パリの恋人（2004年 全20話） 119

“恋人”シリーズ第1弾

『パリの恋人』





パリを舞台に御曹司のハン・ギジュ(パク・シニャンssi)と、

貧乏だけど、元気で明るく頑張るカン・テヨン(キム・ジョンウンさん)、

そしてギジュの甥で自由人のユン・スヒョク（イ・ドンゴンssi）の

3人が繰り広げる物語。





貧乏な女性がお金持ちの二人の男性に愛されるシンデレラストーリー。

明るくてコミカルなお話ですが、出生の秘密、身分違いの恋、

三角関係などの苦難もあります。

視聴者の反発があり、二つの結末が存在するそうなんですが、

私は一つしかわかりません。

最終回のラスト３０分には「えっ？こんな終わり方・・・？」でした。。


脚本のキム・ウンスssiと演出シン・ウチョルssiの

『パリの恋人』が高視聴率だったので、

2005年に『プラハの恋人』、2006年に 『恋人』 を

同じコンビで制作・放送しました。

この3作品は“恋人シリーズ”と呼ばれています。



いろんなシーン


ギジュが初デートのシーンでテヨンにあげた大きなピンクの豚の貯金箱

（ピンクデジ）は、 “パリ恋貯金箱”として販売され、

相手に贈るのが流行したそうです。





韓国では「豚」も「お金」も読みは「トン」で、縁起が良いものなのだそうです。

なので、貯金箱は豚が定番。


テヨンが着ていたピンクのパジャマも大ヒットし、

ちょっと風変わりなカジュアル服のほとんどが日本製だそうですよ。


ギジュのピアノの弾き語りのシーンがありましたが、

シニャンssiはかなり練習したそうです。





その甲斐あってユリサンジャの「愛してもいいの」は、

韓国の着メロで大ヒットしました。


テヨンがプールに飛び込むシーン。

ジョンウンさんが悪戦苦闘しているのを見て、シニャンssiが助けたそうです。



流行語


スヒョクがテヨンに言った「この中にお前がいる」や、

ギジュがテヨンに言った「ハニーちゃん行こう!（エギヤ、カジャ）」が、

その年の流行語になりました。あちこちでカップルたちが真似したそうですよ。






その他


日本、フィリピン、台湾、中国、ベトナム、ウズベキスタンなど

12ヶ国で放映されたそうです。


ギジュ役は、当初、ヨン様も候補の一人だったそうです。

他にはどなたがいたのかも気になりますね。


最高視聴率57.4％という驚異的な視聴率を記録しました。

『大長今』（『チャングムの誓い』）に次ぐ2004年の年間第2位となりました。



受賞


　「第41回白想芸術大賞」

大賞・・・ドラマ『パリの恋人』映画『マラソン』
女性最優秀演技賞・・・キム・ジョンウンさん
脚本賞・・・キム・ウンスクssi、カン・ウンジョンssi
男性最優秀演技賞・・・チョ・スンウssi
シナリオ賞・・・チョン・ユンチョルssi
白想人気賞・・・カン・ドンウォンssi、キム・レウォンssi、キム・テヒさん、
エリックssi、イ・ドンゴンssi、チョ・インソンssi


「第41回百想芸術大賞」

テレビ部門大賞・・・『パリの恋人』

※もしかしたら「白想芸術大賞」と「百想芸術大賞」は同じ賞なのかも・・・
不確かですみません。


「2004ＳＢＳ演技大賞」
　
大賞・・・パク・シニャンssi、キム・ジョンウンさん


「東亜テレビ・ファッションビューティー賞」

ベストドレッサー・・・キム・ジョンウンさん、イ・ドンゴンssi


「2005アジアンテレビ賞」

ドラマシリーズ部門最優秀賞を受賞・・・『パリの恋人』
最優秀ドラマ女性演技賞・・・キム・ジョンウンさん


「韓仏友情賞」

キム・ジョンウンさん

朱蒙 チュモン（2006年～2007年 全81話）118・No.3

MBC創立45周年特別企画ドラマ

『朱蒙』チュモン






今まで長編物は敬遠していましたが、ブログをお休みしていて、

視聴だけしていた時に長編物も幾つか挑戦してみました。


元々、韓国時代劇は大好きで、全81話なんてあっという間でした。

最後まで観終わった達成感でいっぱいです。


戦のシーンでは、たくさんの人たちが亡くなりましたよね。

実際の戦でもこんな風にたくさんの大切な命が

一部の位が上の人たちのために消えていったんだと実感させられました。


知らなかった国名や役職名など、字幕の説明が出てきますので、

理解しやすかったですね。


朝鮮の歴史において、「鉄」と「塩」がとても重要なポイントで、

そのために土地を取り合ったりすることがわかりました。


親の世代も子供の世代も宿命の三角関係がありましたね。





親子役のソン・イルグクssi＠チュモン役とオ・ヨンスさん＠ユファ役のお二人は

なんと同じ歳だとか・・・





普通ならあり得ない配役ですよね。


ヘモスはカリスマぶりがすごい人で、戦いばかり。

女性とは縁がなかったようで、純情ぽい感じでしたね。

最近の韓国ドラマではチャラ男くんも時々出てきますが、

日本と比べると、基本的にすぐに女性に手を出さない紳士的な男性が

多い気がします。これはドラマだからでしょうかね～。


私がこのドラマのキャラで1番良かったのはソソノです。





彼女は本当に頭がよくて素敵な女性でした。


韓国だけでなく、日本、台湾、香港、フィリピン、イランでも放送されました。


総額55億ウォンと言われる豪華絢爛な美術・衣裳など、

本当に素晴らしかったです。

人物別にカラーが決まっているようで、

チュモンは赤色、テソは青色、ヨンポが黄色でした。信号みたいですね。

朱蒙 チュモン（2006年～2007年 全81話）118・No.2

MBC創立45周年特別企画ドラマ

『朱蒙』チュモン






延長放送


当初60回の放送予定を81回まで延長しました。

出演俳優の皆さん（特にソン・イルグクssi）が延長に対して反対でしたが、

最終的にはスタッフの処遇改善、年末ボーナス支給、延長放送分の

質の保障など延長条件を提示して譲歩する結果となりました。



朱蒙神話


『朱蒙』は、高句麗建国神話“朱蒙神話”をドラマ化した作品。

天から降りた強い光によって身籠もるとか、卵から生まれたとか、

神話ってすごいんですね～。



三韓志テーマパーク


全羅南道羅州に建設されたオープンセットは約4万5千坪の敷地に、

100棟の宮殿や民家が造成され、180億ウォンかかったそうです。

現在は“羅州映像テーマパーク”という名前に変わりました。

羅州市内から車で15分程の距離です。

ヨン様主演の『太王四神記』の撮影も行われ、

大勢の日本人観光客が訪問したそうです。

全部見学するのに１時間以上はかかります。

撮影がある日は見学できないそうなのでご注意を・・・







視聴率


視聴率が独走状態。同時間帯に放送された他局ドラマは皆、視聴率完敗でした。

『朱蒙』の全国視聴率は2006年5月の初回放送で16.3%。第3話で20%を突破、

第8話で32.3%を記録したことに続き、第16話で40.1%を記録、

約8カ月目に50.3%を達成し、最終的に51.9%で自己最高視聴率を記録し、

35週連続週間視聴率1位を記録しました。


視聴率調査機関AGBニールセンメディアリサーチが、発表した

2007年上半期ドラマ“トップ10リスト” によると、

1位『朱蒙』、2位『19歳の純情』、3位『銭の戦争』、

4位『天くらい地くらい』、5位『大祚榮』、6位『私の男の女』、

7位『幸せな女』、8位『恋人』、9位『外科医ポン・ダルヒ』、

10位『淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)』でした。



受賞





「2006MBC演技大賞 」

演技大賞：ソン・イルグクssi

女性最優秀演技賞：ハン・ヘジンさん

男性最優秀演技賞：ソン・イルグクssi、チョン・グァンリョルssi

男性優秀演技賞：キム・スンスssi

男性新人賞：ウォン・キジュンssi

助演男優特別賞：イ・ゲインssi

特別賞歴史劇部門：オ・ヨンスさん、ホ・ジュノssi


「百想芸術大賞 」

テレビ部門大賞

脚本賞


長編物なので、No.3に続く・・・

朱蒙 チュモン（2006年～2007年 全81話）118・No.1

MBC創立45周年特別企画ドラマ

『朱蒙』チュモン





登場人物


紀元前108年。漢に滅ぼされた古朝鮮の流民開放と失地回復という大志を抱く

ヘモス（ホ・ジュノssi） 。






そのヘモスと恋に落ちる河泊族のユファ姫（オ・ヨンスさん） 。






ヘモスの親友であり、ユファ姫を想う扶余のクムワ王子（チョン・グァンリョルssi）。






そしてヘモスが生死不明となって20年後、クムワは扶余の国王となり、

ヘモスとユファの息子チュモン（ソン・イルグクssi）は






実父を知らぬまま、クムワ王の第三王子として育てられます。

王の側室として迎えられた母ユファと共に、その寵愛を受けていました。

正室である王妃（キョン・ミリさん） と2人の兄






（長男：テソ＠キム・スンスssi、二男：ヨンポ＠ウォン・ギジュンssi）は






様々な謀略でチュモンを陥れようとします。

チュモンは賢く強く美しい娘ソソノ（ハン・ヘジンさん）や、






運命を共にする仲間達に出会い、数々の逆境や試練を経て

強靭な真の英雄に変貌していきます。



長編物なので、No.2に続く・・・

結婚式の後で（2009年 韓国・日本合作映画） 117

日韓共同ドラマプロジェクト「テレシネマ7」シリーズの

『結婚式の後で』





監督：キム・ユンチョルssi（『私の名前はキム・サンスン』）

脚本：横田理恵さん（『ごくせん』『1リットルの涙』）



大学時代にバンド仲間だったキム・ジホン（シン・ソンウssi）と

イ・ユリ（イェ・ジウォンさん）が結婚することになり、

当時の仲間たちが結婚式にやってくる。

そして式の後も、ジホンとユリの経営するペンションに集まり、

皆、再会を楽しんでいた

だが、ジホンの元恋人のキム・ジョンヒ（チャ・スヨンさん）だけが





現れず、代わりに彼女の娘だと名乗る少女キム・ミレ

（コ・アソンちゃん）がやってきた。





自分の本当の父親捜しが始まります。

男の人たちはみんな心当たりがあるようで、ドキドキしていたみたいですね。。





新郎のジホン役のシン・ソンウssi。

このレビューを書いていて、『威風堂々な彼女』のお餅の会社社長の

インウ役だった人だってことがわかりました。

ヘアースタイルとか役柄で印象が変わってしまいますね。






＜テレシネマ７シリーズ＞の他の作品は・・・



『天国への郵便配達人』　

【監督】イ・ヒョンミンssi（『雪の女王』）

【脚本】北川悦吏子さん（『ロングバケーション』）

【出演】ジェジュンssi、ハン・ヒョジュさん




『トライアングル』

【監督】チ・ヨンスssi

【脚本】尾崎将也さん（『ラブジェネレーション』）

【出演】アン・ジェウクssi、カン・ヘジョンさん、イ・スギョンさん




『顔と心と体の関係』
（原題：私の目に豆のさや）

【監督】イ・ジャンスssi（『天国の階段』『美しき日々』）

【脚本】大石静さん（『ふたりっ子』）

【出演】カン・ジファンssi、イ・ジアさん




『19-Nineteen』

【監督】チャン・ヨンウssi（『ホテリアー』）

【脚本】井上由美子さん（『白い巨塔』）

【出演】T.O.Pssi（BIGBANG）、V.Issi（BIGBANG）、ホ・イジェさん




さまざまな愛の形を描く7つの作品が完成し、

韓国では2009年11月５日より劇場公開されました。

日本では2010年５月29日から、

TOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国公開され、

人気韓国俳優が多数出演していることもあって、

韓流ファンを中心に熱い注目を集めました。

　

祝ブログ開始1周年

ブログ開始1周年を迎えました。
（2009年10/31開始）



いつもご訪問ありがとうございます。

振り返ると１年はあっという間でした。

『シュリ』が私にとって、初めて観た韓国映画です。

最初のシーンがとても衝撃的で恋愛ものというよりは韓国はまだ

戦争が終わっていない国なんだと改めて思った作品でした。

その次は『冬のソナタ』。この頃から嵌まってしまったわけで・・・

最初のうちはドロドロの恋愛ものばかり観ていましたが、

最近はラブコメものが好きです。

いつか飽きてしまう日が来るかもしれませんが、その日まで、

ブログを続けられたらいいなと思っております。

これからも書きたいことを自由気ままに書いていきますので、

時に嫌な気分にさせてしまう事があるかもしれません。

これからもどうか温かい目で見てくださいね。

まずはご挨拶まで。