しく学ぶという基本的姿勢にまだ課題を残していると感じています。
これは、他の教科にも言えることでした。
そして今日のテーマであるICT教育の視点から見ても、ICT教育を国策として捉えている国ほど
成績が良いという結果が出されておりました。もちろん一概には言えないかも知れません。
しかし、ICT教育を取り入れることで、確実に今より分かりやすく、興味を引く教育が出来る事は確かなようです。
今回の研修では、電子黒板を授業に取り入れた場合の活用法や可能性についてお話を聴きましたが、
その有効性は、確かな可能性を秘めていると実感した次第です。
電子黒板には、大きく分けて4つの分類があります。ユニット型・ボード型・テレビ型・タブレット型等です。
それぞれ特性があり、目的別に使い分けえる事が出来ます。
まさに、明確な目的と環境、そして予算の問題でもあります。
これらの事を明確にする中で、今後新しい教育ツールとして、ICTは積極的に取り入れるべきと考えております。
当然のことながら、何のために学ぶのかという根源的な問題は忘れてはいけません。
ITを取り入れることで教える意欲と学ぶ楽しさ、分かる楽しさが生まれる事を信じたいと思います。
本来教育はもっと国策として人も金も注ぎ込むべきであり、文部科学省の改革こそ急務と心得ます。
しかし、国の教育を憂えても仕方ありません。目の前の子どもたちのために今何が出来るか、
何をしなければならないかを真剣に考え、地域一丸となって子どもたちの未来への扉を開いていかなければなりません。
文科省の方針に振り回されることなく、確かな教育を推進して参りたいと存じます。
教育の目的は、生きる力を育むこと、健全な身体の形成を図ること、確かな学力を身につけることです。
ICTは、その一つのツール、手段にしか過ぎません。
様々な可能性を求めて、これからも教育のあり方を考えていきたいと思います。
照井