カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

「やれやれ^この人は救いがたいわ!」

2008-11-28 23:55:52 | 本本本
嵐が丘 エミリー・ブロンテ著 1847年 ★★★☆☆

私の中では漠然と「風と共に去りぬ」と同じ位置づけだったこの「嵐が丘」。
決定的な違いに気づいたのは大学生のとき。こちらは英文学史。。。ヨークシャーが舞台で
「風と~」はアメリカが舞台。南北戦争も絡んでいる激しい愛の物語です。

この古典名作を読んでいて思ったのは…いるいる!こーゆう人!!!
現代だと刑務所に入っちゃう犯罪を起こしそうな。。。倒錯気味なのです。
穏やかに愛することを望んでやまない私としては、こんなに激しく狂おしく
そう、まさしく狂ってしまうほどの愛情はちょっとコワイなぁ、とゆうのが正直な感想。

暗くて絶望的で残酷な人間の一面をじっくり見たい人、
環境が人間を育てそして激しい運命に巻き込まれてゆくのを味わいたい人におすすめです。


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