ゆいの気ままな日々

大好きな韓国ドラマのこと、気ままに綴っていきます。

イルジメ[一枝梅](2008年 全20話) 9

2009-11-18 09:35:32 | 韓国ドラマあ
私が観た韓国ドラマの中でNo.1
『イルジメ [一枝梅]です。
このドラマをみて、泣かない人はいないよね。
ストーリーもキャラクターもドラマチックなOSTも、全ていい。
韓国で高視聴率だったことも納得です




父を殺した相手を見つけ出し、
復讐するため義賊になるストーリーです。

父が殺された衝撃から記憶喪失になり、
セドルとタン夫婦に育てられたヨン。

13年が過ぎて記憶を取り戻し復讐を誓う。
ヨンの復讐とは・・・
「父を殺した人物に詫びさせること」で、
その人物を殺すことではないんです。

昼間は陽気なヨン、夜は復讐する人物を探すために
イルジメになる。




イルジメは盗んだところに一枝梅の絵をおいてくるのです。
一枝梅の花の色は紅梅です。
思い出の庭に咲いていたのは白と桃色の梅。
あの時、白が紅に染まりました。


幼いギョム(≒ヨン)はなぜ梅が好きかと父に聞かれ・・・
「梅は桜のように派手すぎず、
梨のように物悲しくありません。
梅のさりげない格調高さが好きなのです」

と答えました。高貴ですね。


まずは主役のイ・ジュンギ君。ギョム→ヨン→イルジメを演じました。
アクションシーンが美しい。走り方もとっても綺麗。
ほとんど代役なしだったそうです。


後半、ジュンギくんはかすれ声でした。体調を崩したんですが
撮影スケジュールはハードで休むことはできませんでした。





私は寂しげな眼差しのシフが好き

イルジメのライバルで、庶子だったために虐げられ、
心を閉ざして生きるシフ。
なんと名前も同じパク・シフssiが演じました。




セドル(イ・ムンシクssi)は、
血のつながらないチャドルとヨンの二人の息子をを育てました。
でも、実の息子ケットンを育てることができなかったのが残念ですね。



セドルとヨンのシーンはとても温かい。
セドルのヨンを想う深い愛情に涙しました。

『フライダディ』でジュンギ君とムンシクssiは
共演しているので、息もぴったりです。

ムンシクssiは『イルジメ』の役作りのため
自分の前歯を抜くという凄まじい役者魂を見せました。


ウンチェはなぜヨンを見てイルジメだと気付かないんでしょうか?
ヨンの目は特徴ある目だし、髪型だって一緒なのに・・・

ウンチェ役のハン・ヒョジュさんは時代劇初挑戦でしたが
落ち着きと品のある雰囲気を出していました。




ヨンを一途に想うボンスン(イ・ヨンアさん)は、
ヨンと楽しいコンビをみせてくれました。




最後、王が大きくかかわってきます。
この王は第十五代光海君(クァンヘグン)をクーデターで倒して
王位に就いた第十六代仁祖(インジョ)をモデルとされています。
自分もいつか同じように誰かに倒されるのではないかと疑って、
多くの人を処刑したことでも知られています。




最後までずっとせつないドラマでした。
悲しい場面も多くて見ることがつらい場面も
いっぱいありました。

でも、なぜか心温まるんです。
イルジメに出ていた人たちの
ほとんどがみんな自分のことより、
他人のことを思いやったからかも
しれませんね。

様々な親子、家族の情愛がいっぱいのドラマでした。


何回見ても新しい発見があるドラマです。
こことあそこがリンクしているとか。。
刀は活人剣で戦う相手を倒す時は素手で
最初から最後までブレないことも。。


韓国でもイルジメの生死について、議論が分かれたので、
テレビ局が監督に聞いたところ、
「第一話を思い出してください」ということでした。
第一話のシーンを見るとヨンが 大きなお屋敷の屋根を走り、
イルジメしていました。やっぱり生きていたんですね

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