三月は深き紅の淵を 恩田陸著 2001年 ★★★☆☆
4部構成からなる「三月は深き紅の淵を」とゆう本を巡る、4部構成のはなし。
1部ごとにそれぞれ登場人物・設定が大きく異なっていて
まるで色んな形・材質の破片を見ているような、質感の違う話たちです。
恩田さんって無類の読書好きなんだな~ってのが行間からビシバシ伝わってくる!
本の内容に触れたいのだけど、未読の人に分かっちゃうと面白くないのが難しい所。
さら~っと書くと私の中では以下の感じでした
1部:掴まれOK
2部:おお!そっちに向かったか。とゆう意外性あり
3部:やや失速
4部:はじめだれるも途中からいきなり全速力で最後終了
第4部は「麦の海に沈む果実」とゆう恩田さんの本と関連があるみたい。
それにしても、むむう、なぜ。
恩田さんの本はそこそこ面白く読めるんだけど、残念ながらなぜか心に響いてこない
本が多いなあ~。登場人物への感情移入や惹きつけられる感じがたりないのかも?
恩田陸さん自身について興味がある人、
文章そのものの魅力について語るのが好きな本好きの人 にオススメです
でも…yuccooさんの言うとおり、なぜか読後物足りなさを感じます
展開は面白いんだけど、結末が「んんー…」な事が多いんですよね。
最近あんまり恩田本には手を出してないけど、『図書館の海』は
ちょっと読んでみたいかな。タイトルがいいですよね
そうなんです、たぶん結末にしっくりこないとゆうか
感情が沿わない感じが、どうもー 残念ながら。
『図書館の海』ですか。
ぐぐっときますね!行きたい。埋もれてみたい。
図書館大好きなんで、私も惹かれます~。
読まれたらぜひレビューしてくださいね☆